第38話 杭
拷問回です。
(´・ω・`)
女装させられたジョンを、滞りなく王宮の地下にある拷問部屋へと連れ込んだパイア王女。
そして、ジョンが目を覚ます…。
「やっと目が覚めた様ね。気分はどう?最高の気分じゃない?」
ジョンは気がつくと辺りを見渡した。血生臭い、暗い部屋の中で女性と二人っきり。それだけでマグナムが反応する。
「え?ど、どこですか、ここは⁉︎あなたは一体…いや、それよりも何で僕は拘束されてるんですか⁉︎」
ジョンが体を動かそうにも、身動き一つ取れない。巨乳拘束隊による、とても柔らかい拘束などではなく、本気で対象者の動きを封じる強度重視の拘束具。
それによってジョンは台座に拘束されていた。両手両足を広げる様に。
そう、妊婦の出産を促す様な格好を、女装させられたジョンがしているのだ。
そしてパイア王女に反応するマグナム。その状態でマグナムをカッチカチにするのだから、どう見ても変態だ。
マグナムの隆起によってスカートがめくり上がり、女装をさせられている事にも気が付く。
女装、拘束、血生臭い部屋と、この異常な状況に対して、パイア王女から説明が入る。
「いい?あなたは新人冒険者大量殺人の重要参考人として捕まったの。そこまでは理解してる?」
「え?あ、そう言えばビコーさんにそんな事を言われてたような…」
「よろしい。では、時間もないことだし、手っ取り早く説明するわよ。私はエクレア王国の王女、パイア・エクレア…」
パイア王女は自己紹介を済ますと、ジョンに対して簡単に状況を説明した。新人冒険者が全員殺され、その死体が消失。そして謎の弓使いの襲撃によって冒険者が撃退される。被害者の一人である、ダンの双子の弟を名乗る男が現れ、兄が死んでるはずなのに賠償金で遊び呆ける…。
パイア王女の説明を聞くたびに、ジョンの顔はどんどん真っ青になっていく。この状況を作り上げたのは、他の誰でもない…自分自身なのだから。
「…と、まあそんな訳であなたは捕縛されたのよ。あなたがどれだけ言い訳を並べても、兄のダンが生きているのに賠償金を受け取って、遊び呆けていたのは紛れもない真実!さあ、犯罪者ジョン!あなたが知っている事を、今すぐこの場で白状しなさい!」
「あ、あの!お金なら働いてでも必ず返します!だからこの拘束を解いて下さい!」
「何で私が犯罪者の指図なんか受けなくちゃならないのよ!私は王女だって言ってんでしょ!いい?あなたはお金を払えば罪が無くなるとでも思ってる田舎者かも知れないけど、罪は罪!あなたは犯罪者なのよ!」
お金をちゃんと返せば罪は軽くなる。だが、ジョンは田舎者らしいので、そんな事は知らないだろうとタカを括っているパイア王女。そして更に畳み掛ける。
「犯罪者の癖に拘束を解けとか、王女を相手に偉そうに指図…それに、なんなのよ!いつまで、王女の御前でマグナムをカッチカチにしてるつもり⁉︎あなた、本物の変態じゃない!くそっ!変な物を見せつけられたから、目が腐りそう!見なさい!涙が…」
女装させられ、拘束させられ、王女に罵られながらも、寧ろ今まで一番カッチカチ。なんとも雄々しい姿だ。
まさにマグナム!
だが、そんな雄々しさがパイア王女の逆鱗に触れているのだ。ジョンは必死になって訴える。
「違うんです!これは僕の意思じゃなくて、マグナムの意思なんです!これが失礼だと言うのなら…王女様、鎮静化をお願いします!」
まさかの王女に対するマグナムの鎮静化要請。一瞬、理解できなかったパイア王女だが、その理由を理解した瞬間、顔を真っ赤にしてブチ切れる。
「なんで王女である私が…あんたのマグナムの鎮静化をしなくちゃならないのよ!!」
パイア王女は取り出した鞭で、容赦無くマグナムを鞭打。
バシッ!
「ギャアアアアアッ!」
「田舎者にも程があるでしょうが!奴隷落ち目前の犯罪者が、あろうことか王女に向かってマグナムの鎮静化をしろ、ですって⁉︎」
バシッ!
「ギャアアアアアッ!」
「もう一丁!」
バシッ!
「ギャアアアアアッ!」
「も一つオマケに!」
バシッ!
「ギャアアアアアッ!」
「さあ、いつまでも無礼な態度をとってるんじゃないわよ、このド変態が!」
「ち、違うんです!今まで出会った女性は、皆んなマグナムの鎮静化に協力してくれたから…」
「王女である私を、その辺の頭の悪い平民女と一緒にするなぁー!」
バシッ!
「ギャアアアアアッ!」
「そもそも、私は人間嫌いなのよ!そんな私が人間の男なんか、相手にする訳ないでしょうが!それもド変態のあんたなんか論外よ、論外!ほら、いつまでも気持ちよさそうな顔をしてるんじゃないわよ!」
バシッ!
「ギャアアアアアッ!」
「ん?どうしたの?何か言いたそうね?」
「僕は…変態じゃありません…気持ちよさそうになんか…してません…だから…もう…やめて下さい…」
「ああ、変態じゃなくてド変態だものね。鞭で打たれてもマグナムをカッチカチにしてる癖に、気持ちよくないですって?どの口が言ってるのかしら、このド変態は⁉︎」
「ド変態でもありません…お願いです…もう、やめて下さい…」
「あら、王女である私の意見に反論するのかしら?私がド変態と言ったら、ド変態。そうじゃなくて?」
「ド変態じゃ…ないです…もう…やめて…」
「本当に頭の悪い田舎者ね?ここは普通、私に絶対服従して平伏すところでしょ?まあ、いいわ。それだけド変態じゃないと否定するなら…その証明をするしか、なさそうね」
パイア王女がニヤリと笑う。悪い予感しかしない。
するとパイア王女は棚から一本の杭を取り出した。先端が三角錐であり、打ち込むのに最適な形をしている。
そして大きさは30cmマグナムと同等。察しの良い者であれば、これからどんな目に合うか想像できるだろう。
だが、ジョンは気が付かない。これから起きる、その惨劇を!
「さあ、ショータイムよ。覚悟はいい?」
そう言って何やらヌルヌルした液体を、杭に塗ったくるパイア王女。そしてそれをジョンの穿いているパンティ越しに、杭の先端を押し当てる。
そして取り出した木槌。ここに来て、やっと何をされるか理解したジョンが、必死に抵抗を始めた。
「や、やめて下さい!一体、何をするつもりですか!そんな物を打ち込んだら、死んじゃいますよ!」
「何って…あんたがド変態である、その証明でしょ?女装しながら、この杭を打ち込めば、きっとあなたは目覚めるはず。そう、その道にね」
「その道って何ですか⁉︎痛い事はやめて下さい!」
「痛くないわよ。だって、あなたが今まで散々してきた事じゃない。今はそれが逆転しただけ。さあ、ド変態の証明…見せて頂戴!」
「僕はド変態です!ド変態ですから、やめ…アアアアアアアッ!」
ジョンの制止など無視して容赦無く打ち込まれる杭。
ズシュ!
「あら?中々、思い通りに中まで入らないわね?」
未開発であるジョンの穴は、杭を受け入れるだけの大きさではない。その為、杭が刺さったのは先端のみ。
その先端のみでも流血。全てが入ったらどうなるのか?恐怖に慄くジョンであったが、パイア王女の責めがこの程度で終わる訳が無い。
「血が出て丁度、滑りが良くなったみたいね。それじゃ、もう一丁!」
ズシュ!
「ギャアアアアアッ!やめて!やめて!痛い痛い!」
「何を言ってるのよ?杭が刺さって、更にマグナムがカッチカチになってるじゃない!このド変態が…さあ、いい加減自分の気持ちに素直になりなさい!」
ズシュ!
ズシュ!
ズシュ!
怒涛の三連撃。ジョンは白目を剥き、泡を吹いて失神する。それでもマグナムはカッチカチだ。
「…真性のド変態ね。さあ、いつまでも寝てないで起きなさい!」
そう言って気付け薬をジョンの鼻の中へと注ぎ込む。
「ぐはっ⁉︎」
「はい、目が覚めたわね。さあ、もう一度杭を…と、言いたいところだけど、こちらも時間がないのよ。いつまでもプレイを楽しんでないで、さっきの話の続きを…そう、あんたが知ってる情報、今すぐ洗いざらい白状しなさい!」
「喋ります!全て喋ります!だから杭を抜いて下さい!」
ジョンの体内に半分程埋まった杭。それを抜けば白状するそうだ。
「何を言ってるのよ、あなたは?何で私に向かって杭を抜けとか、指図してんの?これだけ教育しても、まだ自分の立場を理解できないようね…」
そう言って再び杭を打ち込むパイア王女。そして悲鳴を上げるジョン。
どうしていいか分からず、泣き崩れるジョンに対して、パイア王女は再び畳み掛ける。
「田舎者のあなたに教えてあげるわ。気を失わずに、よく聞きなさい。いい?王女に杭を打ち込まれたら『ありがとうございます、パイア様!とても気持ちいいです!もっと打ち込んでください、このド変態のいやらしい穴の中に!全て話しますので、容赦無くぶち込んで下さい!』って、お願いするのが王女に対する接し方よ?あなたがどれだけ無礼な態度をとったか理解できたかしら?」
「はい、理解できました…。杭を打ち込んでくれて…ありがとうございます…パイア様…」
「まあ、及第点ね。さっきから言ってるけど、時間がないのよ。あんたの教育に無駄に時間を使ったんだから…さあ、とっとと全てを白状しなさい!」
こうして、やっと尋問が再開するのであった。
そしてジョンは洗いざらい白状する。自身が元魔族であり、ダンと入れ替わった事。その後、冒険者を追い払った事。王都に情報収集に来ながら、マグナム無双を繰り返した事、その全てを…。




