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生徒会活動記録(仮)  作者: ミレイ(要塞)
9/19

8話

ギリ月曜日

学ばない人間ですいません

優が持ってきた書類 生徒会役員加入届

その書類の名前を聞いた瞬間、黒斗の頭の中には?が出てきた


「優先輩、それは、、、?」


「ん?加入届?一に言われてね」


優が説明をしようとした瞬間に一の声が遮る


「そ〜なんだよ〜麗君がおもてなしをしっかりとできなかったせいで黒斗君たちが入ってくれないんだよ〜」


「は?喧嘩を売っていらっしゃるのですか?」


「事実だろう?」


「は?」


「まぁまぁ、落ち着けよ二人とも」


秒で喧嘩を始めた二人を優が止める

その光景はさながらコンビ芸のよう。言ったら殺されそうだが


「まぁいいや、しょうがないな。」


その瞬間少しだが空気が変わる


「麗君」


「、、、はいはい」


「優」


「あいよ〜」


「突然ですまないね、大地君」


「あ、いえ大丈夫ですよ」


一が生徒会役員に声をかける

呼ばれた役員たちは一の座る会長席の脇に並び立つ


「隠れてないで出てこいよ柊」


「は〜〜い」


「待って、誰?」


突然呼ばれた見知らぬ人物の名前

そして会長席の裏から立ち上がる高身長の男


計四名

一の脇に立ち並ぶ


「さて、黒斗君」


「あ、はい」


「君には生徒会に入ってもらいたい。理由はなんでもいい、評定のためでもいいし、放課後にくつろぐためでもいい、飲み物が飲めるからって理由でもいい。もちろん大変高潔な理由でも構わないよ。ただその場合、君だけが生徒会の中で浮くことになるけどね」


「なんで高潔な理由で入ったら浮くんすか」


「全員結構な邪な理由だからねぇ」


「えぇ、、、」


「そう引くんじゃない。だいたいそんなもんだろ人間なんてのは。僕は僕自身の価値と名誉の為に、麗君は、、、僕への執着かな」


「気持ちの悪い勘違いをしないでください」


「ひどいねぇ。優は僕が入ったからだろうし、大地君はなんできたの」


「なんか普通に貶された気がする」


「まぁそんなのはどうだっていいんだよ。こんな感じでどんな理由でもいい。最終的に学校にプラスになっていればね」


「そんなんでいいのかよ生徒会。ってか俺を誘った理由はあるって言ってたじゃ無いですか」


「嘘に決まってるだろう。そんなの。君が一年生の中で一番早く来ていた人物だったからで、そんな君を生徒会に入れたいと思ったから君が生徒会に来たくなるようなことを言ったまでだよ。その結果君が友人を連れて四人で来てくれたのも、ちょうど昨日のうちに飲み物がなくなって麗君のおもてなしに不備が出たのも、四人分の飲み物を大地君に頼んでいたのも、全て奇跡的に起こったことの連続だよ。そこまで予測できると思うかい?そんな未来予測は不可能だよ」


「ってことは綺麗にはめられたと?」


「そうなるかもしれないね。でも、理由としてはちょうどいいだろう?自分から入ろうとするのではなく、誰かのせいで巻き込まれて入ることになってしまった方が入りやすいし言い訳に最適だろ?」


一は真剣な顔をして話す


「僕は、一年生の中で一番やる気がありそうだと判断した君に声をかけ、君は僕の罠に嵌められた。天導くんも大空くんも佐藤くんも」


そして最後の一言として一が言う


「あと、今年の生徒会役員の一年生は四人までにしようと思ってるんだ」


その言葉を聞いた瞬間四人は、、、


「いやーたまたま声をかけた一年生が、友人を誘って今年の生徒会役員の一年生の人数とちょうどになるとはね」




「いや〜。奇跡ってあるんだねぇ。ほんと」

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