4 ハードモード
もしも変な部分などありましたらご指摘頂けると幸いです。
『どうかいたしましたか?』
イージさんが僕のボードを覗き込みながら声をかけてきました
「えっと、その、なんと言いますか」
『どれどれ、こ、これは・・・』
なんとも言えない表情でボードを見つめるイージさん
ですよね、僕もそうなりましたよ
『す、少しお待ちくだされ』
王様に僕のボードを見せながら何やら話をしているようですが、すぐに終わったようで戻ってきました
『単刀直入に言わせていただきます、あなたのスキルハードモードは何の役にも立たないどころかマイナススキルです。運が悪かったとしか言えませんな、しかし一閃のスキルは攻撃スキルいざという時には使えるかも程度に考えておくと良いかと。』
僕は愕然とした
つまり僕はただの役立たず認定を受けてしまったわけだ
『王は役に立たない者をこの城に置いておく訳にはいかないとの事であなたを追放する事に決定しました。一応少しばかりの間生活出来るお金はお渡ししますので城下街で働きながら生きて行くとよいでしょう、税金さえ納めていただければ身分は保証いたしましょう。帰ることができるかは分からないのであまり元の世界に戻れると思わないほうがいいですぞ。」
クラスメイトに笑われながら僕はこのお城から出て行く羽目になってしまいました
一体僕はこれからどうなるのでしょうか