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第506話 僕の策(2)
「えっ! いや……。あっ、ははは……」
でも僕の側近……。実質、国王専属の装甲隊の副将と言っても過言でないバーンは、自分の口に物でも入っているような、間の開いた物言いをするから。
「……ん? どうした、バーン。身体の体調が優れないのか?」
長兄のベイが弟のバーンへと首を傾げ問う。
「えっ、いや、ベイ兄さん……。僕は別に身体の体調の方は何処も悪くはないし、何時も万全でいられるように管理しているから大丈夫だけれど。只陛下が……」
バーンは自分の兄へと体調の管理は大丈夫だと告げれば。僕の方へと首を回してチラリと意味深に見詰めてくるから。僕はベイやフォンジ卿、ボーンを見渡すように見詰め。
「実はね」と声をかける。
「えぇ、えええっ!」
「嘘~?」
「本当ですか、陛下?」
ベイとバーンが僕の策と下知を聞き驚嘆すれば、フォンジ卿が尋ねてくるから。
「うん」と僕は頷き。




