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008 なんでこいつらばっかり2

 テイムした羊戦士を連れて、冒険者らしくモンスターを探す。この世界に来てからまだ羊戦士としか戦ってない。他のモンスターは一体何をしているんだ。


 そんなことを思いながら、さらに森の奥へ進みむとまた羊戦士に出くわした。この辺りにはこいつ等しかいないのか?三体出てきたよ。ロングソード、槍、弓を持っている。


 すぐに攻撃命令をテイムしている羊戦士に出す。同族に対しても命令は有効だが、なんだか様子がおかしい。メェメェと何かコミュニケーションをとっている。


 三体のうちの一体が問いかける。


『どうした、俺たちは味方だぞ!』


『ちがうんだ、後ろの奴に命令されて体が言うことをきかない!』


 あらら、テイミングって意思までは束縛できないんだ。三体はこちらをキッと睨み付ける。


 テイムした羊戦士はトスットスットスッっと突進していくが、命令に抵抗しているのか動きが緩慢だ。使えないな。そう思って見ていると、槍を持った奴に短剣を弾き飛ばされ、二体がかりで押さえつけられる。


 モコモコと三体の羊戦士のおしくらまんじゅうだ。


 何やってんのこいつら?どれが敵かわかりにくいな。とりあえずHPが青色の奴めがけて万能バットを振り下ろす。


 敵の羊戦士の後頭部にヒットした。後頭部を踏み、押さえつけた。


「メェエエエン」


 そして。テイミング…一発でかかった。何となくコツがつかめてきたぞ。


 残りの二体もじりじりと後ずさりするが、万能バットで一回ずつ叩き、追撃をくらわしてからのテイミングを発動させる。簡単にかかった。


 四体とも万能バットで叩かれたところを不満そうにさすっていが、構わずに命令する。


「並べ」


「「「「メェ」」」」


「気をつけ」


 さすがにこれだけ並ぶと暑苦しい。


 戦力的にも使えないので、一旦町に戻ってペットショップでこいつらを売ることにした。


「装備品をだせ」


「「「「メェ」」」」


 それぞれの前にロングソードや盾、槍などが置かれる。あれ?盾なんか持っている奴いたの?


「おい、盾を持っていた奴、もう一度装備しろ」


「メェ」


 盾を背中に背負って、ロングソードを構えた。盾は背負うんかい!持ててないならいらないだろうが!


 見ていてだんだん腹が立ってきた。


「はずせ」


「メェ」


 全てアイテムボックスに回収する。逃げられても困るので、ロープで腕を前で括り付けて引っ張っていこうかと考えた。


 野営セットの中にあるロープを出し、一番手前いる奴に命令する。


「手を出せ」


 一体ずつの腕にロープで結び付けて。数珠つなぎにする。


 ロープを結びつける時に顔を近づけたが、野生ということもあり、かなり臭かった。こんなの本当に買い取ってくれるのだろうか?疑問に思いながらも、転移魔法を発動してガミンへ帰還した。


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