第3話
ブックマークしてくださっている方がいて驚きました。ありがとうございます。
誰も読んでくれないだろうけど、書いてみようと思ってはじめたので、とっても嬉しいです。
週1弱の更新になると思いますがよろしくお願いします。
ある日、
「おーい、陽葵。陰陽助様がお前を呼んでるぞー。」
報告をしてくれたのは奏太-私の秘密を知っている陰陽仲間だ-
「何の話だろうね。奏太、なんか聞いてる?」
「さあ。君のことがばれたんじゃない?」
「えええええええ!!!!!」
「嘘だよ。」
し、心臓が止まるかと思った・・・。
「さっさといけよ。陰陽助様が待ってる」
「うん。ありがと」
奏太がわたしの秘密を知ったのは昨日。池に私が落ちちゃって、着替えてる途中に部屋に入ってきたの。
で、さらしを巻いた胸をみられちゃった。最初混乱してたみたいだけど、理由を話したら、だまっててくれるって。意外と優しいなと思った。そう、意外と。
* * *
「陰陽助様話とは?」
陰陽寮にある一室で陰陽助-平清光-が待っていた。
「明日から、賀茂秋貞と一緒に仕事をしてほしい。」
「分かりました。・・・・え?」
「秋貞とあったことあるのかな?」
「はい。会ったというか・・・」(あったに入るのかなあ)
「まあ、いい。仕事内容は秋貞に聞きなさい。ただ、仕事を任せてもらえるかどうかは陽葵君、君しだい。」
「どういうことですか?」
「あいつは、自分を外に連れ出してくれるような熱ーいやつとしか仕事をしないんだ。」
?秋貞様って結構変人??
「ということで、頑張って星の塔から秋貞を引きずり出して、仕事をやって来い。できれば褒美をあたえてやってもいいぞ?」
「褒美はいりませんが、頑張ります!!」
やる気に満ち溢れた陽葵だった。