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願い事  作者: mami.co.
1/1

夢見たことが現実になった…

私は東京に引っ越した。



生まれてからずっと暮らしてた田舎を離れ…



都内のマンションの7階……




広いなぁ。いつもこんなに広い部屋に一人でいたのだろうか?




だから犬飼い始めたのかな??



隣の部屋にいるチワワを見に行くと、ウルウルとした目でこちらを見ている。






誰?と言わんばかりの目…



「私も今日からここに住むの。ヨロシクね!確か、名前なんだったっけ?」






『チーズ。』




後ろから突然声がかかる。



「そうだ!チーズ、ヨロシクね!」






後ろにいた彼はゲージを開けチーズを私へ差し出す。




「ちょっと震えてる(笑)」




『大丈夫だよ。すぐ慣れる。俺より一緒にいる時間長くなるから。』




「そうだね!」




『疲れたでしょ?食事して少し休みなよ?』



「そうだね。」










『来たばっかなのにケータリングでごめんな。』




「全然いいよ!それにこれ、すごいおいしい!」




彼は申し訳なさそうだが、私はおいしくてそんなの気にしてなかった。



これからいろんな事知ってくんだよなぁ。




不安もあるけど楽しみだな。それにしてもいつもこんなおいしいの食べてるのかなぁ。




「ケータリングはいつもここの?」




ケータリングの箱を指差して言った。





『だいたいここかなぁ。あんまり外出れないし。』







そう、彼はあんまり多く外に出歩かない。

出たくないわけではない。




「おいしいからいいけど、毎日だと飽きちゃわない?」






『正直、もう飽きたよ。』



「そっかぁ。」




『でもこれからはお前がいるからな。俺、料理苦手だし作ってくれたらうれしい。』




「・・・・」




『まぁ、お前も実家だったもんな。興味なかったらいいんだよ。』




「私、あんまりやったことないけど、作るよ!おいしいの作る!」




『おぅ!』




そんな会話をしながらごはんを食べ、少し休むことにした。







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