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俺の奥さん。  作者: モク
3/9

俺、霧雲 晴太は会社での疲れをとるために、急いで家に帰っている。


「ただいまー」

そう言いながら玄関を開ける、するとそこには、猫耳を付けた雨沙の姿があった。

「お帰りにゃ!」

猫の手をしながら、にゃんにゃんと両手を交互に上げ下げしている。

これはもう確定だ、今週のあの現象は猫、猫化だ。


「先にお風呂入ってきてほしいにゃ!」

そう言いながらリビングの方に歩いて行く雨沙。

そんな雨沙の後ろ姿を見ていると、尻尾が生えていた、再現度高いなー! そんな風に思いながら疲れを取るためにお風呂に入っていく。


お風呂から上がり、リビングに向かうと、いつも通り美味しそうなご飯が机に並んでいた。

床に座り雨沙が座るのを待っていると、台所の方から、雨沙が歩いてくる。

「今日はいつもよりも気持ちを込めて作ってみたにゃ! だからいつもより美味しいと思うはずにゃ!」

自身ありげに言いながら、俺の隣に座り込む、本当かー? そう思いながらご飯を口に運ぶ、口に入れた途端、何でかはわからないがいつもより美味しく感じられた。

「いつもより美味しい気がするよ雨沙」

理由も全くわかってないが、美味しい気がしたのは本当なので、気持ちを言ってみた。

「いつもと作り方は同じをはずにゃんだけど、まぁいいにゃ晴太が美味しいにゃら、理由なんてなんでもいいにゃ!」

そうだそうだ! 美味しければ理由なんてなんでもいいんだー! 心の中で叫びながら箸を進めた。


ご飯を食べ終わると、雨沙が立ち上がりソファの上に座りこっちきてと手招きをする。

また膝枕してくれのかな? そう考えながらソファの上に座ると。

「今回は膝枕しないにゃよ」

心の中を見透かされてる! 一瞬びっくりしたがまぁこんだけ長く一緒にいれば、見透かされても不思議じゃないよなそう思いながら、質問をする。

「じゃあ何してくれるの?」

「今日は私もうにゃにもしないにゃ!」

さっきの見透かされた時よりもびっくりしてしまい、思わず声を出してしまう。

「ええー! どっか体悪いの!? それとも精神的にきてるとか?」

今まで1度もこんなことはなかったので、大慌てになってしまった。

落ち着いたのを見計らって雨沙が喋り出す。

「違うにゃ、とりあえず座っててほしいにゃ」

座っててってさっきからずっと座ってるけどな、そんな風に考えながら慌ててた気持ちを、抑えていたら、自分の膝の上にトンと何かが乗っかった。

「今日は猫だから、私が晴太に甘えるにゃ!」

雨沙は笑顔で俺の膝に頭を乗せながらにゃんにゃんと言っている。

なるほどね、そういうことか納得いった、じゃあ猫を撫でるようにしたらいいだよな。

まず雨沙の頭を撫でながら。

「気持ちい? これであってるのかな?」

すると雨沙は本当の猫のように。

「気持ちいいにゃよ、もっと撫でてほしいにゃ!」

もっと? 猫って顎らへんも気持ちいいんだっけか?確証はなかったが、とりあえず雨沙の顎の下を撫でてみた、するとまたしても気持ちよさそうに。

「普段こんなとこ撫でられにゃいから、へんにゃ気分にゃ」

撫でてる本人でさえ変な感じなのだから、撫でられてる方はもっと変な気持ちだろう。

「もっと甘えたいにゃ、もっと撫でてほしいにゃ!」

もっと撫でる? うーんもっとってなると、雨沙の耳元で囁く。

「もっとってなるとここじゃなくて、寝室の方がいいかも」

言い終えて雨沙の顔を見ると、赤らめていた、照れていた。

なにこれ可愛い、逆に照れ臭くなってくる。

「寝室行く前ににあと1つだけ甘えさせてほしいにゃ」

照れ隠しなのか、照れが収まったのかはわからなかったが、雨沙が口に指をつけている行動で、あと1つの甘えはすぐにわかった。

俺の膝に頭をつけている雨沙の唇に、俺の唇を重ねた。

唇を離し2人で一緒に、寝室に向かった。



朝、雨沙が俺を起こす声が聞こえる。

「晴太早く起きて、遅刻しちゃうよ」

雨沙の声で目を覚まし、急いで支度をして玄関で挨拶をして、家を出る。

「行ってきまーす」

「行ってっらっしゃいにゃ」

あ、と雨沙も思ったのかすぐさま言い直す。

「行ってっらっしゃい!」

「うん行ってきます!」


こんにちはモクです。

ごめんなさいめちゃくちゃ更新遅れてしまいました、待ってる人がいるのかはわかりませんが一応謝っておきます(笑)

正直言いますと書くのに飽きてしまって更新が止まっていました。

なのでこれからもいつ飽きるかわかりませんがよろしくお願いします。

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