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第493話 義父の謝罪(2)
「いいえ、いいえ、フォンジ卿頭を上げてください……。兄上達も僕に頭を下げるのは一度でいいので、そこまでへりくだらないでくだい。今日は僕だけではなく、実の娘や息子、弟、妹になるミュイーやバーンもいることですから」と。
まあ、まあ、そこまでしなくても僕は穏便に告げる。
「それに今回の敗戦と撤退の件は僕にも責任があることなので気にしないでください。あっ、ははは……」
僕は自分の前で正座をしながら頭を下げるフォンジと義理の兄二人に向かって、自分の頭……。後頭部に手を当てながら、この場の雰囲気をよくするように笑い誤魔化しながら再度三人と。その後ろに控える義父の重臣達へと告げる。
「……ん? 陛下? この度のフォンジ卿の敗走が自分の責任とは、どう言う意味ですか?」
第二騎士団の団長でもあり、僕の妃でもあるフェイトが自分の首を可愛く傾げ、エルフ萌えで尋ねてきた。




