~素敵な一日に感謝~初等科1年生の君鸞会、姫峰会の子の名前紹介付き
私、城常院 妃袈の入学式の翌日の出来事の続きを紹介します。とても素敵な一日に改めて感謝したいと思います。同級生の初等科 君鸞会、姫峰会のメンバー紹介付きなので、是非楽しんで下さい♪
それでは早速、初等科君鸞会、初等科姫峰会の新1年生メンバーを紹介します。
初等科君鸞会1年生
東組→松田武久、南部友男
西組→平野君武←(後に総統と呼ばれる)、今井貴仁、加藤慶伍
南組→九条高士郎、三条河原芳成
北組→吾野永一郎、豊田規人、安田尚弘
初等科姫峰会1年生
東組→城常院妃袈、月島朱梨、吉野桜子
西組→林加清、松平早代
南組→鈴木絹子、春名桃羽、源袈蓮
北組→本極寺音羽、松下弓子
私は、同じ東組の吉野桜子ちゃんと月島朱梨ちゃんが特に仲良しです。男の子でも、同じクラスの南部君や松田君とも少しお話しをしました。
前話で、とても気になる平野君武という男の子は、彼と同じ西組の今井貴仁君や、加藤慶伍君と楽しそうにしていました。そして、意外なことに、この3人(特に平野君)は、先輩方からかなり気に入られていました。平野君は、少し気難しい子ですが、年齢の割に知識が豊富で、入学式の時から良い意味で目立つ子でした。
とにかく。初等科 君鸞会、姫峰会の子たちは、みんな(少なくとも表向きは)礼儀正しくて可愛い子ばかりです。
人数についてですが、初等科は東西南北の4クラスあり、それぞれが25人ずつなので、一学年の人数はちょうど100人です。そのなかから、君鸞会、姫峰会のメンバーが合計20人程度選ばれます。即ち両会に所属する子は初等科の全体の2割ということです。
初等科の君鸞会、姫峰会は、中高等科の正規の君鸞会、姫峰会のお子様版なので、初等科君鸞会、初等科姫峰会というのが正式名称です。略称は小君鸞会、小姫峰会といいます。そして、小出身の子がそのまま中高等科の正規の君鸞会、姫峰会のメンバーになります。そして、この両会のメンバーは、制服に、キラキラ輝く宝石が使われたバッジを付けています。これは、紛失しても学校が再発行してくれるそうなのでリトルの子でも安心です。そして私は、そのバッジを受けとると、自分で制服に付けようとしましたが、とても固くて難しかったので、結局は親切なメイドさんに付けてもらいました。例の、平野君は、最初から近くのボーイさんに付けさせていましたが……(^-^; 流石は典型的なお坊ちゃんだなと思いました。
昨日の入学式、今日のクラスでの自己紹介&君鸞会、姫峰会の出来事等色々ありましたが、最後は執事の高尾が運転する車で途中でレストランに寄り、昼食を食べてから 自宅へ帰りました。学園は東京のやや郊外にあるので、都心の周辺にある自宅までは信号も多いせいか、一般道で約30分程度かかります。私はまだお昼頃だというのに、途中で疲れて眠ってしまったようで、高尾が私の部屋のベッドまで運んでくれました。そして、夜7時頃の夕食の時に高尾が優しく起こしてくれました。私は、あわてて鏡を見ましたが、案の定 寝癖がついてしまいました。お母様に見苦しい姿なんて見せられないので、なんとか高尾に寝癖を直してもらいました。高尾はとても頼りになります。先程は高尾に対して失礼な事を考えてしまったことを反省しています。
そして、夕食や入浴、歯磨き等を済ませた私は、明日に備えて寝ることにしました。なかなか眠れなかったので、ココアを飲みました。そうしたらすぐに眠れました。
明日はいよいよ委員会や係活動を決める日です。クラスの子たちと仲良くなれるチャンスでもあるのでとても楽しみです。
皆様、おやすみなさい♪ 明日も素敵な事がありますように(^-^)
作者 竹千代は、登場人物の名前にはとてもこだわっています。できるだけ運勢の良い名前や名字と連想しやすい名前を付けたりしています。例えば、妃袈の親友の一人である「吉野 桜子」は、公家出身の和風少女です。その他の子も、「豊田」「松田」は車の会社を連想しますし、「安田」は財閥、「南部」はピストル、「松下」は電器、「松平」「林」は徳川幕府の重臣、「源」は源氏……等全てにこだわっています。
できるだけ画数等にも気を使いましたので、登場人物の性格は、姓名占いとほぼ一致するようになっています。
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