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異世界を俺なりに楽しむ  作者: パーティーチキンカレー
始まりの森
16/34

あっと言う間に1年が過ぎました


 異世界[パミラ]へと転移してから約1年が過ぎた。

 今のステータスはいろいろと変わった。


================================================

鮫島一樹 19歳 男 人族 レベル21 


身長182㌢  体重79㌔  視力 右2,7 左2,9

握力 右87㌔ 左90㌔

50㍍4,2秒  走り幅跳び5,2㍍ 懸垂1分間61回

フルマラソン完走できる

足のサイズ28㌢

MP450

肺活量8000ml 



状態:正常

食欲:正常

職業:冒険者 レベル16

   薬師(見習い) レベル8



ユニークスキル:『引き換え券』

        『生活魔法EX』

        『鑑定EX』


コモンスキル:『魔力操作Lv3』『魔力感知Lv3』『棒術LV3』

       『投擲LV1』『刀剣術LV1』


職業スキル:『モンスター鑑定』『罠解除』『耐性強化』

     『索敵』『遠視』『アイテムBOX』


      『薬鑑定』『植物鑑定』『ポーション瓶生成』

      『濃縮』『抽出』『調薬』


________________________________________________


 身体能力も上がったし、職業もついた。職業スキルにはLVがないんだなぁと思った。

 拠点の森を散策したら村もあったし、盗賊もいた。

 ダンジョンは3階まで進んだ。


 これらのことを少し説明しようと思う。



☆★☆★☆★



 ある日、森のダンジョンでゴブリン狩りしていると上位種に遭遇した。名前は『ハイゴブリン』ゴブリンが少し強くなっただけの奴である。


 問題なく倒すと、壁にダンジョン入口と同じ黒い何かが現れた。


「ハイゴブリンは1階のボスだったと言うことか?ボスを倒したから2階に行く為の黒い何かが現れたと。ますますゲームだな。」


 冷静に状況の確認をしているが、すぐに黒い何かに触れて2階に進んだ。


「これで新しい階に進んだのか?」


 その疑問はすぐに解決した。新たなモンスターを発見したのである。これによりちゃんと別の階層に移動出来ていたことがわかった。


 発見したのは『水スライム』物理耐性LV1を持っていたが金属バットで問題なく倒せた。ドロップしたのは属性魔石だった。


====================================================

水魔石(MP 45/50)

:モンスターの体内で生成されたもの。

:内包されていた経験値は直接触れずに放置していると、徐々に抜けていき1日ほどで空になる。

:貯められるMPは生成したモンスターにより異なる。

____________________________________________________


 属性魔石を手に入れた。

 これは後々、実験してみることにしよう。



☆★☆★☆★

 


 別の日、ダンジョンを探索していると、レベルが10になった。すると、



ピロン♪

メインレベルが10に到達しましたので職業が開放されます。

メインレベルの半分を代償にし、第一職業を選択できます。



 脳内に響いた。


「おぉ!ゲーム的だったから職業はギルドで選択するものだと思っていたが、レベルだったか。」


 ステータスを開き、職業を押すと『剣士』『魔法使い』『鍛冶士』『冒険者』『大工』など沢山の種類があり、ほぼ(見習い)付きである。ゲーム脳で考えると、下位職業であることがわかる。


 そんな中に『賢者』の職業があった。飛び付きたいところだけど...何でだろ?凄く選びたくない。


 一樹は『冒険者』を選ぶことにした。無難であるのと同時に一人なら色々出来て便利そうだったからだ。


 本当ならば『魔法使い』になりたかったが、説明を見ると覚えられる魔法は1系統で、ランダム。1つしか使えないなら『生活魔法EX』で問題ない。


 『冒険者』には見習いが付いていなかった。やっぱいきなり実戦投入で見習いしてる暇もないってか?


 レベルが半分になるのでMPとアイテムBOXの入れられる数が減ると思ったがそんなことはなかった。寧ろ、レベルが再度6になるときも増えていた。


 職業を『冒険者』に選択すると職業スキルを覚えた。すると、スキルの知識が頭の中に流れてきた。元々知っていたかのように自然と。

 職業スキルにはレベルがない。筋トレと一緒で努力しても結果が分かりにくいが、地道な努力が必要になるようだ。



★☆★☆★☆



 季節が変わったころ、ダンジョンに籠もってレベル上げに力を注いでいると、レベルが20になった。するとまた、



ピロン♪

 メインレベルが20に到達しましたので、第二職業が開放されました。

 メインレベルの半分を代償にして、第二職業を選択出来ます。



 すぐにステータスを開いて第二職業を選択した。それは『薬師(見習い)』だった。


 第一職業選択後、暇な時にステータスをいじっていたら、選ばなかった職業の職業スキルを確認することができた。『薬師(見習い)』の職業スキルに『調薬』と『ポーション瓶作成』があった。ポーション作りにはこれが必要だ!!!と、ビビっときたね。


 ダンジョン探索を切り上げ、急いで拠点に戻る。

 安全を確保し、第二職業を選択した。第一職業の同じでスキルの知識が頭に流れてきた。流れてきた知識の中に『冒険者』と『薬師(見習い)』に大きな違いがあった。それは見習い中は使えないスキルがあること。

 『濃縮』『抽出』『調薬』は見習い期間中使えない。使えないが育てる必要がある。例えば、雑草を水につけて沸騰させる。沸騰すると段々と水分が抜けて濃い雑草汁が完成する。これを1度でも見習い中にやっていると、見習いが終わったときに『濃縮』を使うと同じ濃さまで一瞬でショートカットできる。

 なので、見習い期間を真剣にやらないとバカを見るわけだ。


 一樹は覚えた知識でポーション瓶を作った。良かった、問題なく試験管のようなものが出来た。これはガラス工房で練習する必要はないようだ。

 知識を生かし、試行錯誤の末なんとか『下級回復ポーション』など、数種類のポーションを作る事ができた。効果としては、『初級栄養ドリンク』と似たりよったりだった。中級以上の知識は貰えなかった。


 不思議なことがわかった。調薬に成功したポーションは、飲むと身体が光るということが。



☆★☆★☆★


 

 また、別の日には『索敵』に慣れるため森の中を走り回っていた。すると、モンスターではない感覚があった。近づいてみるとそこには村があった。まだ人と接する勇気がないので、隠れたまま門番に『鑑定EX』をかけた。


=================================================

レオン 42歳 男 エルフ レベル32


職業:森の守り手 レベル24

   狩人 レベル14


MP:970 STR:122 VIT:136 AGI:420

INT:691 MIND:552 DEX:430 LUK:39

________________________________________________


 初めての人里だったり、ファンタジーの定番であるエルフを見ることができた喜びよりも、まず言いたい。


 (なぜステータスの表示の仕方がそれなんだ?ズルいぞ!!俺もそれが良かった!!!)


 一樹は呪怨めいた思考のまま拠点へと戻った。

 そこは拠点から直線で10㌔以上の距離がある場所だった。

 


☆★☆★☆★



 5日前にも『索敵』の練習で川の向こう側に行ってみた。すると、人と洞穴を発見した。

 洞穴の入口には2人の男がいて、洞穴の中には5人の反応があった。

 1人に『鑑定EX』をかけると…


=======================================

バジマ 32歳 男 人族 レベル21


職業:盗賊(固定) レベル16


MP:203 STR:368 VIT:267 AGI:411

INT:116 MIND:362 DEX:130 LUK:11


(賞罰:強盗、強姦、殺人)


_______________________________________


「括弧書きで固定と賞罰か…普通の鑑定では見えないのかもしれないな。それにしても、盗賊で殺人か…」


 いつかは出会うと思ってはいた。俺の知識も入った世界だ。テンプレだ。


「でも、どうせなら襲われた馬車を助けるとお姫様でした。って、テンプレを体験したかったな。その後面倒くさそうだから、実際は嫌だけどな。」


 ひねくれ者の一樹は隠れて(スキル磨きのために)様子を見ることにした。


 2日間バレないように様子を見ていてわかったのは、6人が盗賊で第二職業は持っていなく、レベルが20代であること。


 ボスらしき男はレベルが30代後半で職業が殺人鬼になっていた。殺人鬼って職業なのか?とツッコミたいところではあったが、異世界だし…で、納得した。


「犯罪を犯すと、職業が変わる。もしくは、変えられるのかもしれないな。」


 様子見をした結果、こいつらを生かしておくことはできないと判断した。なんか弱そうだし。

 人を殺すことに忌避感はあるが、村や町で生活しない以上、いつかはやらなくてはいけないときがあるとわかってはいたのだ。


 明日の朝、やつらを殺ることに決めた。


 夜明け頃に見張りが一人になった。それに合わせてドリルボールを出した。



     今から人を殺す。



 身体が震える。深呼吸し気持ちを落ち着け、気合いをいれた。

 

 ドリルボールのスイッチを入れ投球した。すると、吸い込まれるように見張りをしていた盗賊の胸に当たり穴を空けた。声をあげることもなく死んだ。


 一樹は投球するとすぐに走り出していた。もしボールが外れたらすぐに殺さなければならない。7対1など絶対に勝てない。この見張りを殺せるかが生死をわけるのだ。


 ドリルボールがえぐる音で盗賊達が外の異変に気付いたらしく、洞穴の中が騒がしくなってきた。

 一樹は急いで準備していたものを取り出した。それは『黒きGを倒す煙を出す』あれだ。『引き換え券』で交換し、説明文を読むと【ドラゴンすら倒せる猛毒かも】となっていたので今回の作戦に採用したのだ。


 3つ取り出して、3つ共スイッチを入れ、洞穴に放り込んだ。そして、『そよ風』で煙を奥へと送った。最後に岩で入口を蓋して完成である。


 一様、見張りの死体をアイテムBOXに入れて、拠点へと戻った。


 次の日、岩をどけて『そよ風』を1時間程使い、換気した。


 盗賊の死体は全てアイテムBOX入れた。忌避感はあったが、仕方ない。いつかタイミングがあったら埋葬してやろうと思う。ちゃんと成仏して欲しい。(アイテムBOX の消去機能は使わないよ?ホントだよ?)


 盗賊達は大きな商隊でも襲ったのか、【お金、武器、防具、鉱石、宝石、酒、ポーション、食べ物、本、衣服、アクセサリー】を大量に保管、もしくは死体の傍に散乱していた。


 盗賊にもアイテムBOXがあり、死んだら中身が散らばるようだ。


 毒を使ったので酒とポーションと食べ物は廃棄することにしたが、残りは『清潔』を掛ければ使えると思い、全ていただいた。



☆☆★☆★


 

 これが昨日までの出来事である。


 なんか異世界に転生して性格変わったか?

 神様と会ったときにはスキルなんていらない、一人で屋台ができればいいんだ。と、思っていたが、今ではどうだ?レベル上げ、スキル上げ、ゴブリン倒して盗賊殺して……場所が変われば人は変わるもんだな。


 深夜、家の上に登り、神様達と飲んだ日本酒飲みながら、月に向かって語りかける。


「やっとかもしれませんが、人里に行ってみることにしました。ここで実験やダンジョン攻略をしてて、いいのかもしれませんが、少し人恋しくなりました。」


 そこに神様と大精霊がいるかのように語る。


「畑、ダンジョン、釣り、物作り。またまだやれることはありますが、ここを拠点とし、一歩前に進みます。俺は明日、いつもより遠くに遊び行って来ます!」



 月灯りの下、飲み疲れた一樹はそのまま眠りについた。なぜか月が陰ったことにも気付かずに。


 ここまで読んでいただきありがとうございます。

 宜しければ、評価の方よろしくお願いします。


 次回から章が変わります。

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