第42話 ぼくの特殊能力と技量は?(7)
「……そうなんだ?」
「うん、そうだよ……。だってサラの仙人・冒険者としての能力レベルは女神だから70近くぐらいはあるよ。──それを受けても死なずに鼻が折れるだけで済んでいる健ちゃんのレベルはもっと上で、流石父ちゃんが子供の時から目をつけていたサラのお婿さんだと、やっぱり関心をしたもんね。健ちゃんの、打たれ強さ、基礎防御力のレベルの高さをみてさ、サラは『ほぅ』と関心をしたもの……。ねぇ、アヤ?」
「うん、そうね、健太は身体が小さいけれど、幼い頃から私のことを近所のガキ大将たちから守ってくれたもんね」
「うん、そうそう、あの時の健ちゃんはカッコ好かったね、アヤ……」
「ええ、そうね、サラ……」
サラだけではなくアヤも……。そしてぼくが大変に苦手としている義父も実はぼくのことを幼い頃から藍華姉ちゃんと言うよりは彩だったのかな? 二人の婿にしようと決めてくれていたみたいでね。
あの冷たい目……。
そう義父は、いつもぼくの顔を見れば微笑むこともなく、彼は無表情で冷たい目をしているように見えたけれど、実は照れ隠しだったのかな? と思うのと。
サラの説明を聞き、この世界にもぼくがアニメやマンガ、ライトノベルで観て読んだ異世界ファンタジーの定番である《《冒険者レベル》》が《《仙人レベル》》として実在するんだと思うと、ぼく自身もワクワクするから。




