登場人物紹介①
登場人物紹介① 第1話~第4話
蓮裏狭霧 (ハスウラ・サギリ)
この物語の主人公。「ヴァニタス」に変身する、人当たりの良い印象の青年。
伊佐戸菜々、菜月 (イサド・ナナ、ナツキ)
祖母から受け継いだ古書喫茶『ClamPon』を営む姉妹。
姉・ナナは調理師免許を持ち料理上手。食事目当ての常連客も多い。
妹・イツキは料理以外頼りない姉と対照的に、非常にませた性格。
鷹山廣、青葉繁 (タカヤマ・ヒロシ、アオバ・シゲル)
県警の刑事コンビ。生活安全課所属。
鷹山はベテランで愛妻家。
青葉は別の地域から転任して日が浅い。射撃の腕が良い。
葛西鳳梨 (カサイ・ホウリ)
第1話で登場した近接戦闘型の下級ヴィリディアン。パイナップル様に膨張させた両腕での殴打を得意としていたが、ヴァニタスの炎の前になすすべもなく倒された。
人間態の彼は自己主張の激しい青年だったようで、大仰な言い回しは自分を大きく見せようとする意識の現れ。職業は訪問販売の営業マン。
鳳梨の花言葉は『あなたは完璧です』。
御子柴連翹 (ミコシバ・レンギョウ)
ヴィリディアンの幹部。
連翹の花言葉は『希望の実現』。
四方木槇彦 (ヨモギ・マキヒコ)
ヴィリディアンの幹部。
神経質そうな、四十代前後の男。
警察や報道といった、人類の組織に強いコネクションを持つ一族の傍系。ヴィリディアンの存在が世に知られることが無いのは、彼ら一族の尽力に依る所が大きい。
ヨモギの花言葉は『静穏』。
瓜生薊 (ウリュウ・アザミ)
ヴィリディアンの幹部。
”三賢”唯一の女性。
薊の花言葉は『報復』。
峯曽夾丞 (ミネゾ・キョウスケ)
ヴィリディアン三賢の連絡役。五十代。
夾竹桃の花言葉は『用心』。
藤稔 (フジ・ミノル)
第2話で登場した中距離戦闘型の下級ヴィリディアン。葛西鳳梨の一件を調査するため、猫柳竹虎と組んで『ClamPon』を偵察した。両腕の房から葡萄様の弾丸を放つ攻撃を得意とする。間断無い攻撃で一旦は優勢になるが、氷の形態によって攻略される。
人間態の彼は理知的であったものの内心では葛西を見下しており、偵察も簡単な仕事と侮っていた。三十代、銀行員。
葡萄の花言葉は『陶酔』。
猫柳竹虎 (ネコヤナギ・タケトラ)
第2話で登場した遠距離戦闘型の下級ヴィリディアン。葛西鳳梨の一件を調査するため藤稔と組んで「ClamPon」を偵察した。バックアップに回っていたため、葛西や藤がヴァニタスによって倒されたことを、旧知の仲である峯曽に報告した。狙撃を得意としていたが、虫のフォームによって倒された。
人間態での職業はマタギ。
シダレヤナギの花言葉は『わが胸の悲しみ』。
猫柳蕗子 (ネコヤナギ・フキコ)
竹虎の妻。下級ヴィリディアン。故人。
山に籠りがちな竹虎と違い、生前はよく”街”の方へも出掛けていたようだ。伊佐戸姉妹の祖母、棗 (ナツメ)とは仲が良く、店の前にある公園の噴水周囲を花壇で飾り付けたのもこの人物。
蕗の花言葉は『公平』。
蟻ケ崎虹々(アリガサキ・ココ)
行方不明の女性。
ナツキとは”flaっと”上でのネットフレンドだった。