表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1000通りの計画  作者: Terran
【登場人物紹介】
32/99

◆登場人物紹介◆

[神暦(新暦): 1343/4/1時点]



――――――――――



【ファナリア家】


◆祖父

[ジェラルド・レア・ファナリア]♂

称号:【雷神】

・現王弟。魔導大公。雷神ジェラルド。

過去に五度の聖戦へと挑み、その全てで大勝利を収めた大英雄。

 基本的には公務も執務も大英雄としての顔も完璧にこなしているが、実際は家族や長年仕える家臣以外はあまり寄せ付けない。

 貴族と平民は別の人種として分けて考えているが、自らの民にはとても優しく、民からも信頼され慕われている。

 妻と娘と孫がとても大切。

 娘が亡くなり、孫があまりにも大切過ぎて、ごく限られた身内以外は会いに行けない陸の孤島で監禁に近い軟禁生活を送らせてしまう。

 そんなちょっと重めな家族愛に溢れた人物。



◆祖母

[プロシア・エル・ティト・ファナリア]♀

称号:【六花の賢女】

・セラフィーラ天王国の王女。世界十二賢者の一人。

 天空人(セレスティア)の王族と森人王族(ハイエルフ)との混血。大精霊術師。

 冷静沈着、頭脳明晰、理知的で気品に溢れた神秘的な美女。

 長寿族同士のハーフなためジェラルドと五歳しか違わないが外見年齢は人間族の20代前半くらいで、実際に種族的な年齢からしても相応に若い。

 魔術学院で教鞭を執る傍ら、娘のあまりにも規格外な化け物じみた才能を前に、教育の仕方を間違えていたのではないかと頭を悩ませていた。

 孫もまた、娘とは方向性の違う想定外の才能を見せ始めて、正直どうやって教育したものかと、やはり頭を悩ませている。



◆父

[ライドラス・エド・ファナリア]♂

称号:【星印】

・先王弟の家系の出で、ティアーナの夫。

 魔術大国エストバースで魔術師の頂点とも言える次期宮廷魔術師長筆頭候補。王国で最高の魔術師と称される腕前。

 学院生時代は首席で入学、総合成績では神子ティアーナを常に二番手にするほどの成績を修めてきた。

 勉強や訓練を妨害され続け、権力であわや退学という所までティアーナに追い詰められながらも、和解して次席で卒業した。

 散々酷い目に合わされながらも卒業パーティーで婚約を申し入れるという大どんでん返しを起こす。

 ガキ大将キャラの見せた素直な一面というギャップにやられた被害者。



◆実母(鬼籍)

[ティアーナ・エル・ティト・レア・ファナリア]♀

称号:【剣の女神】

・エストバース王国史上唯一の王家の血を引く神子。

 母譲りの王国の至宝と称される美貌と、人間族でありながら神子以上に強かった父譲りの圧倒的な才覚に、神子としての力が合わさり世界を震撼させた。

 死してなお毎年祭事が催されるほど国民に愛されている。

 参戦した聖戦は二度だけで、戦いぶりは誰も正確に目に出来てない事から、フワッとしたイメージで最強という噂くらいしか流れていない。

 民に見せる天使のような妖精の笑顔とは裏腹に、家族の前では天真爛漫で傍若無人かつ奇矯な性格で、唯我独尊を突っ走っていた。



◆義母

[オクタヴィア・リ・ファナリア]♀

・現王弟クラトスの娘でティアーナの従妹。

 第二夫人として嫁入りして、ライドラスとの間に三女一男を授かる。

 幼少の頃より従姉のティアーナを愛していた。

 ライドラスとティアーナの間に子供が授からず、大公家の後継者問題により兄王からの説得で第二夫人を迎えるにあたり、強烈なアプローチでティアーナの妻になると言ってねじ込んできた。

 兄王は言い間違えたんだろうと思ったが、クラトスは本気だと知っていたので訂正しなかった。



◆長女

[セシリア・リ・ファナリア]♀

・ファナリア家長女。

 わんぱくでパワータイプ。年子の姉妹ミルミアナといつも一緒。

 学院に入るまでは可愛い弟に構い(パワハラ)過ぎて悪気はないが物理的に追い詰めた。

 学院に入ってからはミストリア王女と組んで最強派閥【陽薔薇】を結成。

 以降は卒業まで『轟雷大公セシリア』として生徒達を物理的に追い詰めた。

 カタログスペックは最上級なのに、未だに縁談話が成立しない。



◆二女

[ミルミアナ・リ・ファナリア]♀

・ファナリア家二女。

 いたずら好きでおねだり上手。年子の姉妹セシリアといつも一緒。

 学院に入るまでは可愛い弟に構い(モラハラ)過ぎて悪気はあるが精神的に追い詰めた。

 学院に入ってからはミストリア王女と組んで最強派閥【陽薔薇】を結成。

 以降は卒業まで『氷爆大元帥ミルミアナ』として生徒達を精神的に追い詰めた。

 カタログスペックは最高級なのに、未だに縁談話が成立しない。



◆三女

[ドルセーラ・リ・ファナリア]♀

・ファナリア家三女。

 手のかかる姉二人と、唯一の男児である弟や特殊な妹に挟まれて存在感が薄い。

 自己評価が低くて事なかれ主義。姉弟の中で唯一婚約者を早々に決める。

 姉二人から不穏な空気を察すると弟を身代わりに差し出し、弟関連の面倒事が近寄ると相談するなら姉二人が適役と言って誘導した。

 お披露目会には妹を一緒に参加させれば負担が半減すると思って自ら提案。そんなドルセーラの悪足掻きとは全く違う思惑だった祖父母と両親が、その提案なら自分の意図に沿うのを察すると、それぞれ別々の理由で承諾した。



◆長男

[ジェイムート・リ・ファナリア]♂

・ファナリア家唯一の男児。笑顔一つで花が咲きそうな美少年。

 物心付く前より姉三人から種類の違うハラスメントで追い詰められて、年上の女性に苦手意識がある。

 毎年、身を案じてくれる内容の手紙を送ってくれる妹に心の救いを求めているフシがある。

 学院に入学したら身体の弱い同い年の妹を護れるようになるために、日夜勉学も武術も頑張っていた。

 がしかし、最近になって三人目の姉と妹が同時に入学するという話を聞かされて、ちょっと何言ってるのか分からなくなり、その後の従者の少年との訓練中に何の脈絡もなく目から雫が溢れた。



◆四女

[リヴィアゼア・エル・ティト・レア・ファナリア]♀

・ファナリア家末娘。主人公。

 呪いにより生まれつき身体が弱く、静かな領地に隔離して育てられる。

 幼くして母を喪ってから、世情から隔絶され、家族とは年に一度短時間しか会えず、友も無く、常に監視され、自由は与えられず、慢性的な体調不良と、苦い薬を与えられるだけの毎日を送っていた。

 誰が観ても不幸な虚弱体質な深窓の令嬢。

 がしかし、そんなダークサイドに落ちそうな境遇を全く意に介した様子もなく、ネガティブ要素皆無な割と明るい性格で、常に微笑みを絶やさない真面目で努力家なメンタルモンスターに育つ。

 趣味は芸術全般と実験と鍛錬と読書と、あと心霊手術を少し嗜んでいる。



◆義兄

[ギルバート・ファナリア]♂

二つ名:【暴食の魔術師】

・ファナリア家養子。ライドラスの内弟子。未婚。

 元は平民だが、後に子供の居なかったファナリア家の聖戦枠としてライドラスの養子となる。

 色々ダメなお兄さんだが、若き天才魔術師としてその筋では有名。

 主人公の家庭教師として魔術の授業を見るが、思ったよりポンコツ過ぎて、たまに使用人が観ててもどっちが教師なのか分からなくなる。

 二歳で魔術を行使したという神童で、二十代前半でS級冒険者に認定されるほどの実力者。

 どうやら希少級を含めて10以上のスキルを持つチート魔術師らしい。




――――――――――



【ファナリア家・家臣】


◇従騎士

[ベルギオン・マハ・カルミヌス]♂

二つ名:【鈍色】

・ジェラルドの側近。伯爵。

 若かりし頃はジェラルドと共に多くの冒険をして、聖戦にも付き従った歴戦の英傑。

 ただの側近としてジェラルドに仕え続けたかったが、本人の意思に反して功績を上げる結果となり偉くなり過ぎてしまった。

 ジェラルドの所領で領主代行を任されるまでになった現状を、信頼されることに喜んで良いものか、傍にいられないことを悲しむべきか、答えは出ていない。

 西方レアルヴィスタの貴族家出身。



◇執事長

[エスクラッド・モルカヴン]♂

二つ名:【ファントムレイド】

・ジェラルドの側近。子爵。

 ジェラルドやティアーナと共に聖戦にも参戦した。

 未成年の主人公に代わり、リンデノート領の領主窓口となって執務や雑務を行う。

 主人公の一挙手一投足をつぶさに観察して、ジェラルドとプロシアへ報告している。

 以前は成人するまでの娘の成長日誌を、現在は主人公の成長日誌を書きしたためており、夜中に時折読み返しては一人目頭を熱くしている。

 主人公からの指示で、アルトの師となり武術の稽古や執事教育を施す。

 西方レアルヴィスタの貴族家出身。



◇侍女長

[フランシスカ・モルカヴン]♀

二つ名:【フローズンピアッサー】

・ファナリア家の家臣。子爵夫人。

 ジェラルドやティアーナと共に聖戦にも参戦した。

 未成年の主人公の出来そうな範囲で、リンデノート領の領主業を日夜サポートする。

 分を弁えており、滅多に家族と会えない主人公を甘やかさず、必要以上に接することなく自分に懐かないように一定の距離を取っている。

 が、心配しまくって一定の距離から離れないので却って過保護になっている。

 主人公からの指示で、アルトの師となり隠形の稽古や侍女教育を施す。

 王室付き暗部出身。



◇侍女

[エスメラルダ・モルカヴン]♀

・ファナリア家の家臣。子爵令嬢。未婚。

 クリムワイエ魔術学院出身の武闘派令嬢。

 リヴィア付き戦闘侍女。エスクラッドとフランシスカの娘。

 正式な二つ名こそ無いが、A級冒険者複数人を一人で叩きのめしただの、自分より大きな魔獣を素手で絞め殺しただの、板金鎧を折り曲げただの、物騒な逸話が多い。

 生まれつき呼吸法と魔力制御が身に付いていて、細身からは想像もつかない身体能力を発揮する。



◇乳母

[アンネ]♀

・ファナリア家の家臣。主人公の乳母。

 代々侍女として仕えてきた一族出身なので扱いは準貴族相当。

 元ティアーナ付き侍女。



◇専属使用人

[ヒルデラーナ・ブリューナク]♀

・ファナリア家の家臣。騎士爵家二女。

 姉が初等学校に入学したのを期に、紹介を受けて専属戦闘侍女見習いとなる。

 主人公による実験的な英才教育を施されて、無理のない努力で届き得る最高品質の素体へと、徐々に成長させられていく。

 精鋭と天才に囲まれながら育ったことから、自分がいかに平凡かを理解していて、根気と粘り強さで平凡以下にならないように努力している。

 明るく前向きな性格で、何処へ行ってもすぐに友人ができる。英雄譚や冒険譚が大好物。

 直感が非常に優れていて、主人公が何かおかしいことにかなり早い段階で気が付いていた。



◇庭師

[エリック]♂

・ファナリア家の家臣。既婚者。

 ティアーナ付きとして聖戦を経験。土魔術師。

 主人公に指示されるがままに始めた農業に、最近はどっぷり嵌ってしまい自分なりに研究して、美味しい野菜作りの腕前を上達させている。



◇料理人

[トール]♂

・ファナリア家の家臣。既婚者。

 父の代からファナリア家の料理人として仕える。

 平民出身ながら大変教養の高い父トーヤから特殊な調理技術と、栄養学や食育の概念を教わっている。

 様々な形状の包丁や鍋を持っている。



◇従者

[アルト]♀

・主人公と同い年の従者。

 豹人族混血という事にしてるが多様な複合混血で、正確な血統配分は不明なので本来は雑種扱い。

 黒毛で末端だけ脱色気味の銀。猫系にしてはやや大きいツンとした耳と、長めの毛並みのシュッとした尻尾を持つ。

 地頭が良く、なんやかんやで主人公の従者になる。

 主人公に出会う前から、十歳で中級精霊術を修得したり、ローグやスカウトの初歩的な技術を持っていたり、独学ながら一週間で初級魔術を複数習得したり、フリーで他の浮浪児を食わせてやれるだけの余力があったりと超ハイスペック。

 ギルバートのポンコツ授業でもサクサク魔術を習得してしまう。

 主人公に拾われなくても間違いなく実力で成り上がれたであろう。




――――――――――



【親しい関係者】


◇主治医

[デイビッド]♂

・リヴィアの主治医療術師。

 虚弱体質なリヴィアの健康管理のために雇用された一流の医師。家族と共にリンデノートへと移住した。

 主人公の負った呪いと体調不良の原因が不明であるため治療出来ず、やむを得ずプラシーボ効果を狙って効く気がするだけの苦い栄養剤を与えている。

 何度診察してもさっぱり不明だが、少しずつ体調不良が改善されているらしいので、善かれと思って更にとびきり苦い栄養剤を用意するようになっていった。

 そうして弛まぬ進化を続けた現在の栄養剤は、主人公以外が口にしたら即効で吐き出すか、飲めば泡を吹くレベルの味をしている。



◇大公派伯爵家当主

[アルバート・ディルムン]♂

・ディルムン伯爵家当主。神子ティアーナの信奉者。

 王国でも十指に入る大商会である、アルバート商会の会長。

 健康的でふくよかな体型をしていて、華奢で健康から縁遠い主人公はその秘訣に興味津々。

 太れないのは呪いと遺伝的な要因なのは解っていても、アルバート商会から食品類を仕入れるように指示をせずにはいられなかった。 



◇伯爵令嬢

[フィアナ・ディルムン]♀

・ディルムン伯爵令嬢。アルバートの娘。

 他国の作法から、歌唱、演奏、ダンス、芸事に精通する才女。

 ふくよかだがキビキビ動ける健康体で、密かに主人公の理想とするMs.健康優良令嬢に認定された。

 心の声でも先生と呼ぶほど慕っている。

 商会の繋がりから話題も豊富で、気が利いて、明るく健康的で、出された料理を美味しそうによく食べるフィアナは、社交界でも老若男女問わず大変人気である。




――――――――――



【エストバース王家】


◇王太子妃

[ルビリア・ファル・エストバース]♀

称号:【俊迅】 二つ名:【トランスポーター】

・王太子妃。旧貴族系ファルシアン侯爵令嬢。

 元王国外交官、超エリートキャリアウーマンで、現在は聖戦の王家枠を担当する大英雄。

 燃えるような真紅の髪と煌めくエメラルドグリーンの瞳というエストバース王族のカラーを持ち、いつも大胆な衣装に身を包むアグレッシヴな美女。

 超長距離の高速移動を可能にする固有魔術を駆使して大陸中を飛び回り、各地で公務や交渉を担当し、王国の繁栄のために尽力する。

 次代の王妃になるだけに満足しない野心家で、娘と息子達を有力者の子女との縁談をまとめようと画策するも、何故か上手くいかない。



◇王女(王太子長女)

[ミストリア・ファル・エストバース]♀

・エストバース王国の姫。

 雷神ジェラルドの大ファンで、将来の夢は大英雄。

 母譲りの強めの美貌と、父譲りの人を安心させる声色とカリスマ性を併せ持つ。

 学院ではセシリア&ミルミアナと組んで【陽薔薇】を結成。

 『閃空姫ミストリア』は小魔王イスラと常にトップ争いをして、ついでに周りも巻き込んで三年間学院中の話題を独占していた。

 正直者で友情に熱く、正道を以て道を切り拓く、実力は確かだが英雄気質に酔っていて王族としては少々甘さが目立つ。

 が、セシリアがもう一歩踏み込んでやり過ぎたり、ミルミアナが裏で策謀を巡らしていたので上手いこと回っていた。



◇王子(王太子長男)

[トフィアス・ファル・エストバース]♂

・エストバース王国の王子。

 顔はルビリア似の美形だが、性格は父親似らしく真面目で温厚。

 幼少期の縁談で、セシリアとミルミアナと顔合わせをしたところ、何気ない悪戯で大失敗して婚約は見送られ、その時の体験がトラウマになったらしく、以降の縁談話には慎重な姿勢を取っている。

 周りの女性が軒並みハイスペック過ぎて、自分には国王とか絶対無理そうなので、姉が女王になれば良いと思っている。



◇王子(王太子次男)

[アディマート・ファル・エストバース]♂

・エストバース王国の王子。

 身長が高くて体格も良いが、メンタルは繊細でやや臆病な性格。

 縁談話はあるにはあるが、兄トフィアスの失敗を踏まえて両親の意向で厳選中。

 上がり症だが基本スペックは高い。

 大公家のジェイムートとは友人関係。




――――――――――


【貴族家関連】


◇子爵

[アルフレッド・フィンツ]♂

・オリナウトの父。小領地を持つ地方貴族。

 妻に先立たれ、息子との接し方が分からず苦悩している。



◇子爵令息

[オリナウト・フィンツ]♂

・知能は高いが精神年齢は幼く、奇行が目立つ。

 その才能から主人公に興味を持たれる。

 大変知能の高いオリナウトは、常人の感覚とは別の感性に優れていて、自分の言いたいことを察する能力があるかどうかを相手の反応を数瞬観るだけで判別出来てしまう。

 意図せず相手の知能レベルを見抜けてしまうが、本人もそれがどんな意味を持つのか理解していない。

 スキルではなく純粋に感性の産物なので、残念ながら亡き母と主人公以外の理解者が得られなかった。

 自分が普通ではない事を重々理解しており、どこまで甘えて良いものか正確に計ろうと常に奇行でサインを発して、リアルタイムで相手の細かな反応を観て抑制を利かせている。

 物凄く場の空気に敏感で、全身全霊で周囲に気を張って生きている。



◇子爵

[ルドルフ・ケミスベルト]♂

二つ名:【ワールウィンド】

・ケミスベルト子爵家当主。白髪のイケオジ。

 武名をもって陞爵した聖戦の英雄。

 ケミスベルト領は、リンデノートの西から北西にある湖を挟んだ向かいにある山間の小領地。

 かなり無茶な攻め方をするジェラルドの戦いぶりに感嘆し、大ファンを公言しており、聖戦ではジェラルドの戦い方を真似て強引に攻める戦法を好む。

 ちょっと脳筋気味で狂戦士寄り。

 子沢山で、全員が騎士団入りするほど体育会系の素質を引き継いでいる。子供達も脳筋気味。



◇子爵家家臣

[セドリック]♂

二つ名:【ホワイトファング】

・ケミスベルト家に使える初老執事。狼人族ハーフ。

 ルドルフの側近として背中を預かり聖戦を共に駆けた歴戦の英雄。

 純粋な武術の腕前だけなら、広大なエストバース王国内でも五指に入るであろう「達人」の域にある。

 戦になると我を忘れがちな主人を支え、幾度も命を救った忠臣。

 主人公の見た中でも大変珍しく『氣』を正しく扱えている。



◇侯爵(銀行頭取)

[ゼライド・ヴィ・ヴァンスターク]♂

・ドルセーラとリヴィアゼアのお披露目会に出席。

 両眼が別々の魔眼。

 表向きは王都銀行の頭取で、多くの商会を傘下に持ち、市場をコントロールしている。

 裏の顔は、王室直属の暗殺貴族の長。

 ジェラルドの政策で王国内の膿を出し切り、暗部を牛耳られてしまい、仕事が減ってしまったので渡りを付けようと近付いたのが運の尽き。

 逆に主人公に大きな借りを作ってしまい、更に迂闊な発言や結んでしまった契約により、大公家にヴァンスターク家の進退の権限を握られてしまう。



◇侯爵令息

[シャリオン・セオ・ヴァンスターク]♂

・ドルセーラとリヴィアゼアのお披露目会に出席。

 片眼が魔眼。

 父ゼライドの命により期間限定で主人公の配下に加わる事になったのだが、ゼライドもシャリオンもそれぞれが関知してない箇所を別々に突かれて、知らず知らずの内にとんでもない契約を交わしてしまう。

 契約書の写しを見た父の顔が青ざめるを観て、瞬時にあの一族が何かヤバいんだと悟った。



◇侯爵家従者

[エノーラ=レライエ・ヘムリット]♀

・シャリオン付き従者。従兄妹。

 シャリオン共々、主人公の配下に加わる。

 紫髪の眼鏡美人。上級魔族とのハーフ。

 契約書にサインした瞬間から、脳髄がビビッと来て主人公に忠誠を誓った。



◇子爵令息

[エスター・カドラット]♂

・ドルセーラとリヴィアゼアのお披露目会に参加。

 カドラット子爵家の嫡男。

 親がトーラス男爵とコーヅキ男爵と仲が良く、両家の一族とはお茶会に一緒に参加したりと以前から面識がある。



◇男爵令嬢

[ビオラ・トーラス]♀

・ドルセーラとリヴィアゼアのお披露目会に参加。

 カドラット子爵家はトーラス男爵家のお得意様なので、高望みしないならエスターは婚約者としてはまあまあ狙い目のキープ枠だと言われていた。

 が、主人公と出会ってすぐ考えを改めて、大公派傘下に入れてもらってから相談して、縁談話の仲介をして貰った方が確実なのではないかと思った。



◇男爵令息

[ユート・コーヅキ]♂

・ドルセーラとリヴィアゼアのお披露目会に参加。

 いつか民を導くような立派な主君をお守りする武士になりたいと思っていたが、中々出会いに恵まれず悶々としていた。

 近郊子爵家のエスターは責任感があって良い人だけど今ひとつ威厳に欠けて、ちょっと物足りなかった。

 が、主人公と出会ってすぐ考えを改めて、美しい姫君を護る騎士になる方がずっと恰好良いのではないかと思った。




――――――――――


【その他の登場人物】


◇国家審秘官

[ディラン・ゲラッド]

人間族/魔族混血。♂

・国家審秘官。転生者。

 人神教会の司祭の息子。

 褐色の肌に魔眼持ちという魔族混血で、芝居がかった仕草の目立つ胡散臭い審秘官。

 声も無駄に深みと渋味のある不思議な説得力を持っていて、尚のこと胡散臭い。

 主人公に興味を持ち、好かれようとあれこれ提案するが、饒舌になるほど性根の歪みと胡散臭さが滲み出てしまい、却って引かれている。

 主人公にしては大変珍しく、できれば近付きたくないと思っている人物。



◇冒険者(転生者)

[ビルクス]♂

・結社のメンバー。

 主人公を監視中に、逆に全情報を根こそぎ抜かれた挙げ句に人体実験の被験者にされる。

 あの日を境に、何故か魔術が扱いづらくなったが、身体能力が向上して念願の班異動が叶った。

 最近は魔術を使おうとすると、頭痛がしたり急に鼻血が出ることがあるのが悩み。



◇賢者

[テストラ=エント・ジルコニス]♂

称号:【晶核の賢者】

・世界十二賢者の一人。

 精霊族と巨人族の混血で、2mを超える巨躯と額に宝玉を持つ老人。

 最高峰の魔導人形師(ゴーレムマスター)として有名。

 古の時代に浅層ダンジョンを改造して造られた「魔導書館」の館長として、今代の迷宮主(ダンジョンマスター)の役割を担う。




◇候補生

[ランディ]♂

・向上心は高いが自信家で性格に難アリ。

 アルトに置き引きの被害を受けたが、その前の港での問題行動を厳重注意され、素行不良を理由に師の下での修行期間を一年間延ばされる。



[リックス]♂

・変わり者で物怖じしない。何でも力で解決しようとする脳筋。けど勉学は何故かかなり出来る。

 未成年とは思えないほどの圧倒的フィジカルと、どこの流派とも異なるが、我流とは思えない洗練された近接格闘術を高い完成度で駆使する。

 模擬試験後、師の下での魔術の修行はある程度で切り上げ、ケミスベルト領預りとなり訓練に打ち込んでいる。



◇候補生

[クライド]♂

・遊牧民の出で目が良い。

 勉強が趣味で勉強がしたくて魔術学院に入ることを決意する。

 勉学と縁の無い遊牧民出でありながら主人公の作った追加問題に手を付けられるほどの学力を持つ。

 一年前の模擬試験時点で学力は合格基準を満たしていた。

 模擬試験後、休みの日はハバートートの大図書館に朝から閉館まで居座るくらい入り浸っている。



[ヴァーノン]♂

・頭に血が上りやすい欠点はあるものの、総合力は高くて優秀。

 父親が元下級貴族の四男で、他の平民と比べると教養も高く、基本が出来ている。

 冒険者として斥候の役目をしていた父親の指導で、短剣術から索敵、魔物の解体まで様々な技能を身に着けている。

 父親より魔力が高かった事から、王立学園より魔術学院の推薦枠を狙うことにした。



◇候補生

[ソラ]♂

・飄々としながらも安定した精神力を持ち、小器用に何でもできる少年。

 模擬試験後に勧められて、ジェイムートの専属従者になるべく日夜努力している。

 【精密】のスキルと相性が良いのか、何度か見れば形だけでも真似できる模倣技術に長けており、何でも出来るジェイムートをあらゆる面で支えるため、器用貧乏を極めるべく修行中。



◇候補生

[ピリッコ]♀

・小人族。明るく前向きで料理が得意。

 アルバートに気に入られ、商会で見習いの仕事を貰いながら魔術の修行中。

 王都生まれの王都育ちの都会っ子で、流行に敏感。

 社交的で度胸もあり、新しい話題にも興味津々と商人向きな性格。

 趣味は屋台と軽食屋巡り。



◇候補生

[ハンナ]♀

・闇魔術師。既に在学生に匹敵する実力。

 その代わり他が壊滅的で、特に体力面の貧弱さは目を覆わんばかりの酷さ。

 最近、身長がぐんぐん伸びてきているのが悩み。

 模擬試験の結果を知った師匠が、さすがに拙いと思ったのか体力面の強化に踏み切ったらしく、師弟揃って日光と戦っている。

 外出の度に帰り道で歩けなくなる師匠を連れ帰るという厳しい修行が始まったらしい。




――――――――――


【エリュダイトの神々】


[天と真実の神ファーラム]

天神領域の主神


[星と精神の神セプトス]

星神領域の主神


[人と繁栄の神フラータ]

人神領域の主神


[海と生命の神イージル]

海神領域の主神


[地と自然の神レイリア]

地神領域の主神


[魔と闘争の神アルラ]

魔神領域の主神


[文化と芸術の神アセラ]

エストバース大聖堂の地下に眠る女神


[献身と医術の神スティメア♀]

[予兆と占術の神サーディレ♂]

[知識と魔術の神ホプラト♂]

[交流と話術の神セティアス♂]

[知恵と技術の神ベルン♂]

[勇気と武術の神ウルセン♂]

[開拓と行術の神トクトラ♂]

[感性と美術の神オルケア♀]

[清浄と巫術の神ルオノ♀]

[信頼と商術の神ヘッケス♂]

[遊戯と戦術の神ミュロテア♀]



――――――――――


【????】


◆大魔導具技師

[七光(セブンルクス)]

・主人公の作った最初の偽装名義。魔導具技師。

 【魔法の鞄】(マジックバッグ)を製造するだけでなく、実現可能なレベルにまで製造法を簡易化して、それを六神連盟に加盟する全ての国家に開示するという前代未聞の功績により、一気に大魔導師に名を連ねるほどの名声を得た。

 その後も地道に様々な魔術理論の論文を魔術協会経由で公表し、人類文明の進歩に貢献している。

 正体は不明ながら、魔術協会がその身分を保証しており、例え何処の誰であろうとも次期賢者候補に名が挙がるだろうと目されている。

 他にも多数の魔導具、魔術具を発明している。



◆双子

[ゾアン&ニエス]

・主人公が実験の果てに、強い加護を受けていた遺骸を用いて創造した魂の無い特別な人造人間。

 滅多に外を出歩けない主人公の目となり手となり足となり、全感覚を共有できる。

 許可なき者には姿も魔力も命令文も認識されない、存在しない者となっている。

 スキルの乏しい主人公の代わりに、鑑定を始めとした様々なスキルを所持している。

 学院入学を境に別行動を取らせるようになった。



◆??

[???]

・この物語の語り部。

 転移者だが、転生者システムに乗っていたり、どちらかというと憑依者に分類されそうな、微妙に全部盛りな人。

 育ちが良く、教養も有り、気位は高く、大貴族の暮らしにもすぐに馴染めた。

 主人公にとっては父であり、兄であり、友人であり、師であり、相棒であり、自分でもあり、その他諸々全てである。

 本人曰く、前の世界では科学者で芸術家。倫理観は希薄ながら良識はある(?)。マッドだがクレイジーではない。

 常識は無いが知能は高く、とてつもなく真面目。

 面倒見が良く、教育者としての能力は非常に高い。

 色々と異質な主人公を心から心配しており、全てを肯定して愛情を注いでいる。

 自分を親認識させてしまったせいなのか、主人公がライドラスを正しく父として認識していない気がするのを、何だか申し訳ないと思っている。





《あとがき》


以上が前編部分の登場人物となります。

いざ紹介となると何を書いたら良いのか分からなくなったので、本編で書けなかった一面について少し触れています。


ビルクス君の回の話題に出てきた転生者達にもそれぞれストーリーがあるのですが、挙げると切りが無いので断念。

レッドウルフ組も登場人物紹介に入れていません。


次からは登場人物が更に増える学院が舞台。

数百人分のキャラ設定があっても、この主人公の話では実際に出てくるのは一部だけになります。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ