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経験という名の名刀

作者: じん

俺の名前は、霧達剣太きりたちけんたどこにでもいる平凡な高校2年生。可愛い彼女と最高の友達に囲まれ、なに1つ不自由のない学校生活を送っている。将来の夢は、ITの社長になって億万長者になることだ。

そんな在り来りな妄想を膨らませる。現実と妄想の違いの差に改めて気付かされ憂鬱な気分になった。

俺の名前は霧達剣太きりたちけんた現在高校2年生で学校では酷いいじめを受けている。叩く蹴るの暴力は当然の如く、机の落書きや上履きを隠す嫌がらせなど思い出したら発狂して死にたくなるぐらいの仕打ちを受けている。それでも俺は親や親戚に迷惑をかけたくないと言う思いで毎日、学校に通っている。周りのクラスメイトは、見て見ぬふり先生は気のせいだとお茶を濁される一方で、何一つ話を聞いて貰えず無視され日々を送っている。しかしこんな俺だが唯一楽しみがある。それは図書館で多くの本を読むことだ。図書館は比較的、利用者か少なくだいたい俺1人だけだ。この静かで誰にも邪魔されない空間がたまらなくすきだ。いじめが始まったきっかけは、中学2年の時だった。小学生は田舎の学校に通っていて全校生徒15人、同級生は自分を含めて2人。それら親の仕事の都合で都会に引っ越しが決まり、新しい出会いに胸を膨らませていた。いざ、中学校に入学すると同級生だけで100人を超えていて全校なんてとんでもなく沢山いた。少ない人数に慣れていた俺からすると、ビックリするぐらい多くて怖かった。こんな初めての体験にクラスの雰囲気に馴染めなかった。学校では一言も喋ることなく周りの人からは、ただ静かで大人しいやつとして見られていた。そのまま何となく1年がたって2年生になりクラス替えがあった、1年生の時同じクラスのひとは少なくまた、1からリスタートした気分になった。新クラスにはいわゆるヤンキーやカースト上位の人達が集まっていた。そんな新学期が始まってすぐ、見た目から地味で無口な俺に対してヤンキーたちが陰口わ言っているのを耳にした。悪口を言われるのは慣れていたが俺も人間だから気になってしまい、ヤンキーに対して少し生意気なトーンで「なんか呼んだ?」と聞いた。その聞き方にイラついたようで目をつけられてしまったのだ。次の日から、ヤンキーからのいじめを受け始め次第にクラス全体が俺をいじめる雰囲気になってしまったのだ。そのいじめは卒業まで続き、高校は地元の学校に言ったせいでほとんどが見慣れた顔でいじめがやむことはなかったのだ。そして今までいじめは終わることなく続いている。

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