王たる者
王なる者。
1月3日昼。
「どうした?贅沢のし過ぎで腑抜けになったか?」
民衆が暴言吐くのは民の声で王が文句言うと民を軽んじていると?
「俺は焼き肉が食いたい。3500円使って良い?」
1円から監査入れろと言うなら使い道は公表しようじゃん。
歳費4500万円に5万石もあれば一々許可などとっても意味ない。
でも監査入れて余分な金は国に返納しろと言われるのだ。
「駄目に決まってるだろう。牛丼なら50円もあれば」
「出前で注文する気か?王族はお高く止まってやがるなぁ」
王様が民衆の声に逆らうのか?
なら宮廷料理人の数減らそうじゃんと思うズルアキラだ。
「俺がクビ?20年も王家の料理番を勤めてきた俺がクビ?」
国民が言ったのだ。
宮廷に料理人はいらないと。
逆恨みするようなら国民の望む通り料理人は懲戒解雇である。
「仕方ないだろう。民衆の声で自炊でいいじゃんと言われている」
「降格では駄目ですか?王室の料理を若手の部下に伝えたい」
国民に聞いてみるよ。
でも給料30%程度は覚悟しておいた方が良いよ。
「宮廷料理人など税金で食わせている」
「20人くらいで十分だろう」
どうにもならないので料理人の数を削減した。
部下の数も300人に削減し農夫も50人に抑える。
「料理屋開店して大儲けしてみせますよ。王室に牛を献上しよう」
喧嘩する訳にも行かないので有効的に別れたのだ。
ここで胡椒大帝国は天の火を大焼き肉帝国に撃ち込むと脅し。
多くの城を陥落させ大焼き肉帝国の首都を包囲した。
「胡椒大帝国に食料を売る国は経済封鎖の対象にするよ」
コレでパンストールとビダンとエメラルド国は日本に就いた。
「漁業で油獲って天ぷら油で車動かす」
「あの景気よくしたいのなら王室が宴会行えば良いんじゃ?」
「ああ?公式にパーティ行うたびにピンハネしてると言われるのに?」
みゆはゼルファー中田と相談して一汁三菜で炊き出しを行う。
「君達は何で路上生活を送ってるんだね?」
「就職できたとして莫大な借金の支払いを求められるんだよ」
「金が欲しいなら軍隊に徴用されないか?荷物持ちに雇うぞ・・・」
「えっと?それ高校生=家あり=の一応旧王族の分家の娘でも?」
旧王族の一族が全員裕福と言う訳ではない。
「ユズリです。一応親の遺産6億円は相続してるんですけど」
後見人が生活費出してくれないのね。
「叔父さんは悪くないですよ。ユズリはズル王に忠誠を誓います」
「私アルミ缶の横流しのバイトしてるんです。配下に缶集めさせて」
「合法なのか?」
「税金6千万円分も儲けていますよ」
昴とユズリはこの時叔父には後見人を引退して頂く事で合意した。
「いや良いけど未成年の財産管理は叔父の仕事だ」
最初から増えた分の8割は俺の物にして良い約束だったし。
「増えた分の1割で土地=地価の上昇で今売れば2億円=成金」
お前にも月200万円渡しているだろう?
「いや。叔父さんも姪の財産管理するほど暇じゃないでしょ?」
「いや。儲けの8割貰えればこんな美味しい仕事ないけどな」
「ホント?王族は皆税金で暮らしてると信じてる人多い」
昴ちゃん。
「王室ブランドで勝負するな。でも歳費は使うなじゃ通らんのよ」
「子役とかどう?下着モデルならたまに小学生でも見かけるよ」
「あれAI生成に決まってると思うな。下着撮影なんて親が同意しない」
この鰊売って財力を身に着けよう。
「お願いです。今日の夕飯鰊しか無いんです。お恵みを」
ここで追い返すような人なら最初から話聞かずに警察に通報する。
「それ街中の人に同じこと言って集金する有名な手段だよな・・・」
「夜でATM使えないんですよ。投資してくれたらネットで儲けて」
「スマホ使える財力があるのなら投資で儲ける訳にいかんのかね?」
「勿論儲けてますよ。子供だけで宿屋に泊まれる訳無いでしょ」
「じゃあ何のためにうちに来るんだ?1万円やるからネカフェで」
コイツモーガン中の富裕層巡って集金に励む気なのだな。
首都移転で新たな首都にアーサーが選ばれ50万人、人がいる。
「お前素封家のユズリだよな?王家の親戚の?」
「お前王族の分家筋がこんな集金情けなくはないのか?」
「金が欲しいならお前4千万円の軍資金あるの知ってるんだぞ」
「お労しや国王陛下」
突然昴が集まってきた住民に説明しだすのだ。
「知ってるぞ。王でありながら50円の牛丼も自由に食えない」
公務員の給料庶民並にと言うなら庶民の食う金額分は自由に出来る筈。
でも王様ってパン1個買っても税金の無駄だと言われるんだ。
牛丼食えば護衛に金がかかるだの他の客に迷惑だなど言われるんだ。
「王に人権はないのか?王は見栄と商取引上の都合で贅沢は必須だ」
何度も言ってるが贅沢も出来ない国だと。
贅沢も出来ないほど貧乏なのか?
支払いが心配だから取引できんとなるんだよねぇ。
弱小の中小企業って支払い渋られるか条件悪くされるか。
交渉術だろうが企業と顔役は最低限の生活を不況だと要求される。
不景気だけど傘下の企業の利益を優先する企業って少ない。
だって傘下が儲かるなら本部が潤うのが普通だし本社が儲からんと。
傘下から搾り取らないと会社ごとぶっ潰れる。
「王の馬を税金の無駄だと言う国民はいるが種付け料で大儲け」
馬券買おう。
勝馬投票券を買い全財産の30億を配当1.1倍に賭けたのだ。
「資産が51億になった。部下共。ボーナスだ。10億好きにしろ」
信条ミコト。
「どうせイカサマで儲けているんだろう?」
アキラも答える。
「忖度はあったかも知れんが俺は聞いていない」
何だと?
俺のせいにするのか?
まあ競馬でイカサマは出来ないよ。
「国王に献金すれば王室牧場に格上げして馬の利権を手に入れる」
「王室が利権を追求されると困るんですけどねぇ」
「ではどうしろと言うんだ?式典やるには1億は必要なんだよ」
いるんだよ。
予算ケチるのに家に檜が使われないのかと聞く顧客。
値切られたら材料費減らすしかないのに。
建設業者の懐事情など客にとってはどうでもいい事らしいな。
式典に金かけたら税金の無駄だと言われるのである。
王たる者2の予定です。




