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それでも彼女は彼に恋してる  作者: 歴史人
第一章 監禁
7/9

忌まわしい記憶

すみません、短いです。

 また、あのときの夢を見た。

 もう何度も見た夢だ。男たちがまだ幼い私を遊ぼうと強引に服を脱がし、身体中をいやらしく触ってくる夢。吐き気がするほど気持ち悪い。

 私を苦しめたあの()()の出来事。

 忘れるなら忘れたい、出来るのであればあの事件をなかったことにしたい。だけど、体が覚えている。忘れようとしても、体が思い出させてくる。

 家族や親族、周りの人達は事件のことをなかったようにしてくれているが、記録はそうはいかない。


 あの事件…


 本当は…


 自分が死ぬはずだったのだから。

ようやくこれぐらいは、書けるようになってきたので、1ヶ月には1話は出しますので、よろしくお願します。

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