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詩(漢堂朔夜名義)

出来ることなら飛んでしまいたい

作者: 漢堂朔夜

一日はいつも崖っぷち。


朝起きて、外に出て、金のために体を動かし、そして怒られる。


気が付けば日も暮れ、小さい画面に依存し、次の朝になる。


なんて非生産的なんだ、これではまるで、死ぬために生きているようなものじゃないか。


……出来ることなら飛んでしまいたいな。


もしも飛ぶことができたら、何かを生み出せなくても怒られない。


小さい画面よりも大きい景色が見れる。


空から見た朝日は、きっと輝いていて、私を明るく照らしてくれるだろう。


翼が生える日はいつだろうか? 私はじっと待っている。


……待っていても仕方が無いのかな?


そうだ、飛んでしまおうか。


この広い宇宙に、広大な空に向かって。


さぁ、ジャンプだ、今の私は何でもできそうだ。

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