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深まる懸念

「おぅクロード、もういいのか?」


「なんとかな、、、」


 そう声をかけてきたのは衛兵のギルだ

おれの顔馴染みで何度か街に近づいた

モンスターの討伐で協力したことがある



「しかし運が悪かったな

 あんな場所でシュライクと遭遇するとは


 んで、聞きたいことがあるって?」


「あぁ」


 ここでおれは気になっている点について聞いた

ニーナが言っていた臭いの話だ、詳しく聞かねば


「あぁ、その話か?

 いや普段の処分と同じように焼却したんだがな

 ほら、シュライクって独特な臭いがするだろ?

 それだけかと思ったら、、、なんというか

 海に出るモンスター、山に出るモンスター

 色んなやつの臭いがした気がするんだ」


 ここは特に海から遠い街だ

そんな臭いがするのはかなり違和感がある

一応調査する必要はありそうだな


「ありがとうギル

 少しおれの方で調べてみることにする」


「こっちも調査は行うぞ?」


「衛兵業務があるだろ?

 おれはフリーの傭兵だからな

 どんどん動いて調査することにする

 ただ何か分かったことがあれば教えて欲しい」


「わかった

 まずはリハビリ終わるまで療養しろよ?」


「もう少しで回復するさ」


 そんなやりとりを終えて病院に戻った

まだ完全に回復するまでには少しかかる




〜数週間後〜


「もういいの?動ける?」


「大丈夫だ、ニーナありがとな」


「クロードが大丈夫ならいいけど

 まだまだ心配よ?」


「無茶はしないさ」


 やっと満足に動かせるようになったんだ

筋力を戻す必要があるしトレーニングを再開させ

ランニングもそろそろやって問題ないだろう


「そういえば衛兵さんが呼んでたわよ?」


「ギルか?」


「あ、そうそうギルさん」


 ギルの元にランニングがてら行けばいいな

何か分かったことがあるのだろうか


「クロード!あの後大変だったんだぞ!」


「一体何が、、、」


「シュライクの大量発生だ!

 何とか追い返すことには成功したが

 負傷者が多い、、、また来るかもしれないな」


 、、、まずいな



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