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棚鯉番外ー夏のお話編

作者: マスター

棚鯉番外変だよ

つい二週間ほど前までヒッキ―だったマスターが夜に突然「散歩に行く」と連絡をよこしてから数時間後、なぜか私の家に「ただいま」とはいってくるなり興奮した様子で詰め寄り、「きつねさんがいた!きつねさんがいた!」と騒ぎ出しました。


街に狐が出始めたのは最近ではありませんでしたが、「エキノコックがなんぼのもんだ」となかなか会えないそれに会いたがっていたのを知っていたので私は「よかったですね」っといってさらりと流そうとしましたが、私が流すよりも早くマスターは部屋にこもってしまいました。


そこは私の部屋です。


ガチャガチャガチャガチャガチャ!!!!!

とにかく害獣を駆除せねば大好きなベッドを使えないとあわててドアを引きましたが全く開きません。


え。

ちょ。

え?


私は大変混乱しました。

この部屋には鍵を付けていません。

中から聞こえるカリカリという何かが削れるような音に焦りが募り、あわてて助けを求めて家を出ました・

こんな真夜中に起きている人はいません。

私は唯一マスターを止められそうな人物をたたき起こして連れてきました。


さあいざ扉を開かん!!!


一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん一面のきつねさん






「・・・・・・」

「・・・・・・」



そこには大量の紙が貼られていました。

床にわざわざ貼られていたのです。

私はゆっくりと右に顔を向けました。


「やめさせてください」

「え」

「いいいいいい今すぐ脱退させてくださいお願いしますウうううううううう!!!!!」

「落ち着いて!おち・・・ぐ、おち、つ」


腕が付かれてきたので力をぬくとあまりの重さに膝をついてしまいました。

どうやら助っ人がご臨終です。

もうパニックです。


「おきてええええ!起きてください!!!」

ガン    ガン    ガン    ガン


次の日




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