かおる、でしゅ。
8月20日（土） 晴れ
はぁいっ、まちゅ かおる で しゅ。
今の私のドイツ語力は、この程度だろうか。
年齢にして、2歳になるかならないか、くらい（悲）。
もう一刻も早く、
はいっ、松 薫でございます。
な、雰囲気の語学力になりたい！
今日、これから通う語学学校を きちんと決めた。
たかしの会社の扶養手当の中に、
ありがたいかな配偶者の語学学校の補助金制度がある。
これを活用させてもらって、しっかり学ぼう。
我ながら、これまで浮かれていた。
日常的にも、もっと真剣にドイツ語を吸収していかなければっっ！！
週明けに、たかしの会社で入学手続きを 代行してもらう予定だ。
午後、結婚式会場に行ってきた。
隣の州のホテルで式と披露宴をする手配を たかしがしてくれた。
今流行りの、人前結婚式の予定。
両方の家族やたかしの会社の方々、私の友達にも東京から来てもらって、
みなさんに立会人になっていただく。
ドレスも、東京からココに来る時に自分で担いで来たし、
ティアラもジュエリーも、靴もバッチリ。
ヘアメイクは、プロの美容師さんが、当日の朝にホテルの部屋に来てくれる。
たかしのタキシードも、同じく手配済み。
ダイエットは、マスト。
結婚式までは、あと1ヶ月チョット。
さっき、招待状を仕上げた。
もうすでに、招待する方々には個々にお話はしてある。
ありがたいかな、みなさん楽しみにしてくれている様子。
スイスまでご足労いただき、すみません&ありがとう。
招待状の作成は、
まず、チューリッヒ中央駅近くでお店を探し、カードや封筒の素材を選んで、購入。
PCで、式の日時や場所やホテルの地図を取り込んで、カードに印刷。
間違いがないかチェックして、完了。
2人で協力して、思っていたよりスムーズにケンカもなく作業できたけど、
夕ご飯を食べてから始めて、仕上がったのは、深夜2時。
ただ今、3時。。。ネムっ。
そして先程、目撃してしまった！
夕ご飯が終わり、バルコニーの側に立ち、ぼぉっとワインを飲んでいた たかしが呟いた。
「あの おっさん、全裸じゃね⁈」
通りを挟んで向かい側のアパートの中、窓際におじさんがいる。
15メーター位はこの部屋から距離があるから微妙だけど、
私も自分の位置から、見てみた。
確かに〜おっさん、、、確かに〜全裸、な感じ⁈
「うん、まっぱ（真っ裸）だね！！」
ココらの人は、人に見られることとか、外から覗かれることとか、
あまり意識していないのか、窓にカーテンをつけていないことが多くて、
夜だからカーテンを閉めよう、という感覚もないみたい。
だから、普段から部屋の中が丸見えなことが多い。
日頃から、他者のプライベート空間を意識する感覚自体がないのかな。
だからこそ、他者から見られることも気にしないのだろう。
私も、たいして見られていないよ、気にされてないよと、
わかったから、今ココロ軽いのかな。
でも、どうしても気になって、ついつい見ちゃうぅぅぅ。
その後も、おじさんはずっと全裸で過ごしている。
欧米では、裸で寝る人が多いとは聞いていた。
たかしによると、温泉施設のサウナでは、女性でも男性でも水着を取ってサウナに入る人もいるみたい。
街でも、暑い中作業する建設作業員や、湖近くのこの辺りで自転車に乗ってる男性は、上半身裸だったりする。
あのおじさんは、部屋ではいつも全裸なのかっ？
なんか、かわいい！
私がゴミを出しに通りに出て、ゴミボックスの前で自信無げにキョロキョロしていたら、
このボックスにいつでも入れていいんだよ〜っと、ウィンクして、
気さくに教えてくれた、ロン毛白髪のヒゲおじさんだ。
サンタさんが普段着を着てるみたいだった。
お腹が冷えちゃうよ〜っ、ホント平気なの〜っ？
特に寝る時は、パジャマの上着は、ズボンの中にしっかり入れて、
ネンネしなくっちゃ、オナカ イタイイタイ でしゅよ〜。
けっこう本気で心配しちゃう。
って、まさかっ。
お腹を守って寝る私の方が珍しいタイプ？
イヤイヤ、かなりな確率で、そうやって寝ている人が多いとこれまで思っていたけど。
人種の差なのか、はたまた個人差か（笑）。
今度、東京の友達に聞いてみよっ（笑）。
とりあえず、おじさんのあだ名は、
【全裸おじさん】に決定！
