表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/22

出雲国風土記

雨の中、歩き続け家に着くと、俺はタオルを優奈に渡した。


「とりあえず、身体中拭いて。あと、リビングは濡れると親にバレるから俺の部屋だけど……良い?」


「どこでも良いよ。ここまでしてくれて、ありがとう」


「そんなかしこまった言い方しなくても」

恐らく今の俺の顔はまた赤くなっているのだろう。


「濡れた服はストーブとかで乾かそう。髪の毛はドライヤーで良いだろうし……」

俺はそう言いながら優奈の額に手を当てた。


「えっ……ゆき君?どうしたの?」

顔を赤くさせて恥ずかしそうに言う。


「大丈夫かな……。優奈、頭痛とか無い?熱有りそうだけど……」


「まぁ、頭痛はあるけど……大丈夫」


「ダメだ。ちゃんと休め」

俺は優奈の頭を優しく撫でた。


「う、うん」

優奈は小さく頷いた。


その後、身体を拭いて、髪の毛を乾かした優奈を俺はベッドで寝せた。


俺は極度の披露を感じた為、床で寝そべって寝た。


_____________________________________________________

不思議な夢を見た。


俺の姿は着物に大きな刀。VR……ではない。


何かと戦っているのか……?


俺の目の前には首が何個もある大蛇の死体……。


俺が倒したのか?俺は蛇嫌いだから戦うとか無料なんだけどな……。



「汝は見事、邪悪なる大蛇を仕留めた。汝の望み通り、妾が妃となろう」


優奈?何やってんだ?汝だの妃だの、妾だの、意味わかんねぇよ。


俺の体は自然と優奈らしき人物に近付き、唇を重ねる。


俺は顔が赤くなる感覚を味あわなかった。


キスなんて初めてだったから俺は戸惑ってしまうり



「姫!大蛇の尾から、このような剣が見つかりました!」


着物をきた人物が優奈らしき人物に剣を渡す。


「そなたは新しい剣を欲しておったな……。そなたにこの剣を授けよう。ついでと言ってはなんだが、私の身体も…」



_____________________________________________________

俺は不思議な夢から目覚め、自分の姿を確かめる。


着物も来ておらず、未だに濡れているジャージだ。


あの夢はなんだったんだ?そんな疑問を抱えつつも

俺は濡れている服がへばりつき、じめじめとしている体をさっぱりさせる為、シャワーを浴びようと一回に降りた。


_____________________________________________________

不思議な夢を見た。どうやら私はとある男性の櫛になっているようで、その男性は大きな蛇と戦っていた


水溜まりに映る男性の顔を見たとき、私は驚愕した


ゆき君?なんでこんな所に……。


_____________________________________________________

夢から覚めた私は自分が櫛ではないか確認した。


まだ少し湿っているが、ちゃんと、青い服に、青いスカート……。自分の姿を確認して私はゆき君の顔を確認しようとした。


途中でゆき君が床で寝始めた所までは、記憶がある

その後、なぜか安心して眠りについてしまった。


私はゆき君を探して、物音がした一階へ下りた。


ドライヤーの音が聞こえる部屋の扉を開けた。


そこには、上半身裸で髪の毛を乾かしているゆき君の姿があった。


「え、あっごめん……」

私は恥ずかしくて顔を真っ赤にしてしまう。


「いいよ。別に……。俺の体なんて見ても得は無ぇしな……」

そう言いながらもゆき君は顔を赤くする。


ゆき君は私の額に手を当てた。


私の顔はさらに赤くなる。


「もう熱無いみたいだな。もうそろそろ学校戻ろうか」

ゆき君は少し微笑んで言う。


そんなゆき君の体に、私は思い切って抱きついてみた。


「な、なんだよ……」

さすがの雪美もこの攻撃には照れを隠せない。


「ゆき君……。私、ゆき君のこと……好き。だから、これからもよろしくね」

少し冷えた細身で白い肌は、どこか頼りがたい。

だけど、何故か信用できる。


「あぁ。こちらこそよろしく。あと好きなかけ算の段……何?」


『へ?』

私は心の中でこのセリフの意図を本気で考える。

こんなセリフ、想定していなかった。恐らく、ノストラダムスでも、イルミナティカードでも、マヤ文明でも予言出来ないだろう。


「私は一番5の段が好きかな」

なぜか真面目に答えしまう。


「はは!やっぱり?俺も5の段が一番好きなんだ」


「何よそれ」

私は思いっきり声に出して笑ってしまう。ゆき君は

恋愛不器用なんだな~。


その後、私達は二人で一つの傘に入り、周りの目なんて気にせずに楽しく学校へ戻った。

1,5章4話をお読みくださりありがとうございます


<雑談コーナー>

いやいや、女子小学生の心情とか分かるかよ(笑)。

僕は一昨年まで小学6年生だったので、多少分かると思ったんですが、全然分かんねぇーよ(笑)。


一応伏線を仕掛けておいたんですが、難しすぎだろ(笑)。


新キャラじゃんじゃん追加しますが、雅が通う学校の生徒は、まとめを作るつもりなので、それをお待ち下さい!。


ご愛読ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ