第9話 とうとうスライムの精霊さんが激おこプンプンまる
自宅ダンジョンの12階層を攻略中だ。
スライムは相変わらず出る。
スライムを金属バットで屠る。
何度倒した。何度も倒した。
スライムハンターの異名を取ってもいいかもしれない。
そして何度もスライムを倒した結果なのか。
なんか落ちた。
スライムの人形??
これはなんだろうと鑑定してしまった。
するとスライム精霊王の像と出た。
精霊王? なんだそれ偉いのか?
そして声が聞こえる。
「こらーーーーーーーーー!!! あんたはスライムを沢山倒すなんてなんてええ野郎だ!!! 私がお前に呪いをかけてやるからな!!!」
「なんだこいつ??」
「スライム精霊王様だぞーーーー!! お前はもうスライムの虜だ」
「あっそうじゃあ捨てるぞ」
「あふん捨てないでーーーーー!!」
「どうして呪いのアイテムだろ」
「違うの違う!! 勲章みたいなもんだよ」
確かに勲章のようだ。
スライム精霊王の像……説明スライムを沢山倒したものの所に舞い降りる像。スライムに対して2倍の攻撃力増、スライムから受けるダメージをかぎりなく低くする
とまあこんな加護? が得られる。
から勲章みたいなもんだな。
しかしこの精霊王とかいうスライムの精霊王はふわふわと俺の周りを飛んでいる女の子のような精霊王。
王なのになんかちっこいのはどうなんだろう?
「じゃあ大きくしてやるよ」
「で? お前は俺の仲間になるんか?」
「そうですね仲間なってやってもいいが……お菓子とかくれるなら」
「お菓子? そんなんでいいのか?」
「これとかどうだアルフォート」
「なにこれうむや~~~~~い」
虜になるスライム精霊王のスラミ、名前を付けたスラミでいいだろと。
「これからスラミと名乗るわ~~~」
そんな感じでスライムを狩る。
「支援魔法よ支援魔法よ」
「それでいいのかスラミ」
「スライム精霊王たる私が許可を出しているのだからいいのだよ」
「そんなもんかね~~~」
そうしてコボルトが出現する。
魔法で攻撃する。スラミも水魔法を使う。
コボルトは一瞬で倒される。
スラミはスライムを大量に引き寄せる。
「スライム津波~~~!!!」
なんだと……!? そんな都合の良い使い方が?
スラミはスライム精霊王である。だからなのかスライムを自在に呼び出せる。
ハイコボルトにアイ・タラントにシャドーがいる。
やばいいきなりかなりの強敵ばかりだ。
なんでここでモンスターのレベルがぐっと上がるんだ!?
「お困りのようですね……照樹さん」
「何かできるのか?」
「ビーストスライムを使役できます。ならば答えはこうです」
「アルフォート……とカントリーマアムで手をうとう」
「それはもちろん」
そうしてスラミの使役したビーストスライムでアイ・タラントを仕留めた。
シャドーは俺がファイヤボールで仕留める。
ハイコボルトが厄介だ。
だがスラミのスライム大行進で押し寄せるスライムの波でハイコボルトが動きを阻害された。
その間にウィンドカッターやファイヤボールで倒した。
そろそろ新しい魔法を覚えるか。
ええとファイヤアローはこうかな?
うんとそうだなこうだ!!
出来たファイヤアローは完成だ。
ウィンドボムはこうだな!!
出来た。完成だ。
とまあ魔法を色々と開発していると少しだけスラミが尊敬の目を向けてきた。
「魔法なんて沢山の魔導書を読んで何時間も何十時間も理論と練習を重ねてやっとできるものなのに……照樹さんあなたは天才ね」
「そうでもないよ」
そうして俺は自宅に帰ることにした。
だがこのスラミさんいつまでもついてくる。呪いの女の子らしい。
「これでも精霊王なんだからねーーー!!」
「うんまあそうだな精霊王なんですよね~」
俺は少し疲れたのでなんとか仮眠を取った。
そして午後から塚口ダンジョンに行く予定なのでそこで猫宮さんに相談しないといけない。




