出来ることなら飛んでしまいたい
一日はいつも崖っぷち。
朝起きて、外に出て、金のために体を動かし、そして怒られる。
気が付けば日も暮れ、小さい画面に依存し、次の朝になる。
なんて非生産的なんだ、これではまるで、死ぬために生きているようなものじゃないか。
……出来ることなら飛んでしまいたいな。
もしも飛ぶことができたら、何かを生み出せなくても怒られない。
小さい画面よりも大きい景色が見れる。
空から見た朝日は、きっと輝いていて、私を明るく照らしてくれるだろう。
翼が生える日はいつだろうか? 私はじっと待っている。
……待っていても仕方が無いのかな?
そうだ、飛んでしまおうか。
この広い宇宙に、広大な空に向かって。
さぁ、ジャンプだ、今の私は何でもできそうだ。




