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第543話 アイカ無双! (2)

 今は各自各々が王都近郊から遠距離攻撃により、見えない敵とその破壊力により混乱を生じて、自軍を纏めるのが精一杯な状態へと陥っているとの報告が次から次へと、盟主のジタンと副将件参謀のヒビキの耳へと入るから。二人は先陣から後方へと一気に退却を計り。そのまま自分の領地へと逃げる選択を選び、自分の愛鳥ミュイの手綱を引くのを辞め。手綱を緩めるのだが。



「貴様等~! 退け~! 退くのだ~! 自分の命が惜しい者はわらわの前に立ち塞がるなぁ、あああっ!」


 そう、何処からともなくアイカの勇んだ台詞──! それも大変に荒々しい声音で聞こえるから、ジタンとヒビキの二人はギク! と身体が跳ね。その後二人は一瞬だが、己の身体が硬直した! そして自分の額と背に冷たい物がタラリと垂れるから恐る恐ると後方……。敵将アイカの声がした方へと視線を変えるジタンとヒビキの二人だった。



 ◇◇◇

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