第15話
新年明けましておめでとうございます
年末だから休んでました。さーせん
「ということで、聞かせてくれ。月君、君の考えついた割れによる問題点をね」
「えっと、、、し、質の低下、なんじゃないか、と」
質の低下、その言葉の真意について考えるまでもなく答え合わせは行われた
「…正解だよ。素晴らしいね、麗君説明を」
「はい、割れによって起こること、それは入学試験がその意味をほぼ成さず、学校側の求めている学習能力のレベルに達していない生徒が入ることにより生徒全体の質の低下を引き起こす可能性、さらに言うなら、生徒の質の低下によりさらに生徒が集まりづらくなると言う可能性も考えられます」
「問題がたくさんだろう?この問題の解決には相当な努力が必要だ。なんてったって知らぬうちになくなっていった我が校への信頼を取り戻さないといけないんだから。」
「信頼?」
「あぁ、信頼だ。信頼というよりも人気の方が生徒の目線からすればわかりやすいかもしれんな。」
「人気ないんですか?この高校。」
「いえ、数年前までは全くそんなこともなく、文化祭などの学校外の人間を招く行事では数千人規模となるほどだったそうです。まぁ私たち三年生もその当時この高校にいたわけではないんですが」
「僕たちが入る前の都市の生徒会長が随分と人気者だったようでね、生徒会長の人気だけで生徒が集まるレベルの所謂“カリスマ”だったらしい。ばくたちの先輩によるとその生徒会長は他者と比べて圧倒的なルックス、全国トップクラスの学力、自身の所属する部活では全国に進む実力を持ち合わせ、性格もとてもいいときた、まさしく完璧超人。そりゃまぁ人も集まるってものだね。」
「本当にそんな人いたんですか?先輩。」
「いましたよ。私はあの人の連絡先持ってますし。」
「え、麗君いつの間にそんなの手に入れてたの?」
「いい人ですよ。話してみると案外楽しい人で、お茶会楽しかったです。」
「え、そんなのも行ってたの?ずるい、行きたい」
「ダメですよ。歴代生徒会女性役員のお茶会ですから」
「えぇ〜、僕も前の会長とか副会長誘ってお茶会行こうかな」
「あの人たちは来ないでしょう、あんな人達」
「君は彼らが嫌いだね〜。さて、話を戻そう」
一が席をたち演説でもするかのような声色で話し始める
「今のうちの高校にはそのレベルのカリスマは存在しない。残念なことにね」
「そこは「僕が今のカリスマさ」っていうもんかと」
「印象悪いなぁ僕。まぁそれは置いといて、カリスマがいないなら別のことで人を集める他無い。」
「なんですか?」
「イベント、だよ。」
「イベント?」
「そう、ここ数年で縮小していった行事の規模の拡大、いや、復活という言い方が適切かな?」
今週からはがんばります




