第12話 エルフの探索者に出会う
今日は自宅の押し入れダンジョンを猫宮さんと攻略したかったんだが、用事があると言うことで午後に俺は猫宮さんと待ち合わせをしていた。
すると猫宮さんを見つけたが何やら不穏な動きが。3人組の男たちに囲まれている。
「かわい子ちゃん猫耳良いね! 俺たちとダンジョン入らない~~~ふぅーーーーー!!」
「良いじゃん良いじゃん入っちゃおうよ」
「そだよーーー良いよね猫ちゃん」
「いやよ。だって他の人と待ち合わせがあるから」
「そんな奴どうでもいいやろ? ねえ俺たちと入らない?」
猫宮さんが困っている。俺が行かないとでも足が震える。ここで男を見せないといけない。
男3人組とか大丈夫だろ。でもな~すると俺は声をかけようとした。
だがそこにエルフ耳の女性が立ちふさがり。
「帰れ!!!!! 私のニレイから離れろ……ゲスめ」
そうして男たちはどこかに行ってしまった。
「コマリありがとう」
「どういたしまして」
「ってあれ照樹っち見てたのに助けてくれなかった……いや助けようとしてくれたかにゃんありがとね」
「小さい」
「あっ?(怒)」
「あっそれコマリちゃんに言ったら殴られるやつね」
この小さいエルフ耳の少女は長里小毬というらしい。
コマリちゃんっと呼ぶらしい。
なお19歳で去年エルフに覚醒したらしい。
ようするに覚醒者だ。
種族進化した結果エルフで寿命とかも延びているらしい。
テロメアの値がとんでもないことになっているとか。
そんなエルフちゃんのコマリちゃんはロリだ。
可愛いなぁ~とジト目で見ると馬鹿にしたなという感じで睨み返してくる。
そんなコマリちゃんも可愛い。
「そういえば塚口ダンジョン今日この人と入ることになっているにゃん」
「ええ~~~このおっさんと」
「誰がおっさんだ」
「ええじゃあお兄さん?」
「そうだなまだお兄さんの気分だな」
「ふーんまあいいけどね」
そうしてコマリちゃんと猫宮さんと一緒に塚口ダンジョンに入ることに。
16階層からスタートだから良い感じだ。
オークが出る。
オークリベンジャーとかのちょっと上位種が出る。
だがかなり動きが激しい強い。
ファイヤボールにファイヤアローをぶつける。
ウィンドカッターで切り裂く。
猫宮さんは剣でキャットダンスを踊っている。
エルフのコマリちゃんは風魔法で敵を凌駕している。
「エルフリットアロー」
「コマリちゃん良いよ~~~」
「バカにしているだろ?」
「そんなことにゃいにゃぁ~~~コマリいつもの感じでいくにゃん」
「ニレイがそういうなら」
そうして3人で一緒に進む。
オークデストロイヤーが出現する。
またもや上位種だ。かなり厄介だ。
大剣を持っている。
振りかぶってくる。
俺は剣に持ち替えてつばぜり合いになる。
火炎剣を放った。魔法剣だ。どうやら成功したみたいだ。
なおレベルのほうは1500を突破したところだ。
なかなかに上がっている。
そうしてスラミもスライム大行進で敵をスライムの海に沈めている。
最初スラミを見るとコマリはスライム精霊王様と崇めていた。
エルフにとってスライム精霊王は間近なものらしい。
そして俺たちは17階層まで歩を伸ばした。
そこでダンジョンから外に出た。
打ち上げを開始した。
エルフなのに肉を喰らうコマリちゃん。
「だって私は後からエルフになったんだよ木の実しか食べないのは伝承だけ」
「そうだよな」
「私は魚が大好物にゃん」
「おっこのスペアリブ美味いよね」
居酒屋で酒を飲みスペアリブを喰らうエルフ。本当にロリエルフって感じ。
そうして一緒に仲良くなったところで記念写真。
「何かってに撮ってんだよ! 金取るぞ」
「じゃあ私が一緒に撮ってあげるにゃん」
「ニレイがそういうなら……」
「もしかしてコマリちゃんって……」
「ああ言うなよ! 絶対言うなよ!!」
「何がにゃぁ?」
「なんでもない!!!!!」
コマリちゃんって面白い娘だな~~~
そうして初日のパーティー結成はよくやった。
こんな日常が毎日続くのが本当に良いよな。
でも俺たちを悩ませる火種は起きようとしていた。
そんなきっかけの日が来ようとしていた。




