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王の資格

王の資格。

12月2日。

「ユキ姉。真の王がここでくたばって俺だけでどうしろと言うんだ?」

ヒロインが殺されることなど滅多に無いのだ。

ヒロインを死亡させれば男性ファンの支持を失う。

「そう言う問題?ズル王。賊は捕らえました」

間一髪で暗殺者の攻撃を回避したユキは倒れ込みアキラに抱えられて。

草薙の剣=実は誰にでも抜ける=を手に掛けたアキラはユキに。

お約束の一言を告げる。

「俺はユキのことが好きなんだよ・・・」

「え?相思相愛なの?アキラ君モテモテだねぇ」

見物に来ていた鈴鹿とエリカとみゆも冷笑を浮かべる。

「アキラ君にとっては政略結婚でも私の方は恋に恋する状態だよ」

名家や大金持ちって自由に結婚出来るにしても家格合う家でないと。

国民や王族は必ず結婚に反対する。

王が一般人と結婚するのは勝手だけどシンデレラ的に考えると。

庶民が=礼服用意できる人は来ても良い=来るの自由な婚活パーティ。

でも庶民と王族が結婚すると虐められるケースが多いから。

シンデレラは絶対に王族や貴族や使用人に虐められると思う。

「いや、誓って虐めん。王家の最後の希望ズル王の嫁候補だぞ」

虐めて自害でもされたら王室は崩壊だ。

そうなったら王に仕える我々部下はクビにされてしまう。

王族の使用人はブラック職場でも給料は良い筈である・・・。

でなければ誰が名誉だけで王族の部下になどなるか?

「6歳で自衛隊の5個師団=10万人=壊滅させたエリカ姉妹」

「何故世界最新鋭の自衛隊がたった2人の少女に敗れるのだぁ?」

まあ以来軍の狙撃斑に監視され周囲からも恐れられた姉妹。

この時コーヒーのお湯学園の特別生徒。

コーヒーのお湯学園は女子校にイメージだがアキラは入学していた。

この2人8歳の時=命知らずにも=声をかけて友達になった。

ガカコバスもこの交友関係を喜んだようで嫁候補にゲットされる。

日本は一夫一妻制だし姉妹2人とも嫁は無理なのだが姉は身を引き。

鈴鹿が未来の王后に内定したがこの時草薙の剣が光った。

剣に貼り付けた蛍光塗料を光らせて聖君の誕生をアピールする。

「抜けたぞ。聖王アキラバンザイ・・・」

誰が抜いても一緒なのに国民はチョロいなぁ。

「いや~。違法ギリギリの商売ならもっと儲かるんだけど」

「7兆円も儲けて何が不満なの?お弁当屋さんに大量注文しておいて」

儲けたら国民に還元するのが富裕層と公務員と王族の義務である。

持ってる者が使わないと経済回らないから富裕層から重税取り。

貧しい民に分配するか公務員の繁栄につぎ込むのが理想だが・・・。

搾り取りすぎると他国に逃亡するから税金は6割。

出来る限り富裕層優遇で逃げないようにしないといけない。

ユキヒョウの保護をするぞ。

趣味のパソコンで1兆円注ぎ込んで環境保護に財力を投じた。

「いや~。アイラさん。環境保護でドルコ・ニール南方の大ドルコ」

大ドルコ砂漠を緑化すれば300億石は食料を生産できる。

「良いけど魔法で砂漠の緑化できるよ。砂漠って雨季になると」

一斉に芽吹き数週間で花つけるらしいから魔法で水振らせれば・・・。

「OK。民を救うのが王家の義務だからね」

それで利益を出し国民に気付かれにように資材に流用する。

環境保護に投資した株が値上がりしたのでネットで売り買い。

差額を稼いで30兆円手に入れたが国民は知らない。

「牛丼屋で昼飯食おう。みゆさんには護衛を命ずる」

王子が民間の牛丼屋に食べに来たら護衛を怖がり一般客に迷惑だと。

言ってた奴がいたが護衛など4名くらいだと思う。

公私共に護衛して要人とも会うんだし怖い護衛は飯屋に同行しない。

お忍びならわざわざ身分を証す意味ないし誰も気付かないんじゃ。

「おっ。ズルアキラ様が仕事サボって飯食いに来てるぞ」

そう言うが出前で注文する訳にも行かないだろう?

「ユキ姉。良い胸してるなぁ」

とんでもないセクハラ発言だがユキは天誅で許してくれる。

「Cカップよ。殿方が異性の胸や尻に興味を持つのは普通の趣味だ」

私だってそれくらい分かっている。

大体エロいことは国策であり国民がピーな気分になって人口は増える。

それなのに失言で公職追放してこの国を少子化で滅ぼしたいんか?

「大体失言程度で公職追放してたら人材がいなくなるわ」

そう思うのだが聞かされる鈴鹿やみゆは物凄く残念な気分になる。

「アキラ君。忘れないでね。正妻は私よ。文句あるなら縁談なしよ」

そこに牛丼に野菜がやって来た。

「お前らも食え。それとも昼飯食べてきたのか?」

いやズル王の予定次第でどうなるか分からんからコンビニ飯食った。

「そう言うのマフィアの無理飯って言うんですぜ」

昔のマフィアは戦後の貧困で本人も飢えに苦しんだ経験あるらしく。

部下を飢えさせないようにとやたら奢ってくれたらしいんですよね。

でも飽食の今の日本では親分の心遣いが有難迷惑らしく。

取材に応じたマフィアの人が愚痴ってるのネットで見たことある。

「食いますよ。食える時に食わないと何時食えなくなるか分からん」

だったら文句言うんじゃねえ。

国王の奢りで飯食えるんだぞ。

食えないなら俺の失策だが食う気あるなら苦情は受け付けん。

「美味い。どうせ奢ってくれるなら餃子注文していいですか?」

コイツラ月給50万円も出してるのに牛丼定食に餃子だと・・・。

奢りで要求して良いのは一汁三菜までだ。

「日本のサラリーマンはお小遣い制なの知ってるでしょう?」

「俺らは8万円くらいです。これで交際費と食事代出すんですよ」

足代は会社負担だが昔はゴルフとかで出世争いをしていた。

接待ゴルフは名誉な事とされ良い道具を持てば仲間での地位も上がる。

でも奥様はこれを金のかかる趣味と理解する描写多かったよねぇ。

兎に角ゴルフは金がかかるから家族的には迷惑らしい。

仲間内での見栄の張り合いで優位に立ち出世の機会を伺う。

山内一豊の名馬に相当するのが昔のゴルフ用具であるのだが・・・。

お小遣い貯めて必死に家族と功名心のためゴルフに励んでいるのに。

「余計な金があるなら家計に上納をしろと言われちゃうんだよねぇ」

そんな訳で自由にできる金は少ないんだよ。

「命を消費する商売だが普通にダンジョン篭ったことあるから」

普通に1億円位の資産持ちの兵が殆だ。

西州60州に農地を保有しているのだが土地を奪えるのは国だけだ。

「まあ奢ってくれるの確定ならこんな愚痴は言わずに済むが」

国事に関することである以上仕方ないんだろうな。

「宅飲みでも良いぞ。王宮の食堂で宅飲みできるのかは知らんが」

「国王未成年でしょ?酒なんて飲んだらネットでブルボッコにされる」

取り敢えず飯食うがお会計に45000円。

兵士は狼のように食うから兵站が崩壊すると飢えるんだよね。

サバイバル訓練とかは行うが普段は3食食ってるのだ。

まあ軍人は=平時で=1日600グラムの配給とか決めたら。

兵が大量に離職するだろうし補給できないなら和平考えたほうが良い。

補給部隊を襲撃するのは常識だが補給部隊も武装化する。

武装補給部隊とパンストール軍がこの時補給ドローンを胡椒大帝国に。

送り込んだが胡椒大帝国の空母に鎮圧された。

水着の城の予定です。

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