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11章
「ここが光ってマジカルパワーでさあ。でワンツージャンゴで意味が分からなくなってさあ、でここで水前寺清子で終了形!」
どういう話だ。
「香子が言うにさあ妖魔っていうのはさあ、滅相もございません、あなたがたを待っておりました。さあそういう話でしたって感じでさあ、話なんか聞かないわけよ。私はわかるけどさあ、そういうイミテーションにイマジネーション?にそういうカーネーションな話? 頭いいねえ私」
イルミネーション程度の記憶容量しかないのではあるまいか、あんた。
「私空子が言うにさ? コウシがさ? コウシなんだかタカシなんだかわかんないって話でさ、てかタカシっていうのはないねえって話でさ、たかしだったら最終的に生き残らないねえって話でさあんたももっと頑張れって話だよ。わかるねえ論子は分かるんでしょ? 高志より才能あるもんね」
「ワカルワカル!ホンットワカル。モウ私丿人生ワカリッパナシ!」
僕は頭の上部から念エネルギーがもれている念能力を習得したばかりの人の如く体力が持っていかれる。しかし僕が覚えるべきは妖力である。
「どうせしかし僕が覚えるべきは妖力であるでしょ? あんた。私はもう習得したけどね、妖力」
空子が僕よりも早く妖力をマスターしたのは悔しい話だった。
因みに僕の名前はコウシである。




