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第二話 田舎の母ちゃんも泣いてるぞ、諦めて出てきなさい

「貴方は完全に包囲されている、諦めて出てきなさい」

ぜって~出てくか。と木の上からクズ野郎の門番を見ながら、居場所がばれるので声はださなかった。

「どうしてこうなったかな~」そんなことを考えた


「あのままでは、ワタクシ目の大きな失態になるところ、女神のような自愛によって助けていただき、まことに本当に感謝します」

このパーティー主催者のクズ野郎に感謝されたが正直どうでもよかった。

「あまり気にしなくていい、少々目立ちすぎたからな、今日は帰るよ」

そう言いながら帰ろうとする

「いえ、御礼もせずにこのまま恩人を帰してしまっては名折れ、お待ちください」

「いや、そんなものいいって」

「だが目立ってしまってるのも確か、部屋を用意しますのでそちらでお待ちください」

もう一度同じセリフを言おうとした時、ガシっと両腕をつかまれた

「お父様お母様!?」

「何を帰ろうとしてるの、ちゃんと受け取らなければ相手に失礼というのもなのよ」

「そうだぞ失礼というものだ。で、どちらにいけばいいのかな?」

「まて、まてって」

が両親は無視して両腕を抱えたまま案内するメイドをの後を追う。

「ココです」

「近!!」両親を説得する時間も逃げ出す時間も与えてくれなかった。

無理やり両親に部屋に押し込められ扉が閉められ、ガチャンとカギを閉められた。

「って、カギ!?何故閉める!?」返事は無い、ただの扉のようだ。

「ていうか暗!!」

部屋の照明がついてないみたいだった。

窓の方が月明かりで明るいのでそっちに寄る。

「お待たせした」

「早」クズ野郎が扉を開けてはいってきたが手ぶらのようだ。

「で?お礼の品は?正直いらないが、それさえもらえば帰っていいんだろ?」

「ああ、先ほど妻に手紙を書いて送った」

「それがお礼と品とどういう関け「三行半で」ミクダリハン!?」クズ野郎が近づいて来る。

「コレで私は一人身だ、貴方を私の妻に迎えよう」

「マテやコラ!てかよくみたらココ寝室じゃね~か!!」暗さになれた目が大きなベットを見つけた。

「これで貴方も伯爵家の一員だ、両親もお喜びだろう」

「いや年の差考えろや」お父様とかわんね~ぞ

「愛に年の差なんて」といいながらなおも、ゆっくり近づいてくる。

「・・・・・・」差し迫る恐怖に背を向け窓を開けながら月を見る。あ~月が大きくてきれいだな~

「わかった、両親に伝えてくれ」

「ああ、今日からは私の親でもあるからな」

「先に家に向かうとっ」と言いながら窓から身を投げた。

「な!」

着地の後、出てきた3階の窓を見上げるとクズ野郎が顔を出していた。

「帰り道に自信が無いから、着くのは少し遅れるかもとも伝えておいてくれ」

そういいながら立ち去ろうとすると上で

「門を閉めろ、絶対に逃がすな!!」

そんな声が聞こえたので全力で門の方へと走った。

ミクダリハン・・・・離縁状の俗称である。


本当はもっと早く完成させる予定でしたが、少しでもちゃんと書こうとすると手が止まりますね。

なので展開とギャグさえ伝わればって感じで諦めに似た感じでかいちゃってます。(ダメだろそれ)

でも気晴らしの作品なのでこんな感じの状態で上げて行きます。

いや、色々直したいところは多いんですけどね~。

時間がかかりそうなのでコレで我慢してください。

一応、この話が完成して、希望が多くて時間があれば手直ししていくかも


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