魔導王黒徒歩員
魔導王黒徒歩員。
9月3日。
「黒徒歩員。お前を魔導王黒徒歩員に任命する。部下のバーディス」
「傭兵のオイスタール少尉です。俺等傭兵だから」
金さえくれれば誰にでも従うよ。
「でもグレート日本北部諸島大帝国と戦うなら即寝返るよ」
「OK。取り敢えずスパイス連邦ぶっ潰そうぜ」
アイツラ宗主国顔してムカつくんだよ。
黒徒歩員は個人的な理由でスパイス連邦が嫌いだった。
日本と胡椒石以外モデルの国はないがいきなり胡椒大帝国は侵攻。
神聖焼き肉帝国はゼルファー中田=みゆ=が土下座で命乞い・・・。
60兆円の賠償金で手打ちにすることに。
この60兆円はシンが支払うが神聖焼き肉帝国にとっては理不尽だ。
「理不尽だ。神聖焼き肉帝国は軍を鍛えてサンダーツを討つ」
「いや。胡椒大帝国に怒られるのを恐れている日本が領地奪還に」
力を貸してくれる訳無いだろう。
「神聖焼き肉帝国は滅びるんだよ。でもお前の命と純血は保証する」
当然日本が=正確にはみゆ一味が=匿ってることは直にバレる。
「日本は神聖焼き肉帝国のシン偽皇帝を引き渡せ」
などと言うのだが流石に15歳の女の子引き渡す訳に行かない。
可哀想ではないか。
まあサンダーツ的にそれは知ったことではない。
黒徒歩員はせっせとサンダーツを倒すべくパンストールに侵攻。
「パンストールを舐めるなぁ」
黒徒歩員軍3万はパンストールの城を30落とし首都ミリカを包囲。
「火魔法」
大魔王を見くびり倒した胡椒大帝国2世軍は包囲を解き城に籠もる。
下手に勝つとSC連合の理不尽な介入を招くのでワザと惨敗。
パンストールの部下は30万人くらいだしSC連合に介入されたら。
胡椒大帝国に勝ち目はないので日本に補給を頼むのだ。
「神聖焼き肉帝国の賠償金で銃を購入する」
全世界の胡椒国人よ。
祖国の栄光のために帰還して共に戦うのだ。
そして胡椒大帝国は人口1.2億に膨れ上がり500万の兵を確保。
「モサビー。魔王軍の脅威から守ってやってるんだ。技術くれ」
「良いよ。ランクCの戦闘機の操縦法教えてやる」
それでダンジョンに篭るが操縦訓練に使う石油はないのだ。
人工石油の研究は進んでいるが余程怪しげに見えるんか予算くれない。
まあ産油国敵に回すから人工石油は日本じゃ流行らない。
「天ぷら油で車走るけど戦闘機は駄目なのか?」
一応作ってみたけど制空権取らないと安心して使えないよ。
電気でマッハ超えは難しい。
「発電所の電力の5%は行けると思う。国中の廃油を集めろ」
ゼルファー中田が国の財産を傾けて作った太陽光発電所・・・。
「30%。残りは石油でエネルギーを得るしかないのだ」
原子力なんて危険なエネルギー、隕石爆破以外で使いたくない。
「ソーラーパネルなんて20年持てば良い方だし赤字でも・・・」
国内の電力を自給することが重要なのだ。
電気代は国がある程度国費で面倒見ないと危機の時困るのだ。
補助金出して光熱費の面倒見るのは国の義務である。
「グレート日本北部諸島大帝国の石油自給率は0ではないぞ」
ホンのちょびっとだが日本も石油取れるのだ。
黒徒歩員が電気でエネルギーを充電した調理器具と戦車を500両。
「最新技術をくれてやる。戦車だけな。電気戦車だ」
「良いのか?」
「どうせ技術を盗むのに5年はかかる。蜜柑の技術25億円でやる」
お前ら俺等がロイヤリティ支払うと思うのか?
貰った技術は俺らのもんだ。
それに日本に技術供与受けたと知られたらパクリとみなされ売れない。
「ロイヤリティは支払う気ないぞ。良いのか?」
「日本で売らない限り構わないと言っている。後継ぎいないらしいし」
スパイス連邦やブルトで売っても良いのか?
大アジア連合ヘルキングに日本蜜柑売ったら大儲けだぜ。
「病気対策の訓練しとくぞ。病気発生してからじゃ責任とれん」
「面倒臭いなぁ」
「病気になってから何とかしろでは業者にも政府にもどうにも出来ん」
国が蜜柑農家に命じて胡椒大帝国に派遣する訳にいかんのだ。
胡椒大帝国と日本季節は大体同じだから忙しくて救済に応じられん。
病気対策の専門家の役人を即座に派遣する訳にもいかん。
「気分的に日本に不良品掴まされたになるから一応考えておく」
こう言うんは理屈ではない。
日本から供与された技術で不手際が起これば日本に責任取れとなる。
事情を良く知らないせいか日本=悪と言う世論になりがちなのだ。
「その代わり反日勢力は抑えてくれ。政権交代の度に話し合う・・・」
幾ら約束しても政権交代で前任者の悪行を守る必要はない。
断わると植民地支配の反省が不十分だと胡椒大帝国に怒られるのだ。
目下のところ胡椒大帝国もスパイス連邦も神聖焼き肉帝国も。
敵に回す訳に行かないので頼まれれば武器売るのだ。
「ゼルファー中田に話をさせてくれ。胡椒大帝国に寄付して欲しい」
それで黒徒歩員はゼルファー中田=みゆ=と会い財政援助を求める。
「どうして君はビキニアーマー着てるのかね?」
「私の憑依主誘惑するためですよ。手出される心配もないし」
「憑依主に恋してるのか?」
「うん。流石にアキラ君の側室は無理でしょう?」
「恋人希望なのか」
「私14歳だから4年も待ったら鈴鹿さんと結婚してると思う」
あの人類の頭脳エリカが義姉になってくれるんだぞ。
縁談としてコレほど国益になる結婚があるもんかと思うのだ。
「いずれ日本も滅ぼしてやる。でも今は技術の発展だ」
「私はアキラ君も好きなんだよねぇ。未来の王様だよ・・・」
ユキは仕方ないとは思いながらもアキラが王になることに期待してる。
「みゆ。お茶用意するよ。仕事だと流石に王族にお茶くみはさせん」
みゆ一族に保護されてるユキとアキラはガカコバスを探してみた。
「いや~。見つかったか。兄と王妃様は責任取って退位するらしい」
部下がアキラの下に跪く。
「国王アキラ1世陛下」
全然責任取っていないが今表に出れば確実に暗殺されるのだ。
「太天国王がいよいよ退位か。いよいよズルアキラ様の天下だ」
「ふん。俺が国王の器でないのは分かっているからな」
ユキとアキラとどっちが国王になるのかね?
「いや~。アキラ君の子供跡継ぎにするか私がアキラ君の娘を生むか」
「本気か?あんなのの何処が良いんだ?」
親とも思えない冷たい反応だが国王にするために作った子供なのに。
教育間違えたら厄介払いしようと言うのか?
「アキラ君は頭は良くないけど叔父さんが王になるよりマシだよ」
「ユキ姉。そいつは酷えよ。俺だって王族なんだ」
「面倒だが国民に尽くすのは義務だ。作法や公務覚えられないから」
「摂政に代行してもらえると有り難いんだが」
歳費などいらん。
叔父さんの土地分けてもらえれば生活できる。
「みゆやユキから貰った3万石では満足できんのか?愚か者が」
欲に目がくらめば国民に偽王族と呼ばれるのが分からんのか?
「親父がそれ言うか?親父が豪邸建てたり姉が結婚したり・・・」
したせいで俺の悪事が悪目立ちするんだよ。
でもガカコバス一族の贅沢が悪目立ちしたの時期国王になってからだ。
王弟=何の権限もない=として溜まった不満が爆発したんだ。
何処の名家や社長や技術者でも跡継ぎは日本じゃ一般的に長男が継ぐ。
次男は後を継げないことが多いので自由に育てられる傾向にある。
昔は弟が副社長で兄が社長で兄亡き後は社長に慣れると。
信じてる設定が多かった。
社長は自分の息子=あるいは娘に=後継にしようとして弟がブチ切れ。
お家騒動に発展する話が多かった。
「王になるために生まれてきたお前に次男の苦労が分かってたまるか」
「俺は確かにズルアキラだ」
アキラは父親にミニカーを投げ付けて抗議したのだ。
ここで抗議しなければ俺は一生俺はズルアキラだ・・・。
「許さねぇ」
「何?」
「税金で贅沢する奴は親父でも絶対許さねえぞ」
親父の壁の予定です。




