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それでも彼女は彼に恋してる  作者: 歴史人
プロローグ
3/9

運命の出会い

 私の名前は栃原梨花(とちはらりか)だそうだ。

 栃原家(とちはらけ)は結構裕福な家庭だった。前世はちょっと裕福な家庭だったが、格が違った。ものすごいのである。

 父は大企業、栃原グループの代表取締役の栃原啓蔵(とちはらけいぞう)。仕事には厳しいが、母には激甘だ。

 母は栃原グループ会長の一人娘の栃原胡桃(とちはらくるみ)。つまり、父は婿に入ったことになる。母の容姿は幼女そのものでよく、私達兄妹を産めたなと思う。

そして、私達兄妹は上から順に

長男の幸弘(ゆきひろ)

長女の朱希(あき)

次男の名津(なつ)

次女の奈月(なつき)

三女の私こと、梨花(りか)

四女の野依(のよ)

三男の珠樹(たまき)

と、なっていて皆、私以外全員双子だ。謎過ぎる。

とまぁ裕福なため習い事はたくさんある。

ピアノ、チェロ、フルートなどの音楽関係、

英語(えいご)仏語(フランス)独語(ドイツ)伊語(イタリア)蘭語(オランダ)希語(ギリシャ)波語(ポーランド)西語(スペイン)葡語(ポルトガル)、中国語、韓国語などの計十一の国の語学など、いっぱいあって、毎日が大変だ。

そんな中、親しい友もできた。

石井加奈(いしいかな)白野江雪(しのえゆき)山波咲哉(やまなみさくや)小堂稚早(こどうちはや)

加奈は活発でスポーツ万能でなぜか女子にモテまくる。

雪は一言で言うなら、清楚な淑女だ。茶道や華道などを嗜んでいる。

咲哉は加奈とまるっきり同じでイケメンで尚且つ優しいところがあり、ファンクラブまでできるほどだ。

稚早は童顔で女子に間違われることがたくさんでいつも私の側にいる。そこが抱き締めたいほど可愛い。

私達は小学校まで仲良し五人組と言われていた。

中学校からは一人増えて、仲良し六人組と言われるようになった。彼は稚早の従兄弟で最初は話しづらかったが、すぐに打ち解けていき、仲良しになっていた。

彼の名前は羽馬諒家(はまりょうや)。後に私を狂わせてゆく彼はこの時から私を自分のものにしようと考えていたのであった。




因みに諒家は独占欲が強く、欲しいものはなんでも自分のものにする考えをもっているので、梨花に一目惚れをした瞬間から、自分のものにすることを考えていたのでした。

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