表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
それでも彼女は彼に恋してる  作者: 歴史人
プロローグ
2/9

第二の人生

 僕は、いつもの道を通ったのだ。いつもの道を。

 何故だ。何故、事故に遭った。信号が青だから、渡ったのに。

 トラックが猛突進してきたんだよな。それに僕が吹き飛ばされたんだ。

 よくあんな速度出せたな。あっ、思い出したぞ。

 あのトラックの運転手の顔、ヤバかったな。あれ、何かやってるよ。ヤバイ薬とか。

 まぁ、それで僕があっさりと死んでしまったから、もうどうしようもない。平凡な毎日だったなぁ。特に目立つことなかったもんな。

 とうとう人気者になる夢は叶わなかったかぁ。次の人生ってあるのかな?神様にでも祈っとくか。

「神様。次の人生は晴れやかな人生にしてください。お願いいたします。」と、そう願った瞬間、目の前が眩しくなった。

「うわっ、何なんだよ!」

 意識が光に吸い込まれていった。




「ハーイ、元気な女の子が生まれましたよ~。」

 なんか女性の声が聞こえる。誰だろう。

 僕は声の主が誰かなのか目を開けようとするが、瞼が重い。

「あーうーあーい。あーあ?あーあーあーあー!(ここどこですか。あれ?うまく喋れないよー!)

「フフ、元気旺盛ね。そういうところ、パパに似ているわね。将来が楽しみだわ。」

 あれ、産まれてきたということは、僕、赤ん坊になったんだ。

 第二の人生の始まりか。まて、さっき女の子って言ってなかったか。

「今日からよろしくね。梨花。」

 どうやら、僕の第二の人生は女の子らしい。

 そしてここから、僕、いや、私の人生が始まった。





短くてすみません。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ