監禁一日目続
あれ、教室から出た後が思い出せない。
じゃあ、やっぱり誰かに拐われた?
そう考えていると甘い香りが漂ってきた。何処からなのだろう。
だが何故か考えることが出来なくなってきた。
しかも何か、体が、しびれ、てき、た、ような。
~数十分後~
あ、これ、本当に、やばいやつだ。
体が内側から熱くなってきた。怖い。何がどうなっているの。
そう私が悶えていたら、目の前のドアが開いて、
ガスマスクのようなやつを着けた人が入ってきた。
多分、今私と同じに成らないようにだろう。
私は消えかけていく意識を振り絞って、聞いてみた。
「ここは、どこ、ですか?」
「シュコー、シュコー、シュコー」
返って来るのはガスマスクの音だけ。
まぁ、普通に考えてこうなるだろう。
ただ、消えかけていく意識の中でそう思った。
◽◾◽
可愛かった。梨花が悶え苦しんでいるのが。
襲いたくなった。梨花の身体中を舐めまわしたいほど。
心から喜びに震えた。もう誰にも梨花を会わせなくてすむ。
梨花は今日から、僕のものになるのだ。僕のものに。
「梨花、君を僕の色に染めてあげるよ。もう僕の側から離れられないように。」
そっと、梨花の脚から、お腹、肩、頬に手を滑らせる。
きめ細かい肌触りで気持ち良かった。こうして触れるのも、男の中では、僕だけだ。
「梨花の身体は僕のものになる。ただ、僕のものになるには、時間が掛かりそうだけどね。」
今年は受験があるので、忙しくなります。
それに合わして、投稿が遅くなったり、短かったりしますが、出来る限り頑張りますので、宜しくお願いします。