snowの殺意
メインヒロインはネトゲ組ですかね?
その後、俺は香苗の家に香苗と向かっていた
突き飛ばした詫びに料理を買ってくれてそれを一緒に食べるのだ
向かう途中、また委員長に会った、
「あら?2度目ね、もしかしてストーカー?」
「違うわ!」
「あら?違うのね、ところでその方は?」
「草笛香苗、俺の友人だ」
「ゆ、ゆうじ……はい、友人の草笛香苗だ」
香苗は戸惑いながら答えた
そのあと軽く雑談して香苗の家に着いた、
そして、買って来た料理を机に並べて食べ出した
食べてる際、香苗がパソコンを出して、あのゲームを開く、
[snow]ねぇ!!マヨ!大丈夫!?
ものすごい剣幕でチャットをして来ていた。
[フルート]マヨが来ないねぇ
フルートは知っててふざけたチャットを送った。
[red]まさか怪物に喰われたとか〜?
redは真相も知らずふざけだした
[フルート]そういや私も怪物見に行ったんだけどさ〜
[red]どうだった!?
redが食いついた
[フルート]めちゃくちゃ化け物だった!
[snow]それで誰か食べられてたの?
[フルート]食べられちゃいないけど最前列の方にマヨらしき人物がいたぜ、
[red]どうだった?マヨ、イケメンだった?
redが面食いで有ることがわかった
[フルート]まぁそれなりにな
[snow]良いなぁ羨ましい……私も見に行けば良かった
[フルート]あいつと話したがあいつ家が目撃地からだいぶ遠いらしいぞ
[snow]話までしたの!?
因みにこれは嘘だ、大体1kmくらいしか離れていない、
[フルート]あと仲が良さそうな女子が居たなぁ
そう書き香苗は笑いながらパソコンの画面を閉じた。
料理を食べ終えて家に帰ろうとした時
パリーーン!!
窓が割れた音がした、割れた部屋を開けるとそこにはテディベアのような頭に、蟹のような手そして四本有る足に腹に風穴の空いた怪物が居た、
俺は急いでドアを閉じ、香苗に呼びかけた、
「家に怪物が入って来た!!大事なもの持って逃げるよ!!
ドアの前に机などを置き、バリケードを作る、
「香苗!準備良い!?」
「大丈夫!」
俺は扉から手を離し、香苗と一緒に外に出た、
スマホで警察に電話し、そのまま走る、
「怪物がここに現れたので助けてください!」
そう言い直ぐに切った。確か場所が発信される機能もあったはずなので大丈夫だろう
「香苗?ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「なに?」
「住処どうすんの?」
走っていた香苗が止まった、
「どうしよう……」
「なんだったらウチ来る?」
「良いの?」
その後、うちに着いた、
「ほえーでっけぇなぁ」
「そうか?」
「しかも一戸建てって君ってまさか金持ち?」
「もういない親がな……」
「ああ、すまん」
「大丈夫だ、ほら、入れ、」
香苗が中に入った、
「あれ?中は意外と現代っぽいね、見た目からお屋敷っぽいと思ってたのに」
「これは元々親の発明品だからな」
「発明品?」
「あぁ、俺の親は発明家で元々祖父の持ってたこの家を巨大シェルターに改造したのがこの家なんだ」
「だから、地下にもスペースがあるのな」
「香苗は2階の空き部屋を1つ好きに使ってくれ、俺はまたゲームする、」
「じゃぁ私もゲームしよっと」
[マヨ]ただいまー
[snow]大丈夫!?怪我は無い?
[フルート]ところで重大な発表があるのだが
[snow]後にして!今はマヨと話してるから!
[red]フルート可哀想w
[フルート]私の家に怪物が現れた
[red]え?
[snow]それは本当?
[フルート]そして住処がなくなった
[red]あちゃー、でもこうやってチャットできるってことは?
[フルート]あぁ友人の家で住むことになった
[red]友人って酒友?
[フルート]違う、リア友だ、マヨって言うんだが……
[snow]それは本当?
なんださっきのそれは本当?より殺意がこもってる?
[マヨ]あぁ、本当だ
[snow]マヨ、さっきのフルートの発言といい、ちょっと聞きたいことがあるわ
用語解説<結婚>
マヨたちのやるゲームでは結婚でき、すると双方にバフがかかる、バフの内容は相方がダウンすると強化する、相方と一緒に戦闘するとパワーアップ、指輪系のドロップ率アップが付与される、
この時、マヨは基本snowと組むし、指輪系のアイテムで欲しいのがあり、結婚したそうな