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俳句女子の「俳句ことはじめ」…祝い「おばの請う」

作者: ゆきの

今回の兼題(お題のようなもの)は

「祝い」


前回に続き、もう一つ、私ゆきのが作ったものが、こちら




おばの請う 退院祝いに 桜見に


季語…桜(春)




私のおば、先日まで少しばかり、

入院していたのですが、




「退院したら、美味しいもの、食べに行こう」

「そうだ、お花見もいいね」




と、話しており、そんなことがあり、この句、


おばの請う 退院祝いに 桜見に


と詠んでみました。




が、先生からいくつかご指摘をいただきました。



指摘か所…その1

退院祝い「に」桜見「に」

というのが良くない。


「に」が2回つづくのは、あまり良くないそうです。



指摘か所…その2

「退院祝いに」


八音になってししまっている。

本来、ここは七音でなければならない箇所である。


とのこと。




なるほど、私、うっかりしてました。

指折り数えると、確かに先生のおっしゃるとおり、

「退院祝いに」は八音でした。


お恥ずかしい。





というわけで、以上の2点を踏まえ、

先生が提案下さったのが、


次の二つです。



①おばの請う 退院祝い 花の山

季語…花の山(春)


②おばの請う 退院祝い 花衣

季語…花衣(春)





①「花の山」ですが


花といえば、平安時代以降、桜のことを指すそうです。


なので、「花」のみで、充分「桜」を

詠んでいることになるそうです。



②「花衣」ですが、


「花見衣」とも言うそうで、

花見に着ていく、女性の衣装のことを指すようです。


昔はこの日のために晴れ着を用意したそうです。


「花衣」でネットで検索してみたところ、

このような画像が見つかりました。






それにしても、この日のために、

わざわざ晴れ着を用意するなんて、

なんだか風流というか粋ですね。



桜だけでなく、それを見物する女性たちがまた、

華やかだったんでしょうね。



今の時代と違い、娯楽が少ない時代、

お花見はビックイベントだったのかな、と思いました。



ゆきの





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