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第36話 覚悟の在り方

・2023/01/16

 本文の8割を修正。


【side.明日奈】


 作戦の第一段階は成功した。


 予想以上にアタシってば、がんばったわね……

 注文されたアーティファクトを全部創ったあとは、やり遂げた満足感と精神的な疲労が一気に押し寄せて友理から栄養ドリンク貰うハメになったわ。本人も本当に期日までに全部創ってみせるとは思わなかったみたいで、珍しく含みの無い笑みを浮かべていた。


 で、作戦の第二段階である戦闘の勝利。

 これが中々大変なのよねー。


 忍ちゃんの所は、アルカに加えてマルコもいるから心配するだけ無駄。

 友理の方は1番強い奴と戦うらしいけど、不思議と心配はない。

 瑠維ちゃん対アタシらと同年代っぽい女の子の対決は……正直分からない。いざとなったら万一に備えているメンバーが助けるって話だけど、どうせなら勝ってほしい。



 そうなると、鬼門となるのはアタシらの担当で――



「死ねええええええええええええええええええっっ!!」


「ふぇあああああああああああっ!?」


 敵の1人、ポリーナという名の嫌な感じのする女が迫って来て、慌ててアーティファクトとして創ったワイヤーを上に射出。建物に引っ掛かったら、すぐに自分の体をその方向へ引っ張る。

 そうすれば、ポリーナがさっきまでアタシのいた所を攻撃して、



――ジュゥゥゥウウウウウウウウウウウウウ……!!




 地面、というかコンクリートが煙を出して溶けた。


(怖っ! 一体何千度あるのよアレ・・!?)


「――っち! さっきからちょこまかと鬱陶しいぃ! いつまでも逃げてないで、さっさとこのポリーナ様の『太陽の手アポロン・ハンド』で焼け死ね!」


 そう吐き捨てた女の右手は灼熱の赤――を超えて白金に輝いている。


 『太陽の手アポロン・ハンド

 触れれば一瞬で焼け死んでしまいそうな熱を持った右手となる異能。実際、あの異能で何人も殺してるって話だからシャレにならない。


(……あんなんじゃ、パン職人にはなれないわね)


 パンが発酵する前に消し炭になっちゃう……って、アタシってば友理みたいなネタ思考になってる。

 アイツが戦っていたら口に出して言いそうだと思ったんだもん。というか、確実に言う。むしろ相手を煽って隙を作ろうとするでしょうね。


「……何か急に冷静になってきたわ」


 友理の「お? ボクのおかげか?」って感じのドヤ顔がイメージとして出てきたから、さっさと頭の中から追い出す。


 考えれば万全を期すために友理とアルカが敵の異能の情報を集めたから、誰と当たっても良いように準備万端だったわね。そのために、今日まで死ぬほど気合いを入れてアーティファクトを創ったんだし、戦いのシミュレーションだってした。

 ようはアタシらの心持ち次第。

 相手の殺気に飲まれてペースを完全に崩されていたわ。


 ちらと、少し離れて戦っている兄貴とめぐみに視線を向ける。



「ふ~む。キミもボクと同じ植物系の異能使いだったか。しかし、慣れていないね。ほら? そこに隙間が出来ちゃってるよ?」


「うおおおおおおっ!? こっち来んなああああああああ!!」


 少し離れた場所で兄貴はイヴァンって奴と戦っているけど、案の定アタシと同じでペースを崩されていた。

 兄貴は美江の『植物魔法プラント・マジック』で出現されたツルを操っているけど、イヴァンは兄貴の操るツルより細くて鋭利な印象の茨を巧みに操作し、少しずつ兄貴を追い詰めていた。


 『不吉もたらす茨イービル・ソーン

 鋭い棘の付いた茨を無数に操る植物系の異能。

 その真骨頂は、棘に含まれる状態異常を与える毒。傷を付けるとランダムで眠気・混乱・麻痺・毒状態にする力を持っている。



「ああ、もう! 変に動くな! 大ケガさせてしまうだろ!」


 めぐみはめぐみで、別の理由から部下の男たち相手に苦戦している。

 異能である剣と鎧を身に纏って戦うめぐみだけど、攻撃手段が剣だけ・・・・・・・・なせいで逆に男たちを攻撃できないでいた。

 学園の特殊なフィールドじゃない以上、刃物で斬りつければ当然血を流し傷つく。一歩間違えれば致命傷になってしまう。それがめぐみにとって高いハードルになったみたい。友理の言う有料コンテンツがあれば盾によるシールドバッシュができたんでしょうけど、無いものねだりはできない



(アタシたちの担当が1番キツイじゃないの!)


 本来の予定ならアタシが部下の男たちを撃破、兄貴がポリーナを引きつけ、めぐみが剣でイヴァンの茨を切り裂いていく。そのあと部下を倒したアタシが合流して3対2に持ち込む作戦だったのに……


(アイツら、貴重な部下を使い捨てに扱いで運用するなんて……!)


 初動で作戦が狂った。

 部下の男たちに「死ぬ気で行け」と、「無様を晒したら……分かるね?」と、アイツらが言った途端、陣形もへったくりもなく向かってきた。

 素人でも顔を見れば分かる。浮かんでいた感情は義務感でも闘志でも無い。

 恐怖だったわ。


 二重の意味で動揺したせいで、勢いに押されて最悪の形で分断された。

 あんなに練習したのにバカみたいに崩された。

 それが心の底から悔しい。


(命令に従わなかった奴に何してんのか。嫌でも想像付くじゃない!)


 今のご時世だと貴重な人材だから、普段はしないはず。

 それをしたのは罠に掛けられた側だから。とにかくアタシたちの情報が僅かでも欲しい、じゃあ肉壁をぶつけちゃえって魂胆。


「ホント最低ねアンタたちっ!」


「弱ぇ奴ほどオマエみたいなセリフを吐くわねぇええええ!!」


 異能で創った弓の攻撃を三角飛びで躱したポリーナがこっちに手を向けてくる。

 咄嗟に腰に下げていた小さなクマ用撃退スプレーを吹きかけるけど――


「鬱陶しい!」


 ポリーナの右手が一段と光り、自分に掛かる前にスプレーの液体を蒸発させた。

 こんな小細工でどうにかなる相手でもないか……

 ただ、今の技は少し集中がいるのか距離は稼げた。そして逃げた先には兄貴がいる。なら、アタシがやることは……


「バカ兄貴!」


「え? うわっ!?」


 イヴァンの異能が兄貴を捕らえようとした瞬間、ワイヤーを伸ばして腰のベルトに引っかけ、同時に引っぱる。

 このワイヤー射出機の即席アーティファクト、重力軽減の力を付与させといて正解だったわね。おかげで簡単に兄貴を引き寄せられた。


「ふぅ……助かったぞ明日n――」


「フンッ!!」


「いっだぁあ!?」


 兄貴のおでこに頭突きを喰らわせる。……痛いぃ。


「おバカ! 相手のペースに乗せられてどうすんの!? 何度も練習したんだから、落ち着いて対処するぐらいできるでしょが!」


「いや、さっきまで明日奈も『ふぇえええ!?』って動揺して――」


「返事!」


「サー! イエッサー!」


 こうして兄貴を叱りつけるけど、実際は自分自身に言い聞かせている面もある。動揺しっぱなしだったのは事実だし。


「……で? 実際どうするよ?」


「好きに動いて」


「え?」


「兄貴がしたいようにして。アタシがそれに合わせるから」


 とんでもなくアバウトな説明だったせいか呆ける兄貴に対して、簡潔に自分の考えを言い聞かせる。


「もっと自由に戦って良いのよ。今の兄貴は本物の戦闘とか、マフィア相手だとか、自分が負けたらとか、そういった事情が頭にあるせいで考えも戦い方も堅くなってる。そういったの全部忘れて、ただ倒すことだけ考えればいいの」


 誰ともフラグを建てず、友理が瑠維ちゃんのルートを前倒しにした弊害ね。

 徐々に徐々に時間を掛けて覚悟とか信念とか、そういったここぞの場面で活躍する主人公らしさが育つ土壌が無かったせいで、想定外の出来事にまだ弱い。


 友理は前世が男だったからか、普通の男目線で“主人公”って存在を見ているけど、女目線で見る“主人公”はまた違ってくる。



 本気で恋をした男の子っていうのは誰よりも強いのよ。


 まぁ、アニメから得た知識だけどね。



「……その、何だ。サンキューな。少し落ち着いた。分かっていたつもりだけど、命の掛かった実戦って、こんなに違うのな」


「戦える?」


「もちろん!」


 そこにさっきまでの情けない顔は無い。前世のアニメでたまに見ることのできる“主人公”としての男らしい顔があった。

 こういうところは初めて会った時から変わっていないわね。普段はどこにでもいる男子な雰囲気のくせに、覚悟が決まれば“男”の顔になるんだから。


(原作の明日奈ちゃんも、そういうところを好きになったのかなぁ?)


 アタシが明日奈になった時点で真実は闇の中か……


「相談は終わったかしら~?」


「キミたちの最後となる会話、許してやったボクらに感謝するといい」


 律儀に待ってくれていた――ああ違うわね。完全にこっちのこと舐め始めた――ポリーナとイヴァンが再び異能を発動させる。


「アタシも覚悟を決めましょうか」


 懐から出した赤い液体の入った小瓶の栓を抜き、飲み干す。

 それは友理が『第28柱ベリト』の能力――錬金術で作ったというアタシ専用の異能補助薬。もしもピンチになるようなら使えと言われ渡されたモノ。使うとしばらく副作用が出るって話だけど……


「知るかってのよ!」


 口の中に広がった野菜ジュースの味を無視して、いつでも動けるようにする。



 アタシだって『ヴァルダン』が好きな転生者なのよ! これ以上、友理にばかりおんぶに抱っこでいられるものですか!!

 瑠維ちゃんに手ぇ出すんなら容赦しないわ!



「今度こそ焼き殺してやるわ。……イヴァン!」


「惨たらしくあの世へ行きたまえ。『不吉もたらす茨イービル・ソーン』!」


 イヴァンの異能がアタシたちに襲い掛かり、




「すまない。遅くなった」




 異能の茨がいとも容易く――切り裂かれた。

 それこそ、薄っぺらい紙でも破るように。


 この攻撃は……!?


「めぐみ!」


「鬼島さん!」


 そこには異能『勇敢なる騎士ブレイブ・ナイト』の剣を持ち、残心するめぐみが。


「不甲斐なくてすまない。聞こえたよ、明日奈の叱責と覚悟。それと昔、友理に言われたことを思い出した。難しいことは全部忘れてしまえと。そうだ、難しいことなど考えずに思った通りのことをするだけで良かったんだ!」


 やだ、横顔がイケメン。兄貴より主人公っぽい。

 アニメの文化祭で宝塚風の男役をしたエピソードを思い出しちゃった。あれって最終的にヒロインの役やったのがキたのよねー。


 本当ならここで素直に参戦してくれたことのお礼を言うべきでしょうけど……ちょっと、いや、かなり? 直視しづらいものが。


「めぐみ? あの、相手してた部下の男たちなんだけど……」


 どうして、股の間に手を入れて白目の泡吹いた状態で意識失ってんの?


「難しいことを全部忘れて閃いたんだ。少し大げさに剣を振るうと防御してくる、だから……その隙に股を本気で・・・蹴ればいいのだと」


「「ひっ!」」


 絶句。

 兄貴とイヴァンに至っては顔を青くして内股になっていた。


 あー、そういえばめぐみって公式のキャラクター紹介によれば、一度吹っ切れると一気に駆けていくタイプだったっけ。

 文化祭のエピソードもそんな場面があったし……


「……オレ、鬼島さんにだけは逆らわない」


「うん、その…………うん」


 予想外の所で『めぐみルート』への道に進む可能性が減ったわね。


「~~~! まぐれで調子に乗らないでもらおうか!」


 さっきよりも多く、イヴァンの異能である茨が襲い掛かる。後ろの方ではポリーナがより右手を発光させて技の準備をしているのが窺える。


 でも、もう半端に恐がる奴は1人もここにいない。


「私が道を切り開こう。意地でも通さないさ」


「ちょっと考えがある。女の方はオレに任せてくれ」


「じゃあ、アタシはナルシストの担当ね」


 準備は整った。反撃開始よ!


「おとなしくやられたまえ!」


「通さないと言った。『剛剣・破断』!」


 襲い掛かる大量の茨。それをめぐみは……一振りでほとんど断ち切った。

 異能を斬る剣。その真価は、直接触れていなくても能力を引き上げるによって斬り裂く範囲や、斬り裂ける威力を増すこと。

 異能の力以上に本人の力量が試されるけど、めぐみはやってのけたんだ。


「そんなバカなことがあるか!」


「『三日月の舞』」


 角度を変えて襲い掛かる茨を半円状に斬る、その動作を何度も繰り返す。

 どれだけ勢いを増そうが……めぐみには、アタシたちには届かない。



 そして時間を稼いでくれれば、今のアタシはどんなモノでも創れる。



「完成『メタスタシス・バズーカ』&『冬眠弾』!」


 普段ならどれだけ短い時間しか使えないように設定しても、数秒で創れるはずがないアーティファクトを簡単に創造する。

 それも2つ。


「ふぅ、チャンスは1回。やるわよ明日奈」


 バズーカ砲を肩に担ぎ、イヴァンに狙いを定める。


「何しようとしてんのガキィイイイイイイイ!!」


 アタシの行動に気付いたポリーナが異能の力を宿した右手を構え、向かってきた。向こうも準備を終えたのか、『太陽の手アポロン・ハンド』から感じる熱量は格段に上がって光量も増していた。

 離れているはずなのに信じられないほど暑い。

 これ以上、近づかれたら目を開けるのも辛くなる。




「『影転移』」




 兄貴が何もしなければ、だけど。


 異常に輝いていたことで影が大きくなった・・・・・・・・・イヴァンの茨、その最もポリーナに近い影から兄貴がぬるりと出てきた。

 事前にコピーした忍ちゃんの『シャドウ・ドミネーション』の力によって。


「――っ!?」


 突然目の前に現れた兄貴を前に驚愕しつつも、右手を振るうポリーナ。

 凄まじい熱量をもった手が兄貴を焼き殺す――ことはなかった。


「『太陽の手アポロン・ハンド』!!」


 同じように白金に輝く右手を使って迎え撃ったから。


 2つの『太陽の手アポロン・ハンド』、それが真正面からぶつかって、周囲の水分が蒸発するかのような音が鳴る。


「ウソッ!? どうしてオマエが『太陽の手アポロン・ハンド』を!?」


「コピー条件、【殺意を向けられた状態で立ち向かう】。感謝するよ、本気で殺意向けてくれて! こいつはそのお礼だ――『気功脚』!!」


「ガハッ……!」


 凛子ちゃんの異能『気功術』。

 それをコピーしたことで繰り出された兄貴の蹴りはポリーナの腹部に突き刺さり、意識を奪った。それを証明するように、あれだけ光っていた右手は輝きを失っていく。


「な、ポリーナ!?」


「今!」


 向こうの意識が逸れた瞬間を狙い、引き金を引く。

 軽い爆発音と共に発射された弾はイヴァンへとまっすぐ飛んでいった。


 慌ててめぐみに斬られていない茨を集めて防ごうとするけど――無駄よ。


「ごめんなさい。このバズーカで撃ち出された弾、転移できるのよね」


 アタシの言った通り、茨によって迎撃されそうになった弾はその直前、一瞬消えたあとイヴァンのすぐ近くに出現した。

 敵からしたら悪夢みたいな力ね。


 イヴァンは万一操作を誤った時のため、自分の周囲には茨を展開させていない。さながら台風の目みたいに。だからもう、防げない。


 弾は当たる直前に光りだす。

 イヴァンを囲むよう、魔方陣を展開して。


「何だ、何が起きているんだ!」


「そうそう、さっきはそのアーティファクトのこと『冬眠弾』なんてダサい名前で呼んだんだけど、正式名称は――『コールドスリープ・ブレット』って言うの。SF映画とかで聞いたことある単語じゃない?」


「まさ……か…!?」


「許可無く目覚めることは許さないわよ――『眠れ』」


 アタシの放ったキーワードに反応し、イヴァンを真っ白な冷気が包み込む。

 冷気が散って出てきたのは、正方形の氷の中で微動だにしない…いや、出来ないイヴァンの姿だった。


「死にはしないわ。あとで必ず豚箱にぶち込むんだから」


 氷づけのイヴァンは答えられない。

 でもアタシには、その表情が恐怖で引きつってるように見えた。





「……勝ったか?」


「やめなさい。それフラグよ」


「一先ずアルカに連絡を入れよう。奴らの『Heartギア』を無効化するんだ」


「アルカにハッキングしてもらえば、コイツらもただの人間だし」


「未だに信じられないけどね。『Heartギア』そのものに干渉できるなんて」


「ところで兄貴、よく向こうの方が出力は上だったのに異能を受け止められたわね? 熱とかすごかったけど大丈夫なの?」


「あぁ、『気功術』で全身を防御していたんだ。……本当に使い勝手いいなこの異能。がんばって条件満たして良かった」


「あーあ、けどこれで兄貴も女性に手を出した男になったわねー」


「おい」


「冗談よ」


「オレが出したのは脚だ。手は出してない」


「何よその屁理屈? ま、義妹として見なかったことにしてあげるわ」


「仲が良いねキミたち」




~おまけ1~

[現在の香坂拓也の異能『多重異能複写デュアル・コピー』のストック]

・『迷宮ラビリンス』(条件:???【学園の先輩からコピーする】)

・『植物魔法プラント・マジック』(条件:友好的にお互い挨拶する)

・『太陽の手アポロン・ハンド』(条件:殺意を向けられた状態で立ち向かう)

・『シャドウ・ドミネーション』(条件:使い手の上位に当たる存在から許可される)

・『気功術』(条件:10回以上本気の模擬戦を行う)





~おまけ2~

[もしもポリーナの対戦相手が友理だったら]


ポリーナ(#゜Д゜)「このポリーナ様の『太陽の手アポロン・ハンド』で焼け死ね!」


友理(´・ω・)「太陽の手、か。パン職人でも目指してるの?」


ポリーナ(#゜Д゜)「何の話だ!?」


友理(´・ω・)「う~ん、でもそこまで熱いとパンが発酵する前に消し炭になっちゃうと思うぞ? 手作りパンを作ってみて分かったけど、温かければ良いというものではない奥深さがあるんだ」


ポリーナ(#゜Д゜)「だ・か・ら! 何の話だぁ!?」


友理(´・ω・)「あ、ところでさ。日本にはロシアパンって菓子パンが売ってるんだけど、本場ロシアの人からしてロシアっぽいと思う?」


ポリーナ(##゜Д゜)「~~~!!(言語化不能の罵倒)」



~おまけ3~

・第28柱ベリト:錬金術



【元ネタ】

・焼きた〇ジャパン

 →太陽の手


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― 新着の感想 ―
[一言] 太陽の手でなぜパンかと思ったけど、なんやて!? のネタだった件。 友理(´・ω・)「○ヴァンも居たからパン種もそろってて、このコンビはベストマッチだよ! 植物として小麦を出して、○ヴァンで…
[一言] 手の形にガラス化してる模様の陶器とか面白いと思う お化け屋敷のオブジェとか、ホラーマニアに売れそう マフィア廃業したら陶芸家を目指すべき パン屋は無理そうね(天丼
[一言] VS友理の全員分のパターン見てみたいな
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