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作者: 惰眠

詩。

無垢な渇きと


無垢な水やり



世界はとうに小さくなって


自尊はいつしか大きくなった



無垢な渇きと


一途な水やり



それでも未だに芽は出ない


明日になったら実が出来てるのかな



青天井と思っていた


頭打ちのこの世界(ワールド)



目指した蒼に触れ得た時


目指した自分を見失う



名もなき平野に立ち尽くし


今度は地を掘ってみようか





無邪気な進歩と


無邪気な心願



理想はとうに現実となり


懸想は自分を搔き乱す



無理な理想と


知足安分



当然選ぶは自分のみ


明後日までに折衝案



無量無辺と思っていた


ブラックボックス引きこもり



外の光に触れたい時


中の温もりは捨て去る



道無き世界を二つに分かつ


あっち(・・・)側とこっち側





青天井と思っていた


上無きこのブラックボックス



届き得ぬと思っていた


光陰如箭と思っていた



この3つの至宝



眺めるだけのそれに触れた時


それは予想を超えてきた



名もなき僕が欲しい物


小さな僕が憧れたもの


手に入れたくて足掻くだけ


その手を伸ばせば


手に入るのに



時季を見失い


踊っているんだろうな





いつしか。

色々な思いを籠めて。

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