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プロローグ

「——ふぅ……」


 と、自室のベッドの上でスマホを片手に、独りでに息を吐いた。


 今は八月の中旬。外はセミがムンクの叫び並みに鳴き叫んでるのは知らないが、生活音と混ざって喧しく、年々上昇してきている真夏の高い温度に、ウチみたいな電気代節約を掲げている家庭は、扇風機という心許ない武器で立ち向かわなければならない、そんな時期であり。

 またまた、中旬という夏休みが佳境に入り、そろそろ始まる新学期へ向けて、色々と準備をし始めておかないといけない時期でもある。


 詳しく言えば。

 長い休暇によって、若干崩れている生活リズムを正しておいたり、人によっては溜まりに溜まっている課題を終わらせなければならなかったり、女子に至っては運動不足によってむくみ始めた肌の張りや質感その他諸々の美容問題をどうにかしなければならなかったり——と、色々とやらなくてはならない時期に入ってしまったのだ。俺はそんな時期に、『ほんとにやる気が出ないんだけど、やる気を出さないといけない』みたいな、日々迫り来る登校日への恐怖に似た変な感覚を、より敏感に感じてしまっている。

 と、まあそんな調子で、夏がそろそろ終わることへの若干の寂寥感と、学校に行きたくないという面倒臭さと、久々に会う友達の変化への期待感など、心の中は色々とごちゃ混ぜになっている訳なのだが。


 精神的に不安定なそういう時こそ、人は現実逃避をしたいと思うだろう。特に俺みたく、オープンキャンパスに行き、進路系統の課題も終わらせて、各教科からの課題を全て終わらせてしまったがために、後は登校日まで待てば良いだけの暇を持て余してる人間ほどだ。


 暇を持て余しているからこそ、休みを無駄な時間に使いたい。


 暇を持て余しているからこそ、学校へは行きたくない。


 そのような気持ちが先行して、何かと現実から目を逸らしたくなるのだ。だから夏休みは昼夜逆転して、とても静かで、自分の世界に没入できる真夜中で、ネットサーフィンやらをしたくなるのだ。


 つまり、だ。ここまで長くなったのだが、要はこういうことである。







「ネット小説って暇潰しにすげえ良いな」


 と。そこで謎理論。でも、最近ネット小説を嗜み始めたばかりなので、暇な時間を見つけてはマイブーム化になっているネット小説漁り。中々どうしてか、俺みたいな暇人の時間を、退屈せずに潰してくれるので、とても今の俺の状況にマッチしているジャンルなのだ。

 因みに近頃は、専ら多くの作品に埋れてしまっている名作品を掘り出す作業に熱中している。こうして見ると、昔よくやった化石を掘ったり、掘った化石の玩具をコレクションしたりした時を思い出すな。


 さて。すっかり、俺がこの一夏で読専になってしまった原因でもあるネット小説というジャンルの中にも、多数のジャンルが存在している。


 俺が使用している小説投稿サイトの全体的な最近のブームといえば、やはり追放系とか、成り上がり系とか、主人公が今まで見下してきていた周囲の人達を見返したり、逆襲したりする——つまり『ざまぁ』展開を好む層に人気なジャンルの作品が瞬く間に増加してきている。

 他にも王道を行く転生系や召喚系。男女共に人気がある悪役令嬢系や、飯テロ系、職業もののヒューマンドラマ系や、オフィスラブといった少々大人向けなジャンルまで存在しており、まだまだこれからも増えそうな予感だ。


「しっかし……みんなこういうの好きなんだなぁ」


 そんな数あるジャンルの中で、俺は先程ばかりに読み終えた、一つの作品へ色々な感傷に浸っていた。

 先述のとおりに、最近ノリにノッている追放系の作品である。タイトルは


『勇者パーティーから追放された荷物持ちの成り上がり~龍と契約して最強~』


 というものだ。タイトルで殆どネタバレかましてるから余り期待しないで読み進めていたら、思いの外熱中して気付いたら最終話まで読み終えてしまった。


 その作品のあらすじを簡潔にまとめると。


 ——主人公の名前はアッシュ。アガスティア王国に属している平凡な村『カリーノ村』出身で、容姿は黒髪黒目の青年。歳は十六歳。職業は荷物持ち。性格は常に弱気で、内気。しかし、重要な時ほど、勇者も顔負けな機転と精神力を発揮する主人公タイプ。幼馴染みである天才格闘家であるアイシャのついでに勇者パーティーに入ったが、荷物持ちという地味で戦えない職業なので、足手纏いとなっていた設定で、それが理由なのか所属している勇者パーティーの中でも底辺の扱いを受け続けていた。しかしある時、不遇に耐えきれなくなった主人公は遂に脱退を決意した。冒険者としてやり直そうと奮起し、依頼をこなしていく内に新たな才能に目覚めて、終いには龍とも契約を結び、英雄街道を成り上がっていくという、ありがちな主人公追放系のストーリーである。


 この作品の主軸となる勇者PTに所属しているのは、主人公を除いて四人居る。


 先ず一人目は同じカリーノ村出身の幼馴染みであるアイシャという、ロングの黒髪と少し切れ長な碧眼をした美少女。歳は十六才。職業は格闘家。性格はツンデレ描写が多くあったのでツンデレなのだろう。しかし、底辺の扱いをされていた主人公を、最初のうちは庇っていたのだが、徐々に勇者側へ染められていってしまい、最終的には『……ごめんなさい』と謝りながらも、主人公がPTを脱退する時に引き留めなかったのが印象的なキャラだ。

 

 二人目はセイーネというサイドテールの銀髪と穏和な金眼をした美女。歳は十九才で、職業は聖女。性格は聖女なだけあってか優しいお姉さんタイプ。回復の面だけで言えば、その世界で最高。勇者パーティーに欠かせない存在だ。

 終始に渡って、底辺の扱いをされていた主人公のことを気にかけ、時には優しく抱擁し、時は厳しく叱りつけて主人公の成長を促した正ヒロイン位置の一人でもあり、主人公が脱退する時は、リーダーである勇者へ唯一抗議したメンバーでもある。しかし、聖女という立場上、流石に勇者パーティーを脱退することが出来ない彼女の葛藤するシーンは見所だ。


 三人目はサラという、セミロングの栗色の髪とクリっとした翡翠色の瞳の美少女。歳は1十七才。職業は魔法使い。色々な場面で勇者パーティーの攻撃面において、一役買っている。

 若いが快活で、素直な性格なので、過去に命を助けてくれた意中の勇者の言うことを真に受けてしまい、主人公へ容赦のない口撃を繰り返していた。多分作中で読者から結構ヘイトを買っている人物と言える。しかし、勇者への態度はとても好意を隠し切れてない天然のところがあり、それを見て、本当に可愛いが、意中の相手が勇者で、しかも騙されていて可哀想という意見もあったりする。賛否両論が分かれるこのキャラだが、俺はどちらかというと好きな部類に入る。


 四人目。名前はアークという、金髪碧眼の典型的なイケメン。歳は十九才とセイーネと一緒でパーティー内では最年長。職業は勇者。

 性格は自己顕示欲が高くて野心家で、しかし心優しき冒険者の青年でもあったが、自分が勇者に選ばれてから更に高かった自己顕示欲が高くなってしまい、遂には周囲に敵を作りやすい性格になってしまった。昔からセイーネのことが好きで、だからこそセイーネから気にかけられていた主人公が気に入らなかった。つまりはセイーネの恋敵であったがために、脱退までに至るまでら主人公をいびり続け、追い込んだということ。当然、読者からは疎まれており、もはや主人公にざまあされる担当キャラとして認知されており、その後どんどんと周りから人がいなくなっていく哀れな道化として、作品終了まで扱われ続ける。特に物語の中盤で、侮りに侮りまくっていたが、その相手でもある主人公との決闘にボロ負けした際には、多くの称賛コメントが寄せられたのだとか。それほどまでに、ある意味で愛されているキャラだ。


 ——そんな個性的なメンバーが織りなす物語に乞うご期待。と言ったところだが、正直言ってテンプレ過ぎて、面白かったのは面白かったのだが、読み終えてみればどこか物足りない作品だった。


「うーん……例えばもうちょっと正当な理由で脱退させられたりとかすれば、後々実力を付けた主人公が、ある時追放されたパーティと共闘する羽目になった。だけど、共闘する内に力が認められて、互いにこれまでの非礼を詫び、和解する展開の方が、後腐りなく出来るはずなんだけどな」


 そもそも、最近の追放系は追放理由がしょうもないのが多い。それにこれまで旅してきた仲だと言うのに、殆どが喧嘩別れみたいで、慈悲もないのか。みたいなものも多い。というか、殆どがパーティーリーダーの私怨とそれに促されてるパーティーメンバーの図。的な感じも多いため、どの作品を見ても真新しさがない。


 ——追放理由が曖昧、もしくはありきたり。


 ——追放した後の大体の展開が読めてしまう。


 ——どうにもざまあ要素だけを突き詰めているような気がしてならない。


 この三原則の元に、もしかしたら最近の追放系は作られているのではないかと錯覚してしまうほどだ。でも結構な作品のヒロインが可愛いせいか、結局読み進めてしまうのも罪なものである。


「……くっ」


 そう考えながら、今までずっとスマホの画面を見ていて、ましてや文章を読んでいたことによって色々と疲れたのか、自然と天井に向かって背伸びをしていた。


(でもテンプレなのが悪いって訳じゃない。寧ろ安心して読めるから気楽だし。ライトノベル感覚で見れるのもあって、ぶっちゃテンプレ展開は好きだ。まあ、俺が書いた暁には先ず文章どころじゃなくなるし、ごちゃごちゃ外野から『展開がありきたり』だの言うのもお門違いっていうもんよな)


 別にこの投稿サイトに居る人達はプロの作家とは違うし、それぞれのアマチュアの作品だからこその良さがある。文章の完成度なんて関係なく、ただそこにある作者の妄想力と創造力を駆使したファンタジーの世界に、自分は没入したいだけなのだ。一丁前に読み専と言って、読んだ作品に評価を付けるのも悪くないとは思うが、するとしてもそれは自分が一定の評価を得られるような作品を書いてからにしたい。そうしないと、なんだか評価するのも気が引けてしまう。


「いやぁなんかアレだな。作品読み終えると達成感があるな」


 この作品は250話の150万文字で構成されている。文字通りの長編作品。その為、それを読み終えた時には並の作品では得られない充足感に満ちるのだ。


(……あ。やべ、もう六時かよ)


 ただ、作品を読んでいると、どうしても時間を忘れてしまうほどに集中してしまうのがたまに瑕なのだが。

 窓の方をみれば、すっかりと暗くなった空が広がっていた。


「……今日も今日とて、一日を無駄にしたな」


 独りでに後悔とも取れる言葉を呟いて、夕景に目を向けながらも、口許を緩ませる。

 多少の罪悪感はあれど、しかし今は満足感に溢れていたからだ。


「……眠くなってきたな」


 ずっとベッドの上で寝転がりながら読んでいたせいか、意外にも疲れているようだった。

 夕飯までまだ1時間ある。少し仮眠を取るか、と窓際からまたベッド上へダイビングして、布団も被らずに頭を突っ伏した。


 心地良い眠気に身をまかせながら、目蓋をゆっくりと閉じて、視界が次第に暗転する。









 ——助けてくれ。









 ——意識が遠のく前に、何処からか聞こえた気がした凛々しくも儚げな男声。それは誰の声だったのか、全く聞き覚えもなかったが、それでも何故かその声に親近感が湧いた。













◆ ◆ ◆






 ——……ークっ!




 暫く眠っていると、ぼんやりとだが、何処からか声がして来た。もう夕飯の時間なのか。母ちゃんが俺を呼んでいるのだしたら、そろそろ起きないと——






 ——ア……ク!






 ア……ク? アクとはなんだ。もしかして夕飯は鍋で灰汁があってそれで母ちゃんが騒いでるのか。いや、灰汁があったくらいでそんなに叫ばなくても良いだろ。灰汁がゴキブリにでもなったのだろうか。




 ——アーク!


「……っ!」


 今まではぼんやりと聞こえていただけだったが、最後の最後に明瞭に聞こえたのに驚いてしまい、つい上体を起こしてしまった。


「——え?」



 しかし、そこで直ぐに違和感が押し寄せてきた。寝起きに関わらず、視界はどこまでもはっきりとしていた。身体が不自然なほどに万全な状態なのである。しかも、ここは何処なんだ。明らかに俺の部屋ではない。


(な、なんだ。この……俺の身体じゃないみたいな感じ。視力も一気に上がってるし……え、てか俺ってこんな筋肉あったか?)


 変わっていたのは環境だけでなく、身体面もそうだった。

 意識が気持ち悪いほどに冴え渡っていた。まるでスーパーヒーローになったかのように。もともと両眼ともDだった視力も、コンタクトレンズを付けていない裸眼な筈なのに、明らかにA以上の視力になっている気がする。寧ろ、コンタクトレンズを付けている以上の視界の明瞭さである。

 そこで、ふと思ったのか、俺は自分の身体を隈なく触ってみたり、着用している服から身体を確認してみると、そこにはガリガリだった筈の俺にはなかった筈の、なんとシックスパックの腹筋が付いてるではないか。

 

「——」


 絶句である。もう何がなんだか分からない。もしかして俺は死んでしまったのだろうか。ただ、なんだろうか。漠然とした恐怖が湧き上がってくる。俺の身に何が起こっているんだ——


「——アーク!」

「っうおあ!?」


 唐突の意識外からの声に驚き、ベッドから勢いよく転げ落ちた。


「……いつつ、……は?」


 そこでふと、気付いてしまう。

 普通ベッドから転げ落ちれば、腰辺りを打ち付ける為、痛いはずなのである。しかし、今俺は痛みを感じられなかった。

 再び認識させられる、自分には全く身に覚えがない強靭になった身体。


「な、なんだ……なんなんだよ、これ」

「あ、アーク! 大丈夫!? ごめんいきなり呼びかけちゃって!」


 尻餅着きながら茫然としてると、急いで俺の身を起こしに来てくれる、見知らぬロングの黒髪で切れ長な碧眼をした美少女。印象は強気そうで、普段なら呑気に『可愛いなぁ』と鼻の下を伸ばしているところだが、今自分の身に起きている状況が全く理解出来ていない状況で話しかけられても、恐怖でしかなかった。


 その為——


「ほらアーク。手を取って——」

「——く、来るなっ!!」


 と、初対面の美少女に、そんなことを言ってしまった。しかし、いくら初対面で謎だとしても、この子は俺を心配してくれたのだ。言った手前、直ぐ後に後悔するが、しかし言葉打ち消せない。

 当然、俺からの拒否の姿勢に、彼女は「えっ……」と悲しげな表情を浮かばせる。


「……ご、ごめんなさい。そうよね」

「ぇ——」


 いきなり初対面の男にあんなことを言われたら、普通は怒るはずだ。しかし、彼女は俺の予想に反して、一層悲しげな表情で謝ってきたのだ。

 というか、先程から彼女は俺のことを『アーク』と呼んでいるが、俺には歴とした名前である——……名、前。あ、れ? ……俺の、なまえ?


 なんでなんだ。何故、自分の名前が思い出せない。嘘だ。どういうことなんだ。誰か俺に説明してくれ。なんで俺はいきなり、こんな訳わからない状況に放り出されて、挙句には自分の本名も言えなくなっているんだ。これは何かの病気なのか。日本のことは全然覚えているのに、何故自分の本名だけなんだ——


 濁流のように流れてくる恐怖や疑問に心がいつしか支配され、無意識の内に頭を抱えて廃人かのように震え始めたそんな俺に、目の前で悲しげな表情を見せていた謎の美少女が、遠慮気味に声をかけてくる。

 

「あ、アーク。あなたいきなりどうしたの?」

「違う! お、俺はアークじゃないんです!! 俺は日本で生まれた、歴とした日本人なんです! そんな名前の人俺は知らないです! てかさっきから言ってるアークって誰なんですか!」

「……!」


 ——なんで俺は目の前の見知らぬ女の子に激昂してるんだ。なんでそんなダサいことをしてるんだよ。


 そこから、どんどんと心と身体が乖離していくように、無意識に口が回り続けていく。


「ちょっと落ち着いてアークっ! 私に何があったのか説明して!」

「そんなもんこっちが説明してもらいたいくらいですよっ……俺は今どうなってるんですか!? なんで俺の、俺自身の名前が思い出せないんですか! というかあなたは誰なんですか!?」


(俺は一体っ……何を言ってるんだ!! 止めろ!)


 心の中ではそう思っていても、口が止まらなかった。自分で聞いていても分かるほど、なんと見苦しい姿なんだろうか。心と身体が乖離しているように、自分でも何を言っているのか分からなかった。


「……」

「俺は一体これからどうなっていくんですか!? 俺は誰なんですか! 俺の身体を返して下さいよ! 俺の、故郷に帰らせて下さい! 俺は、俺は俺はぁ!——」


(誰か! 俺を、俺を止めてくれ!)


 このままでは壊れてしまう。プライドも何もかも、心身共に壊れてしまう。そう思った矢先


「……ッ!!」


 錯乱していたのだ。壊れたラジオのように、同じような言葉を吐き続けていた俺。しかし強制的にだが、それを止まらせることが出来た。

 その時、部屋にパシンと痛々しい音が鳴り響く。目の前で聞くままだった女の子が、力強くビンタしてきたのだ。頬にジンジンと痛みが募るが、それと同時にほぼ乖離状態だった体と心が自らの意識下に戻ったみたいだった。


 心の中で目の前の女の子に感謝するとともに、それと同時に、女の子への罪悪感が押し寄せてくる。


「はぁ……はぁ……——」


 錯乱している時に上がりに上がりまくっていた息を整えながら、次に女の子へ言うべき言葉を探していると、


「…………落ち着いた?」


 と、暫く間を置いてから、目の前の女の子が顰めた面ながらも、こちらに問いてくる。


「……は、はい」

「……そう」


 静寂が訪れる。当然だろう。さっきまで錯乱して醜態を晒した挙句、そんな男を落ち着かせるためだったとしてもビンタしてしまった女の子。互いに気まずさが先行し、次に言うべき言葉が思いつかなかった。

 しかし、目の前の女の子は振り絞るような声で、質問してくる。








「——……あなたは、アークじゃないわよね? あなたは、一体誰なの?」

「……!」


 ——俺の物語はこの時からスタートするのだ。



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