第72話 子供達に仙術を教えます(4)
「……仙術スキルの発動は、自分の脳内妄想……。イメージと言う奴でね、パパが今脳内イメージで欲しいなと思ったのが乳母車でね。以前みんなに制作した自転車も、パパが唱えた御経、呪文は同じ言葉の区切りでね……。例えばさ、晋作が戦術スキル《《制作》》の対価になるような空き缶や砂鉄、鉱石が含まれた石や木々を拾ってきて、それを対価に、今パパが唱えた御経で仙術スキル《《制作》》発動をおこなう時に、自分の頭の中で槍や戟、矛、刀の中のどれかが欲しいと、どんな形の物が欲しいのかを妄想、イメージして発動すれば槍や刀、短剣等が制作できると言うことだよ」
ぼくはできるだけ晋作や美麗……江乃に瀬名が容易く理解ができるように何度も同じ言葉を使用して説明をした。
「……ではお父上さま! わらわが今の御経を唱え、仙術スキル《《制作》》を発動して『わらわは刀が欲しい……。それもこんなデザインの物が欲しい』と願いながら発動すれば、この大型の乳母車ではなく、刀が現れると言うことですか?」
美麗が真剣な眼差しでぼくに尋ねてきた。
「うん、そうだよ、美麗……多少はデザインが変わるかもだけれど、ちゃんと刀が出現するよ」とぼくは美麗へと説明をすれば。
「もしも素直に出ないのならば美麗の集中力が足りないと、そんな感じだから集中力をつける訓練とか? 常日頃からパパのように妄想癖がつくようにしたらいいかな。あっ、ははは」と。




