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「クロード!起きて!目を覚ましてお願い!」


「、、、ガフッ、、、」


「クロード!」


「ニーナか、、、大丈夫か、、?」


「わたしは大丈夫よ!

 それよりもクロード、あなたが、、、」


「どのくらい寝てたんだおれは」


「2日目を覚さなかったわ、、、

 もう起きないのかと思って、、、!」


「心配かけてすまない」


 どうやらニーナは無事だったようだ

後から聞いた話だが、街に戻ったニーナは

衛兵を呼んですぐに駆けつけたらしい

そこで血だらけになり倒れていたおれと

事切れたシュライクがいたそうだ


「そうか、、、

 最後の一撃で倒すことはできたのか」


「そうみたいね、、

 あ、まだ動いちゃダメよ?骨が何本か

 折れているそうよ」


「、、、調べたいことがあったんだがな

 シュライクの死体はどうした?」


「放置もできないし衛兵さんが焼却処分してたわ」


「そうか、、、」


 あの場所にシュライクがいたこと自体に違和感が

あるのも気になるところだ。だがあの個体は

あきらかに通常の個体よりも速かった

しかも戦闘中に速度が上がるなんて

 まぁニーナも無事でおれも生きてた

それでよしとするか


「何かそんなに気になることでもあったの??」


「いや少しだけあの個体に違和感がな、、

 死体が残っていれば少し調べてみたかったんだ」


「そうなのね、焼却する時にいた衛兵さんに

 何か気づいたことがなかったか聞こうか?」


「助かる」


 そしておれはまた寝てしまった



そして1ヶ月が経った



 まだまだ完全に回復したわけでもなく

リハビリしている段階だが歩けるようにはなった

もうしばらく復帰まではかかりそうだがな、、



 速いシュライクが気になるところだが

あの一撃を加える瞬間、意識を失う直前だ

ぶれて見えたのはなぜだ?

あれは疲労やダメージから来るものではないと思う

だがあの見え方はなんだろうか

しっかり動けるようになってから色々確かめよう


「クロード、調子はどう?」


「ニーナか

 なんとか歩けるようにはなったが

 まだ武器を持てるような状況ではないな」


「焦っちゃダメだからね??」


「わかってる、ありがとな」


「そういえば衛兵さんに聞いたら

 少し気になる点はあったそうよ??」


 シュライクの件だ

焼却すると言っていたが死体もある程度

調べたのだろうか


「焼却するときにもちろん臭いは発生するわ

 その衛兵さんも何度かモンスターの処分は

 経験しているそうだけど、、、

 今まで嗅いだことのないような臭いで

 

 複数のモンスターを混ぜたような

 そんな言い方だったわ」


「そうか、、、」


 おれもその衛兵に聞いてみるか


「リハビリがてらその衛兵におれも

 話を聞いてみたい、場所はわかるか?」


「ええ、案内するわ」


 何か分かるといいのだが

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