表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東京24区【東京異端審問】  作者: 結依香@桜
20××/05/15
7/15

庶務科

庶務科


日向/おっはよぉおおお!!


佐倉)日向先輩遅いです!


灰野: あー…お前ら仕事進んだかー?


日向/終わってるわよー(私なにもしてないけど


佐倉)大体私がやったじゃないですか!自分の手柄みたいに言わないでくださいよー


灰野:仲が良くて何よりだ(苦笑

それじゃあな(去る


佐倉)あれ、課長どちらへ?


灰野)ちょっと異捜へ。


佐倉)テレパシーは確かに前線では重宝しますよね。人員も足りないですし、無理もないです


>>灰猫(あ、ごめんみすたいぷにきづいて)


灰野:そうかねぇ…俺なんかより混じってる方が強いと思うけどなぁ…


日向/純血には純血、混血には混血のいいところがあんのよ


日向/テレパシーは結構強いわよ?


灰野:そーかいそーかい(苦笑

んじゃ、日向、書類頼んだぞ(爽やか笑顔


日向/めんどくさい(こちらも爽やかな笑顔


灰野:…ほぅ、次の会議で報告してしまうか…(にやり


日向/こ、これ以上の減給は流石に厳しいわよっ!?


灰野:…お前そんなにやらかしたのか(驚愕


日向/だって"なぜか"私が捜査からはずされてるんだもん、自分で調査するしかないじゃない


灰野:……道理で俺のところに同じ名前の始末書ばかりくるわけだ…(ため息


せめてもの罪滅ぼしとして書類整理してくれ。


日向/デスクワークは性にあわないとおもわない?


灰野:ほらその無駄口叩いてる間にやったやった(書類の束で頭を軽くはたく


俺も仕方ねーからやるか…(ため息


日向/…へーい(この三十路男が←


灰野:なんかいったか(じろり


日向/なにも"言って"ないわよー


灰野:テレパシー持ちの俺の前でごまかせるとでも?(にや


…とりあえずこれ、今から一時間で片付けろ(書類どさっ


日向/いっ一時間!?佐倉、あんた手伝いなさい


灰野:一人で、一時間で、な(にやり


日向/ぐっ………はぁ……(三十路め………


灰野:…あ、そうそう、忘れていた、さっき警察の方にお前宛に連絡があったぞ?(完全スルー


日向/連絡?一体何の用よ


灰野:なんだっけなぁ……匿名でカレー美味しかったありがとうみたいな…


日向/………あぁ、わかったわ


灰野:ま、暇になったら連絡してくれみたいなこといってたんだが……連絡先も言わず名前も言わずで俺まで回って来た。お前、覚えがあるのか?


日向/んー?ちょっとねぇー(ニヤニヤ


灰野:…………その書類片付けたらな(軽く引く


日向/やってやるわよ(ニヤニヤしながらパソコンを付ける


灰野:………おう(ドン引き


日向/ふふふー(普通より少し早いタイ


灰野:(いつもこんくらいやってくれりゃ楽なのに……なんなんだよ…)


灰野はそっとその場を離れる

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ