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第422話 今日もみなの目を気にせずに(7)
だから小煩い舅さまを大臣の位につけて好きなようにさせているのだと孫二人……。
家の御妃さま二人が苦笑いを浮かべながら教えてくれたのだが。
う~ん、僕も少しばかり困っているのだ。
だって今日も我が一族御老体……。舅さまは……。僕に対してイ○ネン中佐だよ!
今日も僕達の訓練の邪魔をしにきたから困ったな~と思う。
「陛下……。嫌、婿殿……。こんな貧弱な住民達を高価な給金で兵として雇い入れ。訓練をさせて何の役に立つのですか……? こんなくだらない事……。役にも立たないような事をするぐらいならば。近衛騎士団の給金を上げてやり、婿殿に靡かせ、自分の思ぅがまま働く事が可能な兵にした方が効率的ではないですか……? 奴等は代々武に秀でた一族の者達……。その中でも優秀な者達ばかりが集うのが、我が国自慢の騎士団達ですから。そうしなさい」と。




