第99話 更にお猫様に子育て支援をしてもらいます(1)
「できた!」
「できましたわ!」
美麗が一人、ファイティングキャットとの武術の稽古に熱を入れ。
「えい!」、「やぁ!」
家の長女の姫さまが威勢のある声を出しながら独占状態で稽古を続けていると、晋作と江乃の二人も仙術スキル《《制作》》、《《コモンクリエイト》》を使用して木の枝の寄せ集め……。
そうゴミや廃棄物を使った異世界にも優しい《《リサイクル制作》》で木製──練習ようの槍の制作が二人は終わったと告げてくるけれど。
「うわぁ~、ん! パパ~! 瀬名はまだ練習ようの槍ができません」
まあ、テンプレ、お約束通りにこの中で一番の末っ子になる瀬名はまだ武術の練習用の槍が制作できないと泣き、喚き始めるから。
「瀬名、がんばれ! パパも見ているし、応援しているぞ! だからがんばるんだ!」
ぼくは可愛い四番目の姫さまを、叱咤激励をした。
「パパのうそつき……」
しかし瀬名は『ヒク、ヒク』と泣き癖つけながらぼくへと不満を漏らしてくるから。
「パパがいつ瀬名にうそをついたのかな?」
ぼくは優しく瀬名に尋ねた。
「……だってパパは先ほどから洗濯ばかりをしているから、瀬名が仙術で制作をしているのを見ていないはずです」
瀬名は自分の仙術スキルの発動の最中に、ぼくが洗濯の最中だから自分のことをちゃんと見てくれていないから。
(お願い)
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