第100話 更にお猫様に子育て支援をしてもらいます(2)
自分の仙術での作業は上手くいかないのだと、小さな子共特有の親への不満や我儘……。
そして自分が兄や姉たちのように仙術スキルの発動が上手くいかないための八つ当たりを父親のぼくに……。まあ、瀬名は眠たいのかな? 寝くじもくり始めたのかも知れない。
まあ、そんな我が家の四番目の姫さまに対してぼくの方も、こちらの世界……。異世界にきて日にちも経てば、最初よりも更にパパとしてスキルアップのグレードアップだから!
ぼく自身も子育てに馴れてきたから、父親らしく穏やかに。
「うぅん、瀬名……。そんなことはないよ。パパは瀬名や晋作、美麗、江乃の様子も洗濯しながらだけれど。チラチラと見て確認をとっているよ……。四人はパパの大事な子供たちだから……。特に瀬名は今日のメンバーでは一番小さいからパパは事ある毎に、瀬名の様子は注意深く窺っているよ」
ぼくは微笑みながら告げた。
「……うそ、うそだもん、パパが瀬名に言っていることは……」
しかしぼくが瀬名に説明をしてもこの通りでね。瀬名はぼくのことを嘘つき者だと、拗ね、不満を漏らしてくる。
「瀬名は何でパパがうそつきだと思うのかい?」
ぼくは瀬名とは距離が離れているから遠目になるけれど。それでも家の可愛い姫さまを遠目であろうとも優しく見詰めながら穏やか、父親らしく尋ねてみた。




