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魔王転生~元魔王と勇者とその他諸々の物語~  作者: Black History
謳歌する一学期
7/28

——改訂版2——達成感は後からついてくる

「は?何この難易度。無理だろ。」


「何言ってんの。これくらいしなきゃみんな盛り上がらないでしょ」


「いやいやでもこのバスケットトスのトータッチなんて絶対初心者がやるものじゃないだろ」


「ああもう!うるさいわね!やるといったものはやるの!」




こいつは先ほども言ったが普通というものが通用しない。




それが良い時もあるのだが、悪い時もあるのだ。




そして今回は悪い時だ。




こいつはこうなったら誰の意見も聞こうとしない。




いわば自分の目的になりふり構わず猪突猛進するのだ。




俺はこの先を思いやり、苦労しそうだと肩をすくめるのであった。











「違う!全然違うわ!シン!なんで何度も言ってんのに分からないのかしら!」


部室には振り付けリーダーことサンドラの怒号が飛びまくる。


そしてそれは主に俺に対してだった。




もしかしたら俺はダンスというものが苦手なのかもしれなかった。




俺の前世にはこんな突拍子もない動きはなく、そのためこの動きになれることができないでいた。




ちなみに俺が懸念していた蘭は寸分のたがいもなく、見事踊り切ってみせた。




「はぁ、これじゃトータッチまで行けないじゃない…まあいいわ、今日はもう時間になりそうだし、みんな解散して。」


俺は足を引っ張っていることを自覚し、しょぼしょぼとクラスへ向かった。


「ああ、シンは昼休みもここに来なさい!あんたは要練習だわ!」











昼休みになった。




要は俺だけダンスの練習の時間だ。




俺は言われた通り部室に集合した。




サンドラはもうすでに来ていた。




「待っていたわよ!遅いじゃない!ほら!さっさとやる!」


そして俺はサンドラの手拍子に合わせてダンスをする。


「そこが違う!ちょっと止まって、ここはこうじゃなくて…こう!」




なんだかあれだな、こうやって手取り足取り教えてもらうのってなんか恥ずかしいな。




そしてそういうような細かい調整、俺にとっては細かかったんだが他の人がどう思っているかはわからんのでここでは細かい調整と言わせてもらうがもしかしたら違うかもしれないが、ただまぁそれをしながら昼休みを過ごしていた。




そんな時だった。

その調整があまりにも俺の体幹にあってなくってふらついてしまったのは。




ふらついた俺はサンドラを押し倒し、馬乗りになってしまった。




俺は驚いて今どんな状況か把握するのに時間がかかった。




サンドラも驚いた様子だったが少し顔を赤らめ俺の眼を上目遣いで見ながらこんなことを言った。




「シンがそこまでしたいっていうなら…いいわよ?」




そして目を閉じる。




こいつは何かを期待しているようだった。




そして俺には何を期待しているのかがよく分らなかった。




だから俺は何を期待しているのか聞こうとした。




しかし、その前に俺は今サンドラと俺がどういう状態になっているか、はたから見たら俺はどんな風に見えるかに気づいた。




まずい!このままでは俺がサンドラを強姦しているみたいではないか!




俺は慌ててサンドラの上をどいた。


「すまん!サンドラ!ふらついてしまった!」


するとサンドラは眼を開き、俺が上にいないことを確認すると、赤面し急いで立ち上がる。




「ふ、ふらついたなら仕方ないわね!こ、これからは気を付けなさい!べ、別に目を閉じたのは単にその時目が痛くなったからよ!他意なんてないわ!」




サンドラはそっぽを向きながら目をつぶった理由を言う。




それにしても不幸である。




俺に押し倒された挙句目までもいたくなるとはサンドラにとっては泣きっ面に蜂だっただろう。




「お、おう、そうか。すまんな。」


「なんであんたが謝ってんのよ!ま、まあちょっと厳しくし過ぎたかもね!解散よ!解散!」




少しの沈黙が流れる。




気まずい、なんでこんな雰囲気になってんだ。




俺は立ち上がって扉の方へこの気まずさを悟っていることをばれないように進むと


「お、いいのか。じゃあ午後も頼むよ。凄腕の振付師さん。」


と、軽い冗談でこの場を流した。


「う、うるさいわね!」


サンドラは心持ち動揺している様子だった。











その日の午後になった。




俺たち、サンドラと俺とエリックは一緒になって部室へと向かっていた。




着いた時にはもう蘭がいて、教室の片隅に座って本を読んでいるようだった。




「あれ?エマはまだなの?」


サンドラが蘭に聞く。


「…まだ」


蘭が簡潔に答える。


「うーん、だけど待っている時間もないし、いいわ、先に4人で始めちゃいましょうか」











エマさんが来た頃には俺はもうへとへとになっていた。




にしてもサンドラ、俺にだけ厳しくないか?




お昼の時以上に態度やら言動やらが厳しくなってるぞ。




まるで俺に八つ当たりするような、照れ隠しをしているような、まあ実際はそれの原因となるようなことは起こっていないので違うのだろうが、でもそんな雰囲気を感じる。




「はいそこ!ぼーっとしない!」


しまいには「そこ」と呼ばれる始末だった。











夏は日が短い。




そのせいか最終下校時間もいつもより早くなる。




そのことにご立腹の様子のサンドラを俺とエリックの二人で何とかなだめてとりあえず平穏に解散とした。




明日は休日だがそんなことは言ってられない。




明日も貴重な休日を、そう、俺にとっては唯一心の休まる日を返上してダンスの練習をするのだった。











その日も目覚めは目覚まし時計の音と共にであった。




今日も同じく目覚まし時計の不快な鈴の音が俺の起き掛けの耳をつんざく。




俺は毎度のことながら目覚まし時計のほうに手を伸ばす。




しかし、そこに目覚まし時計がないことを俺はうすうす気づいていた。




しかし、俺はそこに目覚まし時計があることを期待していたのだった。




しかし、俺はこの不条理な、どこまで行っても不可解な世界の理に期待していたのだった。




だが、案の定その期待は裏切られる。




そう、そこには目覚まし時計がないのだった。




これは至極当然のことである。




この世界の不条理さは人間が作り出したものの産物でしかないことを俺は思い出した。




人間を囲う自然は方程式で導き出せるほど単純明快でいて美しいもので、俺はその中にいる人間の不条理さに目を奪われていただけだと思い知らされた。




そう、自然とはいつだってシンプルでいつだっておおらかだったのだ。




しかし、自然は厳しさをも兼ね備えている。




自然は何でも受け入れ、自分で何かアクションを起こさないと何も起こらないという側面を持っている。




そして人類はその自然の特徴に気づいたのか、はたまたただの偶然か自然にアクションを起こした。




その結果が今である。




その結果が今の、ユートピアという自然を完全支配した状態を目指す、自然とさも主従関係を結んだつもりの今である。




しかし、自然はいつだっておおらかだった。

しかし、自然はいつだって人間を拒絶したりはしなかった。




確かに災害は起こるかもしれない。

確かに災害により人の命はなくなるかもしれない。




しかし、自然が本気を出せば人間なんて軽々と潰せるはずだ。




だが、自然はそうしないのだ。




自然がそうしないのは単に自然に知能がないからという意見があるかもしれない。




自然がそうしないのは自然は人間を潰そうと思う能力がないからという意見があるかもしれない。




いいや、ちゃんと自然は怒り始めている。




自然がおおらかだったのは過去の話だ。




今自然は人間に対して因果応報という形で復讐しようとしているのだ。




今日起こっている環境問題がその最たる例である。




人間は自然を支配できると昔は思い込んでいたようだが、今になってようやく気付いたようだ。

「自然はまだ本気を出していない」と。




だから我々はこれから自然と共生していく道を画策しなくてはいけない。




それにはもちろん、人間の世の不条理さの原因、自分さえよければすべていいという考え方は捨てないといけない。




これからは利己的な考え方が消えていき、妥当性が上がっていくだろう。




自然と共生していくということはそういうことだ。




だから俺は目覚まし時計がそこにないことを、妥当な結果を、ほほえましく思うのだった。











「はぁ…はぁ…」


俺は息を荒げてその場へへたり込んだ。


「お疲れのようですね。」


エリックが涼しげな顔をしながら俺に近づいてくる。




しかしなんで俺はこんなにつらいのにほかのメンバーはこんなにも余裕そうなんだ。




あ、エマさんもヘロヘロか。




だがエマさんはもはやそういう人だが他の奴、特にエリックが余裕そうなのは気に食わない。




俺はエリックに皮肉っぽくこう言った。




「お前はいいよな。無駄に運動もできて。」


「いやいや、僕たちがきつくないのは確かに体力の面もあるかもしれませんがそもそもシンさんとサンドラさんの出番が多いことが一番の原因ですよ?」


「は?」


俺はエリックからプリントをぶんどって自分のと比べてみる。


なるほど、確かにこいつは俺より動きが少ない。


「おいサンドラ!これは一体どういうことだ!」


するとサンドラは元気はつらつと言った感じで俺に近づき


「何がよ」


とダンスの練習がさも楽しいというような満面の笑みで言う。




「これはどういうことだ!」


俺はそういってサンドラの前にエリックと俺のプリントを突き出す。


「……これがどうしたっていうのよ」


「は!?お前このプリント見えるか!?」


「ちゃんと見えてるわよ。何?視力テストのつもり?そんなことしているんだったら悪いけど時間がもったいないしさっさと休憩切り上げるわよ!」


「いやいや!俺のダンス、どう見ても難しすぎるだろ!」


「そうね。だって私がそうしたんだもの。それが何か問題でも?」


「いやいや!…はぁ…」


こいつとは会話が成り立たなそうでついため息をついてしまった。




「何よそのため息!むかつく!何が問題なのかサッサと言えばいいじゃない!」


「多分シンさんは自分のダンスだけなんでこんなに難易度が高いのか気になるんだと思いますよ」


たまらずエリックが口をはさむ。


「はぁ!?そんなのあんたに活躍してほしいからじゃない!」


予想外の答えに場が一瞬沈黙する。


サンドラはその直後「しまった」という顔になった。


「ほぉ、それはなぜ?」


エリックが沈黙を破る。


「そ!それは…」


「それは?」


エリックが何か悪い笑みを湛えながら聞く。


「そ!そう!活躍できるような人がシンしかいなかったからよ!」


「…らしいですよ。シンさん。」


エリックはまるであともう少しで何かが出たのにすんでのところで戻ってしまったかのような悔しい顔をして俺に話を戻してきた。




「まあ俺しか活躍できる人がいないってのはよく分らんが活躍してほしいと言われて嫌な気はしないな。いいだろう。やるだけやってやる。」


するとサンドラは


「ホント?やった!」


とガッツポーズをしたのだった。


エリックは俺の耳元でこう言う。


「そういえばこの学校の体育祭はビデオ撮影されるらしいですね。サンドラさんは一体そのビデオ、失礼、シンさんが活躍したビデオをどうするつもりなんでしょうか?」




実はこの世界にはビデオという人間たちの動きを記憶できるものがある。




その機械はおよそ数十年前からあるが、今でも結構高値で庶民にとっては夢のまた夢だ。




確かに前に体育祭のビデオを買うか否かという申請書が配られていたはずだ。




俺は貰っても家にそれを再生するような器具がなかったからバツを付けたが、サンドラのうちにならそんなものがあっても不思議ではない。




しかしそんなものに俺の活躍を載せてどうしたいのか……




は!そういうことか!あくどいサンドラめ……




つまりあいつは俺がダンスに失敗するのを見込んで一生それで笑いものにする気なんだろう。




そうはさせないぞ。




「エリック、忠告感謝する」


「いやぁ、そっち側にとらえちゃいましたかぁ。」


俺は俄然やる気が出てきた。











体育祭当日となった。




俺たちはその日の朝に振り付けの最終確認をし、若干の不安、底知れぬ緊張、みんなが楽しんでくれるであろうという期待をないまぜにしながら持ち、いざ体育祭へ、いざ最終決戦へと向かうのであった。




そして校庭についてみると俺たちは結構遅くにきてしまったみたいで辺りは大群衆で包まれていた。




俺たちは「じゃあまた」と別れ、それぞれのクラスの席に着席した。




しかし、残念ながら、誠に残念ながら俺とサンドラの出席番号は前後である。




であるから、この体育祭の席、つまり俺がこの後ずっと座り続ける席はサンドラの前なのだった。




ただでさえ暑苦しい日なのに暑苦しい人が後ろにいる、そんな俺の不幸を嘆いた。




そんな時、トントンッと後ろから肩をたたかれる。




サンドラだ。




「なんだサンドラ?別にダンス中にこの学校にはびこる悪の輩から狙撃なんてされたりしないぞ?」


「そ、そんなの分かっているわよ。それより私が前に言ってマイクぶんどるからあんたはほかの正義部のメンバーを呼びに行きなさい」


「ん?待て、マイクをぶんどるってなんだ?俺たちは先生から呼ばれるんじゃないか?」


「まあこれが終わった後は呼ばれるでしょうね。でもダンスの時は呼ばれないわ。だってサプライズでやるんだもの。誰も、いや、私たち以外は知っているはずがないわ」


「は!?もしかして勝手にやんの!?」


「馬鹿!声がでかいわよ!ほかの人に勘付かれたらどうするの!」


「あ、ああ、ごめん。それより俺たちはつまり勝手にダンスをするってことだよな」


「まぁ、結果的にはそうなるわね。でもサプライズよ?みんな喜ぶに違いないわ!」






俺は直前になって衝撃的な事実を知った。


「一応聞くけどやめるって選択肢は…」


「ないわ!」


「はぁ…」


俺は驚愕の事実を聞いて嘆息するのだった。











「今よ、行って」


サンドラがささやき声でそう言う。




もっと前の段階で気づくべきだったという後悔と今からじゃどうしようもないという諦念が俺の心の中で渦巻いていた。




「何してんの!早く!」




語勢を強めながらなおもささやき声で言うサンドラは俺の心情なんて1ミリも分かっていなさそうだった。




しかしこれまで練習してきたんだ。




後は野となれ山となれ。




俺は心持ちを直してほかの正義部に声をかけに行くのだった。




「ええ、我々先生は生徒諸君の健やかなる成長を期待して、な、なんだね君は!ちょ、ちょっと待ちなさい!」


「えー、みんな聞こえてる?」


サンドラの暴挙に観客がざわついているのは見なくても分かるほどだ。




しかし、今までに数々のサンドラの暴挙を見てきた俺のクラス、一年A組は一切ざわつかず、またかという感じだった。




俺は蘭やエマさんやエリックに声をかけ校庭の中央付近に向かわせた後、俺もその後を追った。




「私たち正義部はあんたたちにサプライズを用意したわ。それはダンスよ!ちょっとあんた!そう、そこのあんたよ!これを持ってなさい!」




そう言って渡したのは音楽を再生する機械だった。




しかも「あんた」とは生徒に言った言葉ではなく先生の、それも校長に言ったのだった。




俺は内心ドキドキしたが校長はスマイルでその提案を受け入れた。




そう、この学校の先生は変なところで寛容である。




普通のところだったら俺たちはもう先生たちに取り押さえられているだろう。




しかし、ここの先生はそんなことをしない。




あくまでほほえましく俺たちを見守っているだけだ。




そんな中、音楽が流れ始める。




(ドゥツカツドゥツカツドゥツトゥルルルルットゥットゥットゥターラッターラッタラータララートゥートゥットゥ、ターラッターラッタラタララートゥートゥットゥ)




快活な音楽がマイクを通して辺りに響き渡る。




周りの人たちの眼は全員俺たちにくぎ付けだった。




まあ確かにこんな暴挙に出る人たちなんて気にしないほうが無理だというもんだ。




俺たちは練習通りに踊り始める。




まずは首のアイソレーションからだ。




左手をわき腹に、右手はまっすぐ真横に、そして足は右足を横に出してかに歩き、で、戻ってかに歩き、うん順調だ。




あとはきびきび動ければ大丈夫なんだが、トータッチだけが難関だ。




トータッチはサンドラが飛ぶんだが、いかんせんサンドラがけがをしないかだけ心配だ。




まあ、そんなことも杞憂に終わり無事飛べたサンドラは観客から絶大な拍手をもらうのだが。




あとは決めポーズのみだ。




俺は手を横に広げて真正面を向いた。




音楽も決めポーズのところでちょうど終わる。




観客たちは、俺たちの登場にざわついていた観客たちは絶大なる拍手を俺たちにくれた。




サンドラが校長のいるところに戻り「ありがとね」と軽く感謝するとマイクを取ってこう言い放った。




「いい!皆!今日の体育祭を全力で楽しむのよ!」




それを聞いていた生徒たちは、いつの間にか一体感が生まれたようで「ウオォォォォォ!」という唸り声で答えた。




その様子を見たサンドラは満足したのか俺たちとともに意気揚々と席へ帰っていった。












その後の俺たちは体育祭を全力で楽しんだ。




魔法を使っていい種目では存分に魔法を使わせてもらったし、魔法が禁止の種目でも存分に運動機能を使わせてもらった。




俺は皆から「不動の大将」ともてはやされたり「刹那の王」と恐れられたりついには「魔王」とまで言われるようにまでなった。




サンドラもサンドラで本気、と言っても相手をケガさせない程度だがそれを出しており、相手チームからは戦々恐々としたまなざしで、味方チームからは羨望のまなざしで見られているようだった。




エリックは、あいつは陰湿な奴で、裏で気づかれないように相手チームの妨害をしていた。




蘭はただ単純に目の前にいるやつだけをぶちのめし、相手チームの何人かを天の果てへと送った。




エマさんは「ひぃ!」と怯えながら戦場を逃げ回るのだった。











俺のチームは無事勝利をおさめ、他の組に大差をつけて勝利したのだった。




俺は校長の閉会の言葉を聞き流しながら勝利の余韻やら久しぶりにみんなから羨望の眼で見られたうれしさやらで胸がいっぱいだった。




明日からは普通の授業だ。




すべてが普通に戻る。




俺はこの特別な日の余韻をずっとかみしめていたい気分だった。




サンドラも俺と同じように余韻に浸っているようだった。


本当にどうでもいい報告です。

いじめが原因で通信制高校へと編入した僕ですが、友達(もしくはそれに準ずるもの)ができました。

Lineもその子と交換しました。

先生が言うにはどちらとも同じような境遇らしく、どちらともLineは初期アイコンです。

万年一人ぼっちになることを覚悟していた節もあったのでうれしく思います。

その子はやっぱり恐怖心からか自分から発言ができません。

首を縦に振るか、横に振るか、傾げるということで意思表示をしてくれます。

ですから僕も、これは社交性が皆無の僕にはとっても厳しいことなのですが、その動作だけで済むような話を振っています。

それ関連というわけではないんですが、たった一つの質問であなたのことが分かってしまう面白い質問があるので書いておきます。




「質問:あなたは猫が好きですか?」

はいか、いいえかで答えてください。






答えましたか?








下に結果があります。


































「はい」と答えた方:あなたの好きな動物は猫です。

          これからもたくさん愛でましょう。



「いいえ」と答えた方:あなたは猫が好きではありません。

           猫を好きになりましょう。










どうですかね。

当たっていましたかね?

これからもこんな風に面白い診断を見かけたら書きますね。

では。

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