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異世界転移はハードモード!?  作者: 二兎凛
第1章 はじまりの王国
8/51

8 準備

昨日、ギルドのお姉さんに教えて貰った宿屋が良かったので当分はこの宿屋を拠点に生活する事にしました

お風呂はないですがお湯を貰えるので清潔感は保てそうです

もう一つ気に入った理由はご飯ですね、銅貨3枚でお腹一杯になるのが大きいですが、味もとてもよかったです。

何のお肉を使っているかは不明でしたがシチューのようなものとおそらく黒いパンでしょうか、少し硬めなのですけどシチューにつけると少しふやけて食べやすくなるんですよね

これが気に入りました、今日の夜は違うものに挑戦しないといけませんね。

それとお金の価値ですが

銅貨10枚=大銅貨1枚

大銅貨10枚=銀貨1枚

銀貨10枚=金貨1枚

このような感じのようです。

宿屋が一泊大銅貨1枚食事は朝のみ付きますが夜は銅貨3枚で食べられます、僕はお湯が欲しいので別途銅貨2枚を渡す事で大きめの桶に入ったお湯を使うことが出来ます

このお湯で頭を洗えるのでとても助かりますね

一日大銅貨2枚を稼げれるようになればこの生活を維持出来ると分かったのでまずは装備を銀貨5枚以内で抑えれば2月ほどは稼げなくても過ごせそうです。

でも、稼いでおかないと怖いので慎重にやっていくことにしましょうか。

そして今僕はギルドの近くにある装備屋へと来ました

ここは専門のお店ではない代わりに多くの種類の装備があるそうです

「すみません、ここで装備を整えるといいとギルドの人に教えて貰ったのですけど」

カウンターにいた男の人にそう話しかけると

『おや、いらっしゃい、装備と言っても種類が多いがどういった物がいいんだい?』

「武器は扱い易く軽いものがいいです、STRが1しかないのでそれに合わせて貰えると嬉しいです。」

『STRが1!?難しい事を言ってくれるね、それならこの2つを持ってみてくれるかな?』

そう言って装備屋のお兄さんが短めの槍と剣を渡してきました

『この槍は普通のショートスピアと違っていてね、突き刺す事よりも斬る事に特化しているんだ、と言ってもしっかり突き刺せるけどね、他のものは突き刺すのが基本だけど、斬るなんて少し変わっているだろう?扱いは慣れるととてもいいと評判なんだよ。』

あれ?これは薙刀だと思うんですけど・・・?

『次にこれ、ショートソードだね、さっきの槍と比べて刃の部分が多いから少し重いんだけどどうかな?』

実際持ってみるとショートソードは重く持つことは出来るけど盾を持って片手で持てるかと言われると厳しそうです

「槍のほうは両手で使えばいけそうですが、剣は片手用ですよね?それだと片手では厳しそうです。」

『分かった、それなら防具はこういうのがいいかな?』

胴、腕、脚の特に大事な部分に金属がセットされた服を取り出してきました

『これはレザーアーマーに少し手を加えて薄めの金属を中に仕込んであるレザープレートアーマーって言うんだ。軽いし動きを邪魔しないように作られているから扱い易いよ。ただ少しだけ値段が高いんだ、レザーアーマーは銀貨1枚なんだけどこれは銀貨3枚なんだ、さっきの槍も銀貨3枚なんだけど、大丈夫そうかな?』

少し予算はオーバーですが装備は命綱なので少しでも良いものをつける事にします。

「それで大丈夫です、お願いします。」

『了解したよ、それじゃ採寸してから調整するから渡すのは明日だ、明日の朝には出来てると思うから明日また来てくれるかな。』

「わかりました、採寸はどうすればいいですか?」

『ぱぱっと終わらせるからそこに立っててくれるかな。』

採寸してもらい、装備も明日にならないとだめみたいなので、ギルドの資料室でこの近辺の魔物について調べることにしましょうか。

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