第三話 寮室と困惑
ほんとお久しぶりです……(;・ω・)
えと……頑張ります……
この学校の寮はとにかく広かった。一階はロビーと食堂、二階からは女子と男子に分かれて部屋が続いていく。しかも一人一部屋が与えられるのだ。そしてその部屋もとにかく広い。お風呂・トイレ・ミニキッチン付きで高級ホテル並みの広さがある、どう見ても一人で暮らすには広すぎる。
というわけでわたしは今、入口の前で固まっていた。
どどどどど、どうしよう!!なんでこんなに広いの!?実は二人部屋でした、とか?二人でも広いけどそのほうがまだ納得できる。
等と考えていると、ピーンポーンという電子音がなった。驚いて音の出所を探すと、入口の横にモニターがあった。それはは来客があることを知らせていた。
い、いんたーほん!?なんでインターホンがあるの?ノックで十分じゃん!!ここって高校の学生寮だよね?ね?これが都会だって言うの?でもでも、都会の学校にいった近所のお兄さんはノックが聞こえづらくて困るって愚痴ってたよ!?
頭が混乱して立ち尽くしていると、もう一度ピーンポーンとなった。わたしは我に返り、慌てて扉を勢いよく開けた。
「うわっと。あっぶなぁ。もう、いきなり開けないでよ!」
来客は比佐だった。急に開けたので扉にぶつかりそうになったらしく、少し怒っていた。
「ご、ごめん!慌ててたものだから。」
「まぁまだ慣れてないんだろうしいいよ。でも次からは気をつけるんだぞ?」
反省して謝ると、比佐は簡単に許してくれた。立ち話も何なので中に入ってもらう。
「どうぞ。まだ何にもしてないからお茶もだせないけど。」
「おじゃましまーす。いいよ、いいよそんなの。荷ほどきとか大変だろうと思って手伝いに来たんだ。迷惑だった?」
「とんでもない!比佐が来てくれなかったらずっと入口で固まってたかもしれないし。」
「え?なんで?」
比佐に首をかしげられてわたしは何だか恥ずかしくなってしまった。どうやら都会の人たちにとってこの部屋は普通のことらしい。
「え、えっと・・・・・広すぎてちょっと・・・ね?」
「ああ、まぁこの高校はいろいろと規格外だから。さすがは風羅ってかんじよ。科学技術が発展した今でも古き良き学校ってのが多いのに。」
「へ?そうなの?わたしてっきり都会はみんなそうなのかと・・・・。」
「あはははは。麗はホントに田舎の方から来たのね。」
ううぅ・・・・。笑われてしまった。しょうがないじゃない。平均年齢60歳ぐらいの小さな町だったんだから。山と川に囲まれた何もないところ。・・・・やっぱり自然が一番ね!!
「じゃ、さっさと片付けてしまいますか!!」
「うん。」
「終わったぁぁ!!」
「おつかれーお茶持って来たよ。」
「わーい!比佐、ホントありがとー!!」
二時間後、片付けその他もろもろの作業を終えたわたし達は食堂で遅いお昼ご飯を食べていた。
幸いご飯はいたって普通だった。これでご飯まで豪華だったら発狂していたかもしれない。というとまた笑われてしまった。
「そういえばさ、さっき廊下でクラスAクラスの人たちがきてたじゃん?あれってなんだったの?」
「え?ああ、なんかね、明日わたしと闘ってみたいって言われた。」
「ええええええ!?Aクラスと!?」
「うん。大宮先生が『ふざけるな!!』って怒ってたけど・・・・」
本当に闘うことになっちゃうのかな?
やめてほしーなぁ
明日のことで不安は残るけど、今日は疲れたし……もうなるようになれよね!!