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1.プロローグ

第1章 転生


俺はひろと。

食品メーカーに勤める社畜で、アラサーの独身男。

今日も今日とて 、お得意様への配達の仕事にいそしんでいる。


「ふうー、やっとひと段落ついたな・・・」

トラックの運転席で、ため息とともに1人つぶやいた。

タバコに火をつけ、大きくゆっくりと吸ってシートにもたれ掛かる。

会社へ帰社する途中、夕方の少し渋滞した大通りを運転していた。


ふと、歩道の方に視線を向けると、若い女性が見えた。

すらりとした細身の体型の美女がこちらへ向かって歩いてくる。

紫色のワンピースに身を包み、腰まである長い髪をたなびかせている。

「おっほー!ええ女やん!オウオウオウ!」

ひろとが奇声をあげながら、目で追っていると、女性と目が会った。

すれ違いざま、女性が妖艶な笑みを浮かべると、その瞬間ゾクッとした悪寒が全身に伝わった。


「ッツ!!・・なんだ今のは・・・?一瞬きんたま縮み上がったで・・・」

不思議な感覚に顔をしかめながら、前方に注意を戻すと、目の前の交差点の信号が赤になっているのに気づいた。

「おっと!」

慌てて急ブレーキを踏み、停止したが、そのはずみに指にはさんでいたタバコがポロッとこぼれ落ちた。

「ふぅー・・・危ないとこやったわ」

冷や汗を流しながら事故にならなかったことに安堵する。

5分後

「ア゛ッ゛!!」

しばらく運転していると、突然股間に刺すような痛みを覚えた。

目を落とすと、ズボンのチャックが開いており、開いた穴から煙が出ている。

「タバコか!?」

先程までタバコを吸っていたのを反射的に思い出す。

そして、股間に吸殻が入り込んだと気づき、慌てて取り出そうと手を穴に突っ込んだ。

「くっそ!取れない・・ア゛ッ!ア゛ッ!ひろとのひろとがバーニングしちゃう!!」


そうこうしているうちに、やがて煙がモクモクと立ち込め、パンツとズボンに引火した。

炎が燃え広がり、あっという間に股間が火だるまになった。

「オ゛オ゛オ゛オ゛!!イグウゥッ!!」

股間が燃え盛る痛みにのけぞりながらうめき声をあげるひろと。

さらに、のけぞった際に右足がアクセルを思いっきり踏み抜いてしまいトラックが暴走を始める。


猛スピードで反対車線に躍り出ると、目の前には大型トレーラーが。

「ちょっ!!」

避ける間もなく、トラックとトレーラーが正面衝突する。

ガシャン!と衝突音がすると同時に、フロントガラスを突き破り、ひろとは外に投げ出された。

3mほど宙を飛び、歩道のアスファルトに叩きつけられ、アスファルトに血溜まりが広がっていった。


(・・・やばいってこれ、死ぬ・・・)

強烈な痛みに、意識が押しつぶされそうになっていると、突然、強い花の香りがあたりに立ち込めた。


見上げると、先程の紫の美女が自分を見下ろしている。

美女は妖艶な笑みを浮かべながら、一言つぶやいた。

「行ってらっしゃい」


(???なんでさっきのお姉ちゃんがここに?)


ヒロトが疑問を感じていると、美女のスカートが風に揺れて、もう少しで下着が見えそうになっていた。

(・・よく分からんけど、どうせ死ぬんならパンツぐらい見て死にたい・・・)

ひろとは、最後の力を振り絞って下着が見える位置にまで体を動かそうと試みる。

(よし、もうちょっと・・・)

「死ね」

ドスッッッツ!!

下着が見える寸前で、美女に笑顔で思いっきり股間を踏みつけられてしまった。

美女は2回3回と蹴りを入れ続ける。


「ああんっ!バーニングしちゃうっ!!」

炎上して大やけどをした股間にさらに強烈な刺激が駆け抜ける。

(ア゛ッ!・・・これはこれでありかも・・・・)


ひろとは薄れゆく意識の中で、新たな性癖に目覚めながら、深い闇に落ちていった。

・・・・・・・・

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・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

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