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俺のレベルが常人では到達不可の領域にある件について ~全ユーザーレベル上限999の中俺だけレベル100億いった~  作者: 仮実谷 望


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第7話 猫宮さんはいつも情熱的

 俺は今猫宮さんと塚口ダンジョンに来ている。


 12階層を進んでいる。


「オッケーガンガンいくにゃぁ~~~!!」


「元気ですね猫宮さん」


「そりゃぁねえ? 元気だけが取り柄なのにゃぁ~~~!!!」


「そうですね」


「それよりスライムペーパーにそんな使い方があったんだって学会に発表したら儲けものにゃぁ」


 スライムペーパーの使い方を少しだけ猫宮さんに話した。


 緊急時のご飯になるのは良いところだ。水に溶かしてポーションになるのも教えた。


 溶かした紙にカレーライスと書いていて、カレーの絵を描いたスライムペーパーをさらにポーションに浸したらカレーライスになるのは本物の味にだ。


 そんな便利機能。


 ただ二枚使わないといけないから手間か。


 絵が上手くないとダメな点もある。ヘタクソだと味も不味い。


 そんなスライム族のスライムが一番有用だと言うことが判明した。


「私も絵が上手くなりたいにゃぁ~~~照樹~~~描いて描いて~~~にゃぁ!」


「ああ~~~わかりましたよオムライスの絵で良いか?」


「良いですにゃぁ~~~~~」


 そうしてダンジョンの安全地帯で絵を描く。


 そしてスライムペーパーにオムライスと書いて水に浸す。


 するとオムライス味のポーションにオムライスの絵を浸すとオムライスの絵が具現化する。


 なんとも不思議な現象だ。


 HP回復効果がある飯になる。


 食べるとオムライスの味がする最高だ。


 ダンジョンでオムライスを猫宮さんと一緒に食べている。


 あまりにも美味しいオムライス。猫宮さんと食べると美味しい。


 猫宮さんが情熱的に俺に語り掛けてくる。


「本当に美味しいにゃ、だからあげるはいあ~んにゃ」


「えっ猫宮さん」


 パクリと食べる俺。でも猫宮さんのくれるオムライスは美味しかった。


「美味しい?」


「うん」


「よかったにゃぁ! じゃあ元気出して行くにゃ!!」


 そうしてオムライスを食べ終えて、ダンジョン探索を再開する。


 12階層はそこそこ魔境だ。コボルトや巨大アリクイや一角ウサギや闇バットやゴブリンが徘徊する。そんな魔境を攻略しないといけない。


 スライムはどこの階層でも出てくる。倒すのが苦じゃない魔物だ。


 そんな感じで普通に倒しつつ進んでいた。


 時間停止を使い、コボルトを撲殺する。


 金属バットは年季が入ってきた。さらに強くなる武器。聞いたことがある。ダンジョンで使用され続けると武器が強くなるという伝説を。だからなのか同じ武器を使い続けたほうが効率が良いと。


 普通は強い武器が手に入ったら交換していったほうが良いと聞くがそうじゃない。


 年季の入った武器は強くなる。ダンジョン内部の魔素を吸って強くなるという。


 ただ科学的根拠のない話だから眉唾物だ。まあそれでもこの金属バットはお気に入りだ。


 黄金の金属バットだ。俺のお気に入り。強くなるために強い武器を使うのも良いだろう。


 最強への布石。もちろん強力な武器を使いたい。


 でも今のところ鉄の剣ぐらいだ。


 そしてなかなかにダンジョン攻略が進む。スライムを狩る。スライムペーパーまた落ちた。


 この塚口ダンジョンは30階層しかない。だからなのか初心者向けだ。猫宮さんはまだ初心者とは言えないが中級者ぐらいだろ。でもこのダンジョンにアタックしている。


 それだけダンジョンというものは舐めてはいけないものだ。


 それ以上のダンジョンもあるがまだ行くべきじゃないのだろう。


 猫宮さんが剣を振るう。


 猫のようにしなやかで俊敏な速さで敵を凌駕する。


 魔法も使う。身体能力上昇魔法【バスター】だ。攻撃力と敏捷性を1.2倍にする魔法だ。


 たった1.2倍でもかなりの上昇率だ。


「バスターにゃ」


 これで2回目のバスターだ。これで1.44倍。


 なお3回目もかけれる。


 つまり1.728倍になる。


 そして4回目のバスターもかけれる。約2倍になる上昇率は。


 猫宮さんは超越猫になる。


 しなやかに猫のように4足歩行になる。そのまま剣を捨てて爪を巨大化させて敵を抉る。


 そんな猫的戦い方を行う姿を目撃してしまった。


 うっかり上位種のコボルトエリートと遭遇してしまったからだ。かなりの強さのコボルトだ。


 だが猫宮さんの4回のバスターでなんとか事なきを得た。


 あまりにも強い猫宮さんは本当に美しかった。


 俺も頑張ったファイヤボールでコボルトエリートを焼いた。だが意外と魔法防御力が高く魔法が効きづらかった。


 だからなのか物理攻撃で仕留めたかった。


 猫宮さんとの協力でコボルトエリートの牙城は落とした。


 そしてコボルトエリートを倒したらドロップ品がコボルトエリートの鎧が落ちた。


 これは高く売れるそうだ。一つ5万ほどでだ。なかなかのものらしい。


 そうして13階層まで歩を進めた。


 帰還ゲートが開いていたので帰ってきた。


 ダンジョンは便利だ。でもいつもあるわけじゃないから探さないといけない。


 本日も無事に帰還できた。猫宮さんに感謝だな。


 明日は午前中は自宅ダンジョンで攻略して、午後は猫宮さんと一緒に塚口ダンジョンを攻略の予定だ。


 そんな感じで一緒に晩御飯を食べた猫宮さんと。


「なんで回転寿司にゃ?」


「魚とか好きでしょ猫宮さんは」


「もちろん好きにゃ、魚は美味いにゃ」


 そうして猫宮さんは一人で30皿食うぐらいの大食漢だ。


 俺でも15皿くらいなのに。


 デザートもペロリ。プリンを食べていた。


「それで~~照樹っちはこれから強くなるっしょにゃぁ」


「そうかな? まあ強くはなりたいけど」


「戦闘技法とかは私を参考にしてにゃぁ」


「そうですね猫宮さんは強いから」


「お姉さんに任せなさいにゃ!」


 俺のほうが年上なのにお姉さんか……まあいいけど。


 そうして俺たちはさらなる高みに昇るのであった。

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