表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/7

1.異世界転生

「おお~。私に似て可愛いわね~」


うふふと笑いながら俺を抱き抱える女性。

どうやら赤ん坊から新しい人生は始まるらしい。

転生だからそれもそうか。


「実験の為とはいえ初子育てね・・・、ほらほらお母さんですよー」


にこにこと俺をあやす女性、もといお母さん。

って、え?実験?何?何する気なの?

不安を尻目に母は俺をベッドに寝かせ、大人しくね、と一言残し去っていく。

嘘だろ、もしかして物凄く不味い家に産まれてしまったのではないのか。

こうして俺の異世界人生が始まった












まあその不安は置いておこう、まだ何も出来るわけでもないしね。

今するべきことは能力値の確認と黒い取引の報酬の確認だ。

しかし能力値なんてどうやって確認するのか、とりあえず頭の中で念じてみるか。


「(能力値出ろ!)」


呼応するように頭の中に真っ白な世界で見た書類と同じものが頭に浮かんでくる。


STR(筋力):15 成長促進:1

DUR(耐久):10

CON(体力):10

AGI(敏捷):15 成長促進:1

DEX(器用):20 成長促進:3

POW(精神):10

FOR(理力):10

INT(知性):10

LUK(幸運):10


HP(生命):200/200

MP(魔力):200/200


変動が全くないじゃないか!

赤ん坊だから仕方ないのは仕方ないかもしれないが。

次に武器の確認だな。

同じように念じたら出てくるのだろうか。

物は試し


「(ゲイボルグ出て来い!)」


念じると、俺が寝ている部屋の壁を盛大にぶち破って赤い槍が飛んでくる。

待て待て!そんな登場は期待してなかった!

音を聞きつけたのか、部屋の扉を勢い良く開けて入ってくる我が母。

ちなみに飛んできた赤い槍、ゲイボルグは俺の真横にゆっくりと落ちてきた。


「なにこれ・・・」


ほんと何なんでしょうね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ